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この小説には微グロ要素が含まれます 苦手な方はお気をつけください
「ほう?我は良いぞ。面白そうじゃ」
いつまで経ってもルクルの面白いの判断基準がわからない。
何が娯楽になるのかもさっぱりだ。
「…ルリはどうじゃ?」
「勝手にしろ」
「だ、そうじゃ。ふ…またしても楽しくなりそうじゃな…」
ルクルはそう言ってニヤニヤと笑っていた。
何が楽しいのやら。
「ありがとうございます。…そう言えば、まだ名乗ってすら居ませんでしたね」
「そうじゃったか?わしの名はルクルじゃ…ほれ、お主も」
そう俺に自己紹介を促す。
ルクルに逆らっても良いことは無い。逆らう理由も無い。
「……ルリ、だ。きっと」
確か、そんな名前だ。
「ルリさん、ですね。私はユリアナです。よろしくお願いします」
「………もう日も暮れますし、よければうちの宿に泊っていきませんか?」
「ふむ…宿か。ここ最近野宿ばかりじゃし…たまには良いかもしれぬなぁ」
「ではご案内します。…着いてきてください」
「ここが…」
ユリアナに案内されてたどり着いたのは、古びた一軒家だった。
「どうぞ、中へお入りください」
そう言われ、一歩入った瞬間、空気がピリつくような感覚を覚えた。
この感じは知っている。何度も感じたことのある、この空気感は…
「………わずかに殺意を感じる」
「ふむ…そうじゃな。……よそから突然やってきたわしらに警戒しているだけかもしれん」
とルクルは言う。
悪いがそんなことはない。この殺意は本物だ。
必ず殺す。そんな気を発している。
「…お部屋はこちらで……どうかされましたか?」
「…いや、なんでもないぞ」
何はともあれ、室内でゆっくりできるならばそれで良いだろう。
…何が良いんだ?
「…???」
「どうしたんじゃ、ルリ」
「…いや、なんでも」
変な気分になって居たところに、コンコンというドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します。…夕食の準備ができました」
「夕食?至れり尽くせりじゃな」
「?…当たり前じゃないか…?」
「当たり前なわけないじゃろう。最近は戦争のせいか景気も悪い、食事を出す宿なんぞそうそう無いぞ」
宿に泊まれば夕食が出てくるのは当たり前だと思っていた。
なぜだろうか。今まで宿に泊まることなんてなかったはずなのに。
「あの…?」
「ふむ、待たせておったな。すまぬ」
「いえいえ。では、こちらへどうぞ」
そうして、椅子に座る。
…なんだ、これ…。何なのかはわからないが、本能のようなものがこれは危険なものだと言っているような気がする。
《ルクル、これ…毒だ》
《…やはり、殺意は本物じゃったようじゃな…。なんの毒か鑑定する。それまで毒がなさそうな物を食べておれ》
そう言って…いや、考えての方が正しいのだろうか。互いに思考を読み取って口に出さずに会話しているのだから、考えてが正解だろう。
そんな会話をし、ルクルは毒の鑑定を行った。
《これは……害はないようじゃな…。睡眠薬のような物…かなりの時間眠ってしまうようじゃ》
《そうか》
《ふむ…このまま食わぬのも怪しまれる。………わしに良い考えがある》
「ちと、わしはお手洗いに行きたいのじゃが…。場所を教えてくれぬか?」
「それでは、僕がご案内します」
「___…ん…ご馳走様でした」
「ごち…?とは、なんですか?」
「…?なんだろうな、?」
ご馳走様でした…体に染み付いたような当たり前…。
どうしてなんだと疑問ばかりだ。
といろいろ考えていると、急激な睡魔に襲われた。
「あ…れ、ね、む…」
「腹が膨れて眠ってしまいましたか?……仕方がありませんね、お部屋まで運びましょう」
「…………」
いつまで経ってもルクルの面白いの判断基準がわからない。
何が娯楽になるのかもさっぱりだ。
「…ルリはどうじゃ?」
「勝手にしろ」
「だ、そうじゃ。ふ…またしても楽しくなりそうじゃな…」
ルクルはそう言ってニヤニヤと笑っていた。
何が楽しいのやら。
「ありがとうございます。…そう言えば、まだ名乗ってすら居ませんでしたね」
「そうじゃったか?わしの名はルクルじゃ…ほれ、お主も」
そう俺に自己紹介を促す。
ルクルに逆らっても良いことは無い。逆らう理由も無い。
「……ルリ、だ。きっと」
確か、そんな名前だ。
「ルリさん、ですね。私はユリアナです。よろしくお願いします」
「………もう日も暮れますし、よければうちの宿に泊っていきませんか?」
「ふむ…宿か。ここ最近野宿ばかりじゃし…たまには良いかもしれぬなぁ」
「ではご案内します。…着いてきてください」
「ここが…」
ユリアナに案内されてたどり着いたのは、古びた一軒家だった。
「どうぞ、中へお入りください」
そう言われ、一歩入った瞬間、空気がピリつくような感覚を覚えた。
この感じは知っている。何度も感じたことのある、この空気感は…
「………わずかに殺意を感じる」
「ふむ…そうじゃな。……よそから突然やってきたわしらに警戒しているだけかもしれん」
とルクルは言う。
悪いがそんなことはない。この殺意は本物だ。
必ず殺す。そんな気を発している。
「…お部屋はこちらで……どうかされましたか?」
「…いや、なんでもないぞ」
何はともあれ、室内でゆっくりできるならばそれで良いだろう。
…何が良いんだ?
「…???」
「どうしたんじゃ、ルリ」
「…いや、なんでも」
変な気分になって居たところに、コンコンというドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します。…夕食の準備ができました」
「夕食?至れり尽くせりじゃな」
「?…当たり前じゃないか…?」
「当たり前なわけないじゃろう。最近は戦争のせいか景気も悪い、食事を出す宿なんぞそうそう無いぞ」
宿に泊まれば夕食が出てくるのは当たり前だと思っていた。
なぜだろうか。今まで宿に泊まることなんてなかったはずなのに。
「あの…?」
「ふむ、待たせておったな。すまぬ」
「いえいえ。では、こちらへどうぞ」
そうして、椅子に座る。
…なんだ、これ…。何なのかはわからないが、本能のようなものがこれは危険なものだと言っているような気がする。
《ルクル、これ…毒だ》
《…やはり、殺意は本物じゃったようじゃな…。なんの毒か鑑定する。それまで毒がなさそうな物を食べておれ》
そう言って…いや、考えての方が正しいのだろうか。互いに思考を読み取って口に出さずに会話しているのだから、考えてが正解だろう。
そんな会話をし、ルクルは毒の鑑定を行った。
《これは……害はないようじゃな…。睡眠薬のような物…かなりの時間眠ってしまうようじゃ》
《そうか》
《ふむ…このまま食わぬのも怪しまれる。………わしに良い考えがある》
「ちと、わしはお手洗いに行きたいのじゃが…。場所を教えてくれぬか?」
「それでは、僕がご案内します」
「___…ん…ご馳走様でした」
「ごち…?とは、なんですか?」
「…?なんだろうな、?」
ご馳走様でした…体に染み付いたような当たり前…。
どうしてなんだと疑問ばかりだ。
といろいろ考えていると、急激な睡魔に襲われた。
「あ…れ、ね、む…」
「腹が膨れて眠ってしまいましたか?……仕方がありませんね、お部屋まで運びましょう」
「…………」