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この小説には微グロ要素が含まれます 苦手な方はお気をつけください
「で、でっか…」
「まぁ、この国の王都だからね」
そういえばそんなことを言っていた気がする。
「じゃぁ、行こっか」
「え、どこへ?」
まさか、この城の中ではないはずだ。多分。きっと。そうであってほしい。
「何言ってるのさ。決まってるでしょ?カルフォンネ城だよ」
「え」
「さ、行きましょう」
…こうして、僕の城生活が始まろうとしていたのだった。
「まずは姉様にお願い…なんだけど、その前にまずは自己紹介かな」
「僕はレアン・カル・アイラス。この国の第二王子なんだ。レアンでいいからね」
レアン。名前から高貴さがわかるな。
「[漢字]私[/漢字][ふりがな]わたくし[/ふりがな]はキリア・ラエルです。近衛騎士団副団長を務めさせていただいております」
「このっ…!?ここに居て大丈夫なんですか!?」
近衛騎士団副団長と言うくらいなのだから、随分と忙しいはずだ。やることも多いだろう。
「はい、問題ありません。…この国は今、ノル様のお陰でとても平和です。数年前まではこうとは行かなかった…。ノル様には頭が上がりません」
ノル様というのはレアンの姉のことだろうか。近衛騎士団副団長と言う立場にあるからだろうか。言葉に重みを感じる。よほどすごい方なのだろうか。
「姉様はすごいんだよ!王様になってちょっとなのにすぐに国の人達に信頼されてて、それからっ、それ、から…」
急に沈下する。何かあったのだろうか。
「…やっぱりなんでもない!忘れて」
「レアン様…」
重い空気になる。このままだとまずいと思い、声をかけようとするも、出かかって止まるの繰り返しだ。
「あ…、ぁっ…あの!」
「な、何?」
「早く、行きませんか?その…善は急げって言うし…あれ?でも急がば回れとも言う…?」
どっちがいいのか…と悩んでいると、隣で「ふっ」っという鼻で笑うような笑い方が聞こえてきた。
「あっ、今馬鹿にしましたよね!」
「してないよ…ほんと。嘘じゃない」
「嘘っぽい…」
ちょっと傷ついたが、レアンに笑顔が戻ってよかった。馬車の中でもずっと笑っていなかったので、少し心配だったのだ。
思い返せば、自分よりも年下の少年。まだ小さい子供だ。そんな子に保護される立場、なんて。
そうだ。なら、守る立場になればいいのではないのだろうか。単純な話だ。鍛えて、鍛えて、鍛えれば良い。少しでもこの子の負担が減れば、それで…
「…リール?どうしたの、立ち止まって」
「はっ、あ、なんでもないです」
「そう?じゃあ行こっか」
それにはまず養子に迎い入れてもらうことが重要だ。養子に迎い入れてもらい、少しでも守られるという立場を変えることができれば。
「まぁ、この国の王都だからね」
そういえばそんなことを言っていた気がする。
「じゃぁ、行こっか」
「え、どこへ?」
まさか、この城の中ではないはずだ。多分。きっと。そうであってほしい。
「何言ってるのさ。決まってるでしょ?カルフォンネ城だよ」
「え」
「さ、行きましょう」
…こうして、僕の城生活が始まろうとしていたのだった。
「まずは姉様にお願い…なんだけど、その前にまずは自己紹介かな」
「僕はレアン・カル・アイラス。この国の第二王子なんだ。レアンでいいからね」
レアン。名前から高貴さがわかるな。
「[漢字]私[/漢字][ふりがな]わたくし[/ふりがな]はキリア・ラエルです。近衛騎士団副団長を務めさせていただいております」
「このっ…!?ここに居て大丈夫なんですか!?」
近衛騎士団副団長と言うくらいなのだから、随分と忙しいはずだ。やることも多いだろう。
「はい、問題ありません。…この国は今、ノル様のお陰でとても平和です。数年前まではこうとは行かなかった…。ノル様には頭が上がりません」
ノル様というのはレアンの姉のことだろうか。近衛騎士団副団長と言う立場にあるからだろうか。言葉に重みを感じる。よほどすごい方なのだろうか。
「姉様はすごいんだよ!王様になってちょっとなのにすぐに国の人達に信頼されてて、それからっ、それ、から…」
急に沈下する。何かあったのだろうか。
「…やっぱりなんでもない!忘れて」
「レアン様…」
重い空気になる。このままだとまずいと思い、声をかけようとするも、出かかって止まるの繰り返しだ。
「あ…、ぁっ…あの!」
「な、何?」
「早く、行きませんか?その…善は急げって言うし…あれ?でも急がば回れとも言う…?」
どっちがいいのか…と悩んでいると、隣で「ふっ」っという鼻で笑うような笑い方が聞こえてきた。
「あっ、今馬鹿にしましたよね!」
「してないよ…ほんと。嘘じゃない」
「嘘っぽい…」
ちょっと傷ついたが、レアンに笑顔が戻ってよかった。馬車の中でもずっと笑っていなかったので、少し心配だったのだ。
思い返せば、自分よりも年下の少年。まだ小さい子供だ。そんな子に保護される立場、なんて。
そうだ。なら、守る立場になればいいのではないのだろうか。単純な話だ。鍛えて、鍛えて、鍛えれば良い。少しでもこの子の負担が減れば、それで…
「…リール?どうしたの、立ち止まって」
「はっ、あ、なんでもないです」
「そう?じゃあ行こっか」
それにはまず養子に迎い入れてもらうことが重要だ。養子に迎い入れてもらい、少しでも守られるという立場を変えることができれば。