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狭間に生きる僕ら

#68

本当の自分(2)

『この消しゴムで出来たみたいな人、誰?』
気付けば晴馬が俺の右肩に乗り、フロストの方を見ていた。
「やぁ」
フロストが腰を屈めて晴馬に顔を近付けると、晴馬は小さな身体をビクリと震わせ、俺の半袖の袖口を通って俺の服の中に隠れた。フロストの目と、晴馬の火の玉がちょうど同じくらいのサイズだった。
「俺が獣神国に留学に行ったのは、宇宙全般に通用するような医学を学ぶためだったんだ。獣神国の王属医師団研究所ではレオと切磋琢磨したさ」
火の玉たちがフロストとレオをチラチラと興味深そうに見ながら、俺たちの隙間を縫うようにして出口を出て各自の部屋に戻っていく。晴馬はまだ俺の服の中でモゾモゾと身体を動かしている。
「医務室に向かいながら話すとしよう」
レオは、食堂の中で夜桜と何やら話していたリオネルを手招きし、フロストと並んで楓がいる医務室に向かって歩き出した。

カツ…カツ…

俺達の足音が、通路に響く。晴馬はお腹いっぱいになった上に、俺が歩く時の揺れが丁度揺りかごみたいになって気持ち良くなったのか、俺の服の中で眠り始めてしまった。俺の袖が、小さくプクリと膨らんでいる。
レオとフロストは、若かりし頃の…とは言ってもレオもフロストもまだ二十代なのだが、宇宙人は俺達の何百倍も賢いから、俺達で言う小学生くらいの年齢で大学に留学することは珍しくないのだとエメラルドがさっき教えてくれた。

あれ…?
レオも…二十代…?

俺の後ろから、リオネルの足音が聞こえる。俺が突然クルリと振り向いたから、リオネルは一瞬だけビクッと身体を震わせた。
「如何しましたか?」
リオネルは不思議そうな面持ちで俺の方を見ている。
「リオネルさんって…年齢を伺っても?」
リオネルはライオンだから俺と同じくらいの身長なだけかもしれないが、リオネルの雰囲気を考えると、最低でも俺と同い年の高校生だと思ったが、俺の予想は予想外な事実によって裏切られた。
「3歳です」
「え?!」
俺達全員の声が綺麗に重なった。俺達のやり取りを聞いていた他の皆も、歩くのを止めてリオネルの方を見ている。
『僕より年下じゃん』
晴馬は俺達の声で起きてしまったのか、モゾモゾと俺の服から這い出すとリオネルの方を見て言った。リオネルは俺たちにマジマジと見られて、照れたような仕草を見せた。
「ライオンは雄の場合、4歳で成獣になるんですよ。そこまでは地球にいるライオンと同じなのですが、僕たちは平均して100歳まで生きる点で異なりますね」
「おーい」
フロストの声に俺達は振り向いた。フロストとレオは、既に通路の奥の方まで進んでいた。俺は2人に遅れないように歩く速度を速めた。

俺、3歳の時、何してたっけ。
テレビ見まくって、遊びまくって、勉強すらしてなかったな。

佳奈美さんが通路を歩きながら、フロストに簡単に身体に生じた異変について説明しはじめた。
「あら、そう。女の子だったのに男の子になったり、人間だったのに吸血鬼になったりしたの。大変だったわね」
フロストは何故か似合いもしないオネエ喋りで、佳奈美さんの話を聞きながら相槌を打つ。楓のいる医務室が見えてきた。
「…そこで私たち、身体に生じた異変は、楓くんが情緒不安定になって記憶奪取・改竄能力を暴走させてしまったからじゃないかって…」
「え…?!」
フロストは、医務室の扉に手を掛けたまま硬直した。
「おい、フロスト。どうした」
レオがフロストの顔を覗き込んだ。真っ白な後ろ姿が、僅かに震えている。
「その少年の名前…なんだって?」
「…?楓です」
フロストは、目を大きく見開いて佳奈美さんの顔を見つめた。

まさか、楓がいることを知らずにやって来たのか?

