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この小説には微グロ要素が含まれます 苦手な方はお気をつけください
どれだけ、経っただろうか。
何が起こったのかわからなくて、でも悲しい気持ちは変わらなくて。
感情がぐちゃぐちゃで、ぐるぐるで、涙が溢れてきて。
今すぐ戻りたい気持ちと、せっかく逃されたのに命を無駄にしてしまうのではないかという考えがぶつかりあって、
さらに感情をかき混ぜる。
死にたい。死ねない。死なせない。死んではならない、絶対に。
そんな僕を縛る呪いが、さらに、どんどん、苦しめる。
苦しんで、苦しんで、突然、薄れる。
「……?」
すると突然、声が聞こえてきた。
「___ふむ。お主の[漢字]顔[/漢字][ふりがな]表情[/ふりがな]は楽しくなさそうじゃ」
「…誰だ」
突然現れた人物。敵でも味方でもどちらでもいい。さっさとどこかに行って欲しい。
「殺意の籠もった目じゃな。ふむ、そういう[漢字]顔[/漢字][ふりがな]表情は[/ふりがな]好きじゃぞ」
「………誰なんだ」
「おっと、殺意がましたな。殺されるのは簡便じゃ、自己紹介でもしよう」
謎の人物はくるっと回って振り向き、指を僕の頭に押し当てて
「わしの名はルクル。仲良くしようぞ」
と、自分の名を名乗った。
「…………」
鬱陶しい。本当にどこかに行って欲しい。そんなことを言う気力もない僕は、ただ呆然とその場に立ち尽くす。
「冷たいのぉ。……わしは娯楽を求めて旅をしておる。人間達の町には面白いものがいっぱいじゃ。…戦争、というものは面白くなさそうじゃがな。あんなただ人々が死んでゆくだけの戦い、面白くもなんともない」
「お主はどうじゃ?戦争に加担している人間なのか?」
そんなわけない。あんな奴らと一緒にするな。
「……そうか、お主も反対側か。ふむ、お前とは仲良くなれそうじゃ。お主、名はなんと言う」
前にも一度名前を聞かれたことがあった。あれは誰だったか。上手く思い出せない。
「_____……リ……リー、…ル?…いや、ルリ、…ルリだ。多分」
「…ふむ、ルリか。実はな、最近思うんじゃ。一人じゃ娯楽は見つけにくい、と」
「もしお主…ルリが良ければ、一緒に旅をせぬか?わしはお主と娯楽を見つけてみたい。その時のお主の[漢字]顔[/漢字][ふりがな]表情[/ふりがな]を見てみたい…。どうじゃ?悪い話ではないぞ」
「旅…それは…人が死ぬか…?」
「…殺そうと思えば殺すが、別にわざわざ殺すこともないのぉ。その場の気分次第じゃ」
あいつらに復讐するためには、どうすればいいのか。
約束を果たすためには、この旅が必要かも知れない。
きっと、多分、必要だろうから。
「…僕………俺は、俺のしたいことをする。それでいいなら…」
「ふむ、交渉成立のようじゃな」
「これからよろしく頼むぞ、__ルリ」
「……あぁ」
何故か心に穴が開いているような、それをこれから埋められるような、埋められないような。
変な感情のまま、何故か乾いた目をこすり、俺は提案に頷いた。
何が起こったのかわからなくて、でも悲しい気持ちは変わらなくて。
感情がぐちゃぐちゃで、ぐるぐるで、涙が溢れてきて。
今すぐ戻りたい気持ちと、せっかく逃されたのに命を無駄にしてしまうのではないかという考えがぶつかりあって、
さらに感情をかき混ぜる。
死にたい。死ねない。死なせない。死んではならない、絶対に。
そんな僕を縛る呪いが、さらに、どんどん、苦しめる。
苦しんで、苦しんで、突然、薄れる。
「……?」
すると突然、声が聞こえてきた。
「___ふむ。お主の[漢字]顔[/漢字][ふりがな]表情[/ふりがな]は楽しくなさそうじゃ」
「…誰だ」
突然現れた人物。敵でも味方でもどちらでもいい。さっさとどこかに行って欲しい。
「殺意の籠もった目じゃな。ふむ、そういう[漢字]顔[/漢字][ふりがな]表情は[/ふりがな]好きじゃぞ」
「………誰なんだ」
「おっと、殺意がましたな。殺されるのは簡便じゃ、自己紹介でもしよう」
謎の人物はくるっと回って振り向き、指を僕の頭に押し当てて
「わしの名はルクル。仲良くしようぞ」
と、自分の名を名乗った。
「…………」
鬱陶しい。本当にどこかに行って欲しい。そんなことを言う気力もない僕は、ただ呆然とその場に立ち尽くす。
「冷たいのぉ。……わしは娯楽を求めて旅をしておる。人間達の町には面白いものがいっぱいじゃ。…戦争、というものは面白くなさそうじゃがな。あんなただ人々が死んでゆくだけの戦い、面白くもなんともない」
「お主はどうじゃ?戦争に加担している人間なのか?」
そんなわけない。あんな奴らと一緒にするな。
「……そうか、お主も反対側か。ふむ、お前とは仲良くなれそうじゃ。お主、名はなんと言う」
前にも一度名前を聞かれたことがあった。あれは誰だったか。上手く思い出せない。
「_____……リ……リー、…ル?…いや、ルリ、…ルリだ。多分」
「…ふむ、ルリか。実はな、最近思うんじゃ。一人じゃ娯楽は見つけにくい、と」
「もしお主…ルリが良ければ、一緒に旅をせぬか?わしはお主と娯楽を見つけてみたい。その時のお主の[漢字]顔[/漢字][ふりがな]表情[/ふりがな]を見てみたい…。どうじゃ?悪い話ではないぞ」
「旅…それは…人が死ぬか…?」
「…殺そうと思えば殺すが、別にわざわざ殺すこともないのぉ。その場の気分次第じゃ」
あいつらに復讐するためには、どうすればいいのか。
約束を果たすためには、この旅が必要かも知れない。
きっと、多分、必要だろうから。
「…僕………俺は、俺のしたいことをする。それでいいなら…」
「ふむ、交渉成立のようじゃな」
「これからよろしく頼むぞ、__ルリ」
「……あぁ」
何故か心に穴が開いているような、それをこれから埋められるような、埋められないような。
変な感情のまま、何故か乾いた目をこすり、俺は提案に頷いた。