白い太陽の光が、水槽の中を揺ら揺らと照らす。
オレンジ色の鱗は、ラメのように輝いている。
一見、何の変哲もない金魚。
だが、その瞳は水色。
サファイヤが来たのだ。
いったいいつの間に来たというのだろうか。
彼は何かを言うわけでもなく、俺たちのやり取りの一部始終を黙って見守っていたようだ。彼は、普通の金魚の振りをすることに徹していた。
それは、何の予兆もない、突然のことだった。
パキン……
右耳の奥の方で、聞いたことのない音がした。それはまるで、この世界を覆っていた結界が割れたような音だった。静かなのに、海の底まで響きそうな深い音。サファイヤの瞳から、一瞬にして水色の光が放たれた。
その閃光に目が眩む。
頭を斧で割られるような頭痛がして、悪夢の記憶が蘇る。
例のノイズが喧しく脳裏を駆け巡る。
血なまぐさい煙が、全身を包む感覚。
両足に力が入らない。床がまるでスライムになったようだ。
天井がグルグルと回る。
俺に駆け寄る皆の姿が歪み、表情すら分からない。ただ、皆が何度も俺の名前を叫ぶ声だけは鮮明に聞こえた。
『李龍臣』
もはや視界は、歪んで、汚い煙のように見えていた。俺の耳に流れ込んだサファイヤの声は、澄んだ水のようだった。
『いってらっしゃい』
その瞬間、世界は闇に呑まれ、一切の音が途絶えた。
世界が事切れた。
何も見えない世界で、俺は不思議なくらいに穏やかな気持ちで、世界が息絶える瞬間を看取った。
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
気が付けば俺は、たった独りでガラ空きの映画館の隅の方にいた。
50人も座れないほどの小さな映画館。
俺の呼吸音が聞こえる。
俺の心臓の響きが全身に伝わり、俺の身体がごく僅かに揺れる。
冷房が効きすぎているのか、半ズボン半袖姿だった俺は鳥肌が収まらない。
赤茶色の柔らかそうな座席が、狭い映画館に整然と並んでいる。
これも夢なのか…?
フッ…
映画館の照明が消えた。小さな映画館には不釣り合いな大きなスクリーンだけが、眩しく白く光っている。
気付けば俺は、その画面の目の前に立っていた。俺が自らそうしたわけではないのに。俺は狐に摘まれたような気分になった。
ザァ……
不気味なほど真っ白だったスクリーンに、灰色の砂嵐が流れた。そこには、赤文字で大きく警告文のようなものが映し出されていた。それは、俺が知る限り地球上の言語ではなかった。なのに、どういう訳か、それが伝えようとする意味が直感的に分かった。
『前世記憶残存症候群治療法にご協力頂き、誠にありがとうございます。今からお見せする映像は、患者様の前世です。映像は、患者様の無意識下の記憶を元に忠実に再現したものです。治療を受けたことで、今後の生活に影響は無いことを保証します』
スクリーンに、『拒否する』と『了承する』という意味であろう言葉が2つ並んでいる。恐らく、俺が自分でどちらかを選ばないといけない。いずれにせよ、早くこの映画館から出ないといけない。それに、俺を苦しめるあの悪夢のような前世の記憶が無くなるならば、俺にとっては寧ろ好都合だ。俺がスクリーンに近づいて『了承する』をタップしようとした時、俺は背後から誰かに呼び止められた。爽やかだけど重厚感があって、威厳もある若い男性の声だった。振り向くと、俺のすぐ後ろに、筋肉質で背の高い、髪を緑色と銀色に染めた20歳くらいの男性が立っていた。髪色と声に相応しい爽やかな笑顔を浮かべている。
「貴方がイ・ソクヒョンさんですね」
彼は、俺に席に座るように促した。俺は理由も分からず、言われるがままにその男性の隣の席に着いた。男性は真面目な顔をして、スクリーンに映し出された赤文字を目で追っている。俺がその男性の横顔を見ていることに気が付くと、男性は直ぐに爽やかな笑顔を作って自己紹介をし始めた。
「私のことはエメラルドと呼んでください。バットとウルフとサファイヤには既に会われたようで。……はい。私はその3人の友人なんですよ」
彼の瞳は、その名前に相応しく、見惚れずにはいられないほど美しい緑色をしている。
「サファイヤたちから聞きました。ドラゴンだった頃の前世を思い出したかもしれない、と。生活に支障をきたしているとも」
「貴方は……人間なんですか…?」
少なくとも俺の目には、彼が容姿端麗な人間に見えた。もし今も俺の目が、サファイヤが言ったように真実を見るという異能を持っているのなら、彼の本当の姿が分かるはずだ。
だが、俺は直ぐにその矛盾に気が付いた。夢の中では俺は、池の水が眼の中に入った後、自分の姿が青い龍に見えた。だが今は、人間の身体に見える。
いや……でも、待て。
前世の俺の本来の姿が仮にドラゴンであったとしても、今世の俺は人間だ。少なくとも、世界に何かしらのバグが生じて俺が吸血鬼として生まれたとしても、ドラゴンには見えないはず。俺が吸血鬼化した姿は前に何度か見たことがあるし、ウルフさんとバットさんが吸血鬼化した時も見えた。
あ…。でも、今朝目覚めた時は、サファイヤが首長竜ではなく金魚に見えた。
俺の目の異能は、必ずしも働くとは限らないということ…か?