「何だ。お前…」
フロストはまだ、ドアノブに手を掛けたまま震えている。レオが何を察したのかリオネルを連れて一裕と彗星だけを医務室の中に入れ、フロストは俺達と一緒に医務室の隣にある応接室で歓談でもしてろと、フロストを無理やり応接室に押し込んだ。
「ごゆっくり」
レオは俺達全員が応接室に入ったのを確かめて、ゆっくりと扉を閉めた。レオは最後まで、応接室の席にも着かずに身体を震わせるフロストを、じっと見ていた。

カチャン…

扉が静かに閉まる音。
「…まあ、座りましょうよ」
バットが硬直したままのフロストを促し、柔らかい背もたれが付いた椅子を引いてフロストを座らせた。

何を話せば良いのか分からないまま、沈黙だけが俺達を包んだ。
「楓がいることを知らずにここに呼ばれたんですか?」

ガチャ…

エメラルドが居心地の悪い沈黙を破った時、扉が開いた。レオだ。リオネルは医務室で、一裕たちと一緒に楓の様子を見守っていると言う。
「フロスト…。前に1回、子供を育ててるって俺に話したことがあったな」
レオはフロストの隣にあった椅子を引き、ゆっくりと腰を降ろした。椅子が軋む音。椅子は頑張ってレオの大きな身体を支えていた。
「楓くんだったのか…?」
レオの問いに、フロストは俯いたまま黙って首を縦に振った。フロストは俯いてブツブツと何かを呟いている。レオが耳をフロストに近付け、何を言っているのかを聞こうとしていた。

「楓…。ごめんな」

他の部分は何を言っているのか、ほとんど聞き取れなかったが、そこだけが、街なかで誰かに自分の名前を呼ばれた時のようにはっきりと認識できた。
フロストはキッと顔を上げて、身体ごとレオに向けた。フロストの真っ黒な瞳が、応接室の照明に照らされてピカピカと光っている。
「レオ。俺に楓の症状を詳しく教えてくれないか。それ次第で、薬の種類や質も変わるだろうし、場合によっては新しく開発しないといけないかもしれない」
真っ白なフロスト。
応接室の壁も真っ白だから、フロストの身体は壁に同化してしまって、真っ黒な目だけが浮かんで見える。

コンコン

誰かが応接室の扉を叩く音。
「飲み物をお持ちしました」
中村の声が扉の向こうから聞こえた。
『オッサンなら、楓の普段の様子、よく知ってるよ』
晴馬が俺の肩の上から耳を足掛けのようにして頭の上によじ登り、髪の毛をクッションのようにしてくつろぎ始めた。レオとフロストは、晴馬のその言葉を聞くと、お互いに顔を見合わせてしっかりと頷いた。
「これはこれは、わざわざ」
レオが扉を開けると、トレーにレオとフロストの2人分のお茶を乗せた中村が、お茶を零さないように慎重に運びながら応接室に入ってきた。
『すみません。皆さんの分もすぐにお持ちしますので』
俺たちの分まで飲み物を用意しに行こうとしてくれた中村を、晴馬が俺の頭の上から呼び止めた。
『このライオンさんと消しゴムさんが、楓の普段の様子を知りたいんだってさ』
晴馬は、フロストのことを消しゴムと言った。確かに、フロストたち澄白国人の肌の白さは、新品の消しゴムよりも白いくらいなのだが…。
中村もまた、フロストの白さに呆気に取られているようだった。フロストは椅子からゆっくりと立ち上がり、中村に歩み寄った。
「私は、フロストという者です。楓くんを治療したレオ医師の友人で、嘗て楓くんを預かって育てていました」
『育てて…いた…?』
中村は、フロストが嘗ては楓の育ての親だった事実を上手く飲み込めていないように見える。中村の喉仏が、頻りに上下して動いている。衝撃的な事実が持ち込めない代わりに、空気を何度も何度も飲み込んでいる。
フロストは、何故自分がここに呼ばれたか、自分が今までに何の研究をしてきたのか、そして俺たちの身体の異変の原因が楓にあるかもしれないから、楓の普段の様子を詳しく教えてほしい旨を、淡々と語った。
中村はフロストの話を聞き終えると、チラリと医務室がある側の壁に視線をやった。
『私には理解の範疇を超えた内容ですので、今からお話する内容が役に立つかどうかは分かりませんが…』
中村はそう言って、転生受付所にやって来てから今に至るまでの楓の様子を詳しく話し始めた。

