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この小説には微グロ要素が含まれます 苦手な方はお気をつけください
それから約一週間後。
突然だが___
「リール!街に行こ!」
___街に行くことになった。
僕は晴れて養子に迎い入れてもらうことができた。まぁこの一週間色々あったが、それはまた別の機会に話そうとしよう。
僕達は今、レアンと、近衛騎士団副団長、ラエルを連れて街に来ている。経緯を説明すると少しばかり長くなるのだが、要するに街に欲しい物があって出向いたのだという。
ここ、アイラス王国王都カルレイスは、非常に貿易で盛んな街だ。全国のありとあらゆる物が集まっている。もはや無いものは無いと言うほどだ。
「で、何が欲しいの?」
「よくぞ聞いてくれました!でもね、驚かせたいからまだ内緒だよ」
「何時にもまして元気だね?」
「そりゃそうだよ!だって今日はお……っぃ秘密…」
どうしても驚かせたいらしいく、中々教えてくれない。仕方ない、大人しく驚かされておこう。
______________________________________
「着いたよ!さ、早く早く!」
「待ってくださいレン!そんなに慌てては危険ですよ!」
外や街、御忍びなどの時には、身元が割れないよう、あだ名で呼ぶようだ。…僕の場合どうなるんだ?
「ルリも早く〜!」
「そう来たか……__わかった!すぐ行く!」
レンに連れられやってきたのは、ごく普通の民家…だが、中に入ると印象がガラリとかわり、アンティークなお洒落な雰囲気を醸し出している。それと、何だか懐かしいお茶の匂いもするような気もする。
「よし!…ルリ、このお店にはね!なんとなんと…って言われても、実物見ないとわかんないよね」
「ラエル、いつものお願い」
「は、すでに注文済みです」
「流石、ラエルが見方でよかったよ」
「反応に困ります」
この二人の会話は何時見ても微笑ましいが、いつものとは一体なんなのだろうか。
「お待たせしました。こちらオゼンザイとオハギでございます」
オゼンザイとオハギ…何だか聞いたことのある響きだが、なんだったのかイマイチ思い出せない。
誰かが言っていたような気がしたが…誰だっただろうか。
…だが、この匂いは知っている。何度も母さんが作ってくれていた物だ。
「…皆、今頃どうしてるかな」
「ルリ、これが…あれ、どうしたの?まさか知ってた?」
「え?あ、うん、見たことはある…けど」
匂いは違うが、きっと味は違うだろう。母さんのお萩が食べたいなと思いつつも、いざ一口食べてみる。
「…ぁ」
あの味だ。母さんが作ってくれた、あの味だ。なんで…、もう一度食べられるなんて思ってなかった。
「ルリ?あ、また泣いてる…今度はどうしたの?」
「あ…レン…美味しくて…あの味で…っ」
「…そっか。美味しいよね。よかったね」
…その[漢字]後[/漢字][ふりがな]ご[/ふりがな]、少し落ち着いた[漢字]後[/漢字][ふりがな]あと[/ふりがな]、お萩とお善哉を食べ、その店を出た。一体なぜ、母さんの味がしたんだろうか。あれを作れるのは、母さんと、姐さんだけのはずだ。しかも、二人はもう…。
馬車に揺られながらそんなことを考える。すると、急激な睡魔に襲われたので、大人しく従っておくとしよう。
「リール、今日は楽しかった?」
「うん、楽しかった…よ…」
「…そっか。おやすみ、リール」
突然だが___
「リール!街に行こ!」
___街に行くことになった。
僕は晴れて養子に迎い入れてもらうことができた。まぁこの一週間色々あったが、それはまた別の機会に話そうとしよう。
僕達は今、レアンと、近衛騎士団副団長、ラエルを連れて街に来ている。経緯を説明すると少しばかり長くなるのだが、要するに街に欲しい物があって出向いたのだという。
ここ、アイラス王国王都カルレイスは、非常に貿易で盛んな街だ。全国のありとあらゆる物が集まっている。もはや無いものは無いと言うほどだ。
「で、何が欲しいの?」
「よくぞ聞いてくれました!でもね、驚かせたいからまだ内緒だよ」
「何時にもまして元気だね?」
「そりゃそうだよ!だって今日はお……っぃ秘密…」
どうしても驚かせたいらしいく、中々教えてくれない。仕方ない、大人しく驚かされておこう。
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「着いたよ!さ、早く早く!」
「待ってくださいレン!そんなに慌てては危険ですよ!」
外や街、御忍びなどの時には、身元が割れないよう、あだ名で呼ぶようだ。…僕の場合どうなるんだ?
「ルリも早く〜!」
「そう来たか……__わかった!すぐ行く!」
レンに連れられやってきたのは、ごく普通の民家…だが、中に入ると印象がガラリとかわり、アンティークなお洒落な雰囲気を醸し出している。それと、何だか懐かしいお茶の匂いもするような気もする。
「よし!…ルリ、このお店にはね!なんとなんと…って言われても、実物見ないとわかんないよね」
「ラエル、いつものお願い」
「は、すでに注文済みです」
「流石、ラエルが見方でよかったよ」
「反応に困ります」
この二人の会話は何時見ても微笑ましいが、いつものとは一体なんなのだろうか。
「お待たせしました。こちらオゼンザイとオハギでございます」
オゼンザイとオハギ…何だか聞いたことのある響きだが、なんだったのかイマイチ思い出せない。
誰かが言っていたような気がしたが…誰だっただろうか。
…だが、この匂いは知っている。何度も母さんが作ってくれていた物だ。
「…皆、今頃どうしてるかな」
「ルリ、これが…あれ、どうしたの?まさか知ってた?」
「え?あ、うん、見たことはある…けど」
匂いは違うが、きっと味は違うだろう。母さんのお萩が食べたいなと思いつつも、いざ一口食べてみる。
「…ぁ」
あの味だ。母さんが作ってくれた、あの味だ。なんで…、もう一度食べられるなんて思ってなかった。
「ルリ?あ、また泣いてる…今度はどうしたの?」
「あ…レン…美味しくて…あの味で…っ」
「…そっか。美味しいよね。よかったね」
…その[漢字]後[/漢字][ふりがな]ご[/ふりがな]、少し落ち着いた[漢字]後[/漢字][ふりがな]あと[/ふりがな]、お萩とお善哉を食べ、その店を出た。一体なぜ、母さんの味がしたんだろうか。あれを作れるのは、母さんと、姐さんだけのはずだ。しかも、二人はもう…。
馬車に揺られながらそんなことを考える。すると、急激な睡魔に襲われたので、大人しく従っておくとしよう。
「リール、今日は楽しかった?」
「うん、楽しかった…よ…」
「…そっか。おやすみ、リール」