アルメニア学園、ある日の休み時間。
やはりこういう時間の過ごし方にも個性が出るようで、ボールをかついで校庭に出る者や、教室で談笑を楽しむ者など、各々が休み時間を満喫し始めた。
「ふぃ~、危なかった」
そんな中、廊下をすたすたと歩く青年が1人。
オリーブ髪の彼だ。
彼は、チャイムが鳴ると同時に、真っ先に教室を出た。
その理由は他でもない、お手洗いに行くためである。ちなみに大の方だった。
何とか間に合ったのか、ほっとしたような表情の青年。
そんなに危なかったのなら、授業の途中で手を挙げればいいものを。
だがそんなことは彼の謎のプライドが許さないらしい。
...と、そんな話もほどほどに、オリーブ髪の青年は走り出した。
廊下で走るなと、さんざん怒られてきた彼だが、まったく響いていない。
青年が目指したのは、2人の生徒の元だ。
「おーい、ルクス、ヒール!」
「あっ、レオ...」
「廊下を走るな」
1人は白髪のルクス。
呆れたように、生活指導の先生のようなセリフを言う。
オリーブ髪の彼は、お前だってたまに走ってるくせに、という言葉をぐっと飲み込んだ。
もう1人は、背が飛び抜けて高い青年だ。肩ほどまである青い髪をハーフアップにしている。
ヒールというらしい。
彼は、その高い身長も目立つが、額に生えている立派な一本の角も特徴的だった。
レオと呼ばれたオリーブ髪の青年は、無理矢理2人の間に割り込んだ。
2人とも、さして気にしたような様子はない。
「で?何の話?」
「勉強会の話だよ、次はいつにしようかって」
「丁度よかった、お前も来るだろ?」
げ、と、レオは思わず声を上げた。
ルクスの笑顔の圧が怖い。
ヒールはきょとん、と、純粋そうな瞳を瞬かせた。
「でも来ないとしてどうするの?レオ、1人じゃ何もできないでしょ」
「うぐぐ...」
「補習になっても知らないからな」
「うぐぐぐ...」
レオはついに観念した。
「おっしゃる通りです...参加させてください...」
「よろしい」
やはりこういう時間の過ごし方にも個性が出るようで、ボールをかついで校庭に出る者や、教室で談笑を楽しむ者など、各々が休み時間を満喫し始めた。
「ふぃ~、危なかった」
そんな中、廊下をすたすたと歩く青年が1人。
オリーブ髪の彼だ。
彼は、チャイムが鳴ると同時に、真っ先に教室を出た。
その理由は他でもない、お手洗いに行くためである。ちなみに大の方だった。
何とか間に合ったのか、ほっとしたような表情の青年。
そんなに危なかったのなら、授業の途中で手を挙げればいいものを。
だがそんなことは彼の謎のプライドが許さないらしい。
...と、そんな話もほどほどに、オリーブ髪の青年は走り出した。
廊下で走るなと、さんざん怒られてきた彼だが、まったく響いていない。
青年が目指したのは、2人の生徒の元だ。
「おーい、ルクス、ヒール!」
「あっ、レオ...」
「廊下を走るな」
1人は白髪のルクス。
呆れたように、生活指導の先生のようなセリフを言う。
オリーブ髪の彼は、お前だってたまに走ってるくせに、という言葉をぐっと飲み込んだ。
もう1人は、背が飛び抜けて高い青年だ。肩ほどまである青い髪をハーフアップにしている。
ヒールというらしい。
彼は、その高い身長も目立つが、額に生えている立派な一本の角も特徴的だった。
レオと呼ばれたオリーブ髪の青年は、無理矢理2人の間に割り込んだ。
2人とも、さして気にしたような様子はない。
「で?何の話?」
「勉強会の話だよ、次はいつにしようかって」
「丁度よかった、お前も来るだろ?」
げ、と、レオは思わず声を上げた。
ルクスの笑顔の圧が怖い。
ヒールはきょとん、と、純粋そうな瞳を瞬かせた。
「でも来ないとしてどうするの?レオ、1人じゃ何もできないでしょ」
「うぐぐ...」
「補習になっても知らないからな」
「うぐぐぐ...」
レオはついに観念した。
「おっしゃる通りです...参加させてください...」
「よろしい」