カラン…

フロストの前に置かれたお茶の中で、氷がクルリと回転した。

[斜体][明朝体]楓くんは約1か月前に転生受付所にやって来ました。その日、楓くんの担当をしたのは私でした。私は日頃から子供たちの転生意思を確認し、子供たちを火の玉に変える仕事をしておりましたが、楓くんは生まれ変わろうとはしませんでした。その理由は、楓くん自身にも分かっていないようで、何かに操られているような様子だと感じておりました。[/明朝体][/斜体]

中村がそこまで言うと、レオが静かに口を挟んだ。
「それは恐らく、黒憶虫の影響でしょう。この合宿所は、黒憶虫のご馳走だらけ。黒憶虫がそう簡単にこの極楽を手放すわけはありません。楓くんに寄生したまま、子供たちの記憶を食べようとしていたのでしょう。しかし、黒憶虫は既に楓くんの身体から完全に除去たので、数日後に楓くんが目を覚ました頃は恐らく転生意思を持つでしょう。今は眠っているので何とも言えませんが」
フロストは、中村とレオの話を、頷きながら静かに黙って聞いていた。
『オッサン、あのこと話さないと』
晴馬が中村とフロストの間を、柔らかい光を放ちながら浮かんでいる。
『楓はね、あいつ、暴れてたんだよ。しょっちゅう。見てみ』
晴馬はそう言うと、中村の両手を持ち上げて、レオとフロストに見せた。
沢山の引っ掻き傷が、痛々しく中村の両手に刻まれている。右手に至っては、手首と手の間くらいの位置にある皮膚が、えぐり取られていた。
「…詳しく、教えてもらっても宜しいでしょうか」

コンコン! 

中村が話の続きをフロストたちにしようと口を開いた途端、誰かが強く応接室の扉を叩いた。
「師匠!楓くんが目を覚ましました!」
「何だと?!」
レオが勢い良く立ち上がり、応接室の扉を開けて医務室に急いだ様子で向かい始めた。中村もレオについていき、医務室に向かっていく。
「ちょっと待ってくれ、フロストさん」
俺はレオたちを追って応接室を出ようとしたフロストの腕を引っ張り、例のことを頼んだ。

もう一つの世界線では、彗星は楓を産んだ直後に息絶えた。そこまでは、彗星にも伝えてある。しかし、そこから先については、俺達は彗星に嘘を付いた。
「彗星を傷付けたくないんだ。頼む。言わないでやってくれないか」
自分の死後に一裕を襲った運命、一裕の身代わりになった名もなき澄白国人の最期、自分の死を王国がどのように処理したかを知れば、彗星はどれだけ胸を抉られるだろうか。
フロストはじっと黙って俺の話を聞いていたが、最後にしっかりと頷いてくれた。

「これは…夢…?」
俺達が医務室に向かうと、そこには真っ白なベットに横たわったまま、ボンヤリと天井を見つめる楓の姿。
「夢じゃないよ。お父さんもお母さんもここにいるよ?」
彗星と一裕は、まだ半分眠っているような楓の頭を優しく撫でている。
「師匠。こんなにも早く目覚めるものですか?」
「さあ…。澄白国人と地球人の混血児を治療したのは初めてだからな…」
ベット脇で会話しているリオネルとレオに触れようと、楓が短くて細い腕を伸ばした。それに気が付いたレオが、リオネルと話すのを止め、ベットから楓の顔を覗き込んだ。
「楓くん。大丈夫かい?手術は無事に済んだよ」
レオの低くて優しい声が医務室を流れていく。落ち込んだ時に、ふとカーテンの隙間から見える夕陽のような優しさ。悲しいことがあって俯いていた時に、ふと見上げた空に光る月のような優しさ。
楓の半開きになった瞳に、レオの姿が映っている。楓は、レオの顔を見つめながら何度かパチパチと瞬きをした。
「ライオンが喋ってる。夢じゃん。寝よ」
「ああ、いや、ちょっとちょっと」
再び眠りにつこうとする楓を、レオが慌てて呼び止めた。
「楓くん。眠いのかい?寝ても良いよ」
「眠くないけど寝るもん」
「楓くん。夢じゃないよ」
「嘘だ。喋るライオンなんて見たことないもん」
「楓くん。見たことのないものが存在しないとは限らないよ」
「存在しないはずのものを簡単に受け入れられるほど、僕は経験を積んでないもん」

楓…。お前、絶対眠くないだろ。
楓は両目を瞑っているが、昨日手術を受けたばかりだとは思えないほどのはっきりとした口調でレオに答える。

楓とレオは、キャッチボールをするようにテンポ良く会話していく。
「これは驚いたな…」
レオはそう言って、宙に突然現れた電子カルテのようなものに見慣れない文字を入力し、その上に手をかざすと、電子カルテのようなものは再び姿を消した。レオは楓と会話し、楓がどれだけ元気なのかをさり気なく調べていたのだ。

ガタ…

フロストは、通路で俺の背後から医務室の中にいる楓を黙って見守っていたが、意を決したように医務室の中に入った。フロストの足音に、楓が大きな目をパチっと開けた。楓はベットに横たわったままゆっくりと頭を動かし、足音がした方を見た。
「フロストおじさん…?!」
楓がフロストに気が付き、ベットから起き上がろうとしたが、すぐに苦しそうに顔を歪めて胸を押さえた。レオが慌てて楓をベットに横たわらせ、右手から白の柔らかい光を発して楓の胸に当てた。すると楓の表情がみるみるうちに穏やかになっていった。
「傷口が完全に塞がっていない。退屈かもしれないけど、明後日まではベットの上で大人しくしてようか」
レオが優しい口調で楓にそう語りかけ、真っ白な掛け布団を楓にそっと掛けた。
「フロストおじさん…?何でここにいるの?」
楓は掛け布団から顔だけを出して、円らな瞳をフロストに向けて尋ねた。フロストは、一歩ずつ慎重にベットに歩み寄り、ベット脇にしゃがんだ。一裕と彗星は、邪魔にならないようにベット脇から退いて、医務室の入り口近くのソファに2人並んで腰をゆっくりと降ろした。
「久しぶりに…楓とお話がしたくてさ」
フロストの落ち着いた低い声が、静かな医務室に流れる。チクタクと、壁に掛けられた時計が時を刻んでいく。中村は俺の隣に立って、楓とフロストのやり取りを静かに見守っていた。

あ…。

フロストが楓にバレないように、右手を自分の背中に回し、こっちに来てくれと中村に向かって小さく手招きしている。中村はそれに気が付くと、ベットに歩み寄り、フロストと同じようにベット脇に腰を降ろした。
「え…。大丈夫?」
中村は、楓に付けられたであろう引っ掻き傷が痛々しく残っている右手を、特に何も意識することなくベットの縁に添えていたが、楓が中村の傷に気が付いた。
「猫にでも引っ掻かれたの?」
楓は、中村の手に刻まれた傷をマジマジと見つめている。

楓には…自分が暴れて中村を怪我させた記憶がない…?

「…うん。そうなんだ」
中村は敢えて楓の言葉を否定せず、首を縦に振った。フロストはじっと黙って楓と中村のやり取りに耳を澄ましていたが、徐ろに立ち上がるとレオに目配せして、医務室を出た。レオはリオネルの方をチラッと見てから静かに頷き、フロストと一緒に医務室を出た。
「楓くんには、暴れていた記憶がないみたいだ」
「ああ。黒憶虫の仕業だと言って間違いないが…」
フロストとレオは、医務室の外の通路で小さな声で会話している。俺は医務室の中とは言え、通路に近い場所にいるから、2人の会話がよく聞こえるのだ。
「でも、暴れている時の楓くんの精神状態を見てみない限り、身体の異変を治療するのは困難だ」
「…だが、楓くんに再び黒憶虫を移植するわけにもいかない」
2人は治療方針が立てられず、通路で2人揃って頭を抱えている。

俺とバットは、吸血鬼から人間に変わったのだから、人間世界で生きていくには寧ろ好都合だ。
でも、佳奈美さんは人間から吸血鬼になってしまった。俺たちみたいに人間と吸血鬼の間を行ったり来たり出来るなら兎も角、佳奈美さんはそれが出来ないようだ。ハロウィンなら仮装だと言って誤魔化せるだろうが、それ以外の時期だと佳奈美さんは学校にも行かずにずっと家に籠もることになる。
何より、彗星の身体を女に戻さないと。将来、楓が一裕と彗星の間に生まれることは生物学的に不可能になってしまう。

どうしよう…。

「俺が実験台になろう」
エメラルドが医務室から出て、通路にいる2人に声を掛けた。エメラルドは、自分に黒憶虫を注入させることで黒憶虫が身体にどのような影響を及ぼすのかを観察できるようにと申し出たのだ。
「ラルフ様?!」
レオとフロストは同時にエメラルドの足元にひれ伏し、すがるように懇願し始めた。
「なりません!ラルフ様!」
「どうかお考え直しを。ラルフ様のお身体に万が一のことがあれば、私の首が飛んでしまいます」
レオとフロストの懇願にも関わらず、エメラルドは首を横に振るばかりであった。
「楓の…何かが覚えてたりしないかな…」
俺の前にいたサファイヤが小さな声で呟くと、クルリと身体の向きを変えてエメラルドたちに歩み寄った。
「あのさ、フロストさん」
エメラルドの足元に額を付けてひれ伏していたフロストは、サファイヤの声に顔を僅かに上げた。
「俺さ、記憶を見れる能力があるって前に言ったろ?楓が暴れていた時の状態を覚えてる器官ってあったりしない?」

でも…。そんな器官があるのだろうか。
黒憶虫が楓の暴れていた記憶を食べたのなら、記憶は身体の何処にも残っていないのではないだろうか。もし仮に、記憶が何処かに残っていたとして、楓はそれを自覚していない。

いや…。

待てよ…?

俺も身体の向きを変え、フロストとレオに歩み寄った。
「楓の潜在意識を調べたりって出来ない?」
俺が2人にそう尋ねると、2人は思い付いたように顔を上げ、お互いに顔を見合わせた。
「そうだ。あれがある」
「いや…まさか…しかし…」

「憶蔵線」

フロストとレオの声が重なった。俺が聞いたことのない器官の名前だろうか。
「それって…何?」
サファイヤ声に、レオは神妙な表情を浮かべて答えた。
「憶蔵線は、潜在王の異名を持つ、我々がそれを意識することは決して出来ない器官だ。脳の内部に、刺繍糸くらいの細さの白い線が複雑に走っているのだが…」
「お前ら、何話してんの?」
俺たちの会話に医務室から耳を澄ませていたバットがやって来た。
「憶蔵線…それは、一億分の一の確率でしか現れない器官なんだ。それが…まさか…楓くんに?」
フロストとレオは、通路に両膝を付いたまま、医務室の中の楓を遠い眼差しで見つめていた。
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2025/08/02 19:14

花火
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