俺の予想は当たった。エメラルドは、遠回しにだが、自分が人間でないことを仄めかした。
「ええ。今は。貴方を怖がらせるといけないので」
「じゃあ、貴方の本当の姿は何なんですか。ここは何処なんですか」
「………お別れの際にお教えしようかとは思いますが、貴方次第です」
エメラルドは俺の顔を、細部まで観察するように見ている。俺も彼の瞳に吸い寄せられるように、彼の顔を見つめていた。
その瞬間。
目の前に一瞬だけ、緑色と銀色の体毛に覆われた狼男がいた……気がした。
「あの!」
俺の声に、エメラルドは少し驚いたように眉をピクリと小さく動かした。
「狼男が見えました」
俺のその言葉に、エメラルドは驚きと好奇心と憐れみが混ざったような表情を浮かべた。
「これはこれは。面白いことを。隠しても無駄だったということですね………さて!」
パンッ…
エメラルドが静かに両手を打つと、スクリーンに映し出されていた警告文のようなものが消えて、元の真っ白の画面に戻った。
「ソクヒョンさんには、前世の記憶が色濃く残っているようです。それは、ウルフとバットもですが、貴方の場合、人間社会で暮らすには少々不便です。サファイヤにも伝えられたと思いますが、ウルフとバットも貴方と同じく前世は龍獅国にいました。ただ、相違点は、2人は人間として、貴方はドラゴンとして生きていたということです。だからあの2人は、諸事情あって吸血鬼として生まれても、人間生活に難なく馴染むことが出来るのです。ですが、貴方の場合、真実が見えてしまうという異能を魂が覚えているために厄介なことになるのです。先ほどサファイヤから聞きましたが、メンバーの一人の前世が見えてしまったと。私が推測するに、それもまた前世の記憶が残っていることによる弊害です」
俺はエメラルドの説明に耳を傾けながらも、何故か分かってしまう彼の素性に気を取られていた。
「王子さま…なんですか?それも、本名はラルフっていう……」
エメラルドは俺のその何の脈絡もない質問を聞くと、さぞ面白可笑しそうにお腹を抱えて笑った。そして、真っ赤な頬で苦しそうにお腹を擦りながら、俺の顔をしっかりと見て言った。
「なるほど。恐るべき異能ですね」
そして一転、真面目な顔をして、諭すように俺に話した。
「ですが、人間社会ではその異能は足枷になります。私はそれを手放すべきだと思います」
「……私もそう思います」
エメラルドの瞳が、ほんの一瞬だけ緑色の光を宿した。それは希望の光ではなく、覚悟した者の目に宿る光だった。
「吸血鬼化も治せる希望はあります。ですが、それには忘れてしまっている前世の記憶に一度向かい合わねばなりません。私と一緒に、貴方が忘れた物を取りに帰りに行きませんか」
エメラルドがいるなら大丈夫。
俺は根拠もなくそう感じた。エメラルドがいるなら、俺はいつの日か、前世の記憶を忘れてしまえる気がした。
「はい。俺、忘れた前世の記憶に向き合います」
その時、俺の耳の奥で鳴り続けていた喧しいノイズが止んだ。
オレンジ色の鱗は、ラメのように輝いている。
一見、何の変哲もない金魚。
だが、その瞳は水色。
サファイヤが来たのだ。
いったいいつの間に来たというのだろうか。
彼は何かを言うわけでもなく、俺たちのやり取りの一部始終を黙って見守っていたようだ。彼は、普通の金魚の振りをすることに徹していた。
それは、何の予兆もない、突然のことだった。
パキン……
右耳の奥の方で、聞いたことのない音がした。それはまるで、この世界を覆っていた結界が割れたような音だった。静かなのに、海の底まで響きそうな深い音。サファイヤの瞳から、一瞬にして水色の光が放たれた。
その閃光に目が眩む。
頭を斧で割られるような頭痛がして、悪夢の記憶が蘇る。
例のノイズが喧しく脳裏を駆け巡る。
血なまぐさい煙が、全身を包む感覚。
両足に力が入らない。床がまるでスライムになったようだ。
天井がグルグルと回る。
俺に駆け寄る皆の姿が歪み、表情すら分からない。ただ、皆が何度も俺の名前を叫ぶ声だけは鮮明に聞こえた。
『李龍臣』
もはや視界は、歪んで、汚い煙のように見えていた。俺の耳に流れ込んだサファイヤの声は、澄んだ水のようだった。
『いってらっしゃい』
その瞬間、世界は闇に呑まれ、一切の音が途絶えた。
世界が事切れた。
何も見えない世界で、俺は不思議なくらいに穏やかな気持ちで、世界が息絶える瞬間を看取った。
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
気が付けば俺は、たった独りでガラ空きの映画館の隅の方にいた。
50人も座れないほどの小さな映画館。
俺の呼吸音が聞こえる。
俺の心臓の響きが全身に伝わり、俺の身体がごく僅かに揺れる。
冷房が効きすぎているのか、半ズボン半袖姿だった俺は鳥肌が収まらない。
赤茶色の柔らかそうな座席が、狭い映画館に整然と並んでいる。
これも夢なのか…?
フッ…
映画館の照明が消えた。小さな映画館には不釣り合いな大きなスクリーンだけが、眩しく白く光っている。
気付けば俺は、その画面の目の前に立っていた。俺が自らそうしたわけではないのに。俺は狐に摘まれたような気分になった。
ザァ……
不気味なほど真っ白だったスクリーンに、灰色の砂嵐が流れた。そこには、赤文字で大きく警告文のようなものが映し出されていた。それは、俺が知る限り地球上の言語ではなかった。なのに、どういう訳か、それが伝えようとする意味が直感的に分かった。
『前世記憶残存症候群治療法にご協力頂き、誠にありがとうございます。今からお見せする映像は、患者様の前世です。映像は、患者様の無意識下の記憶を元に忠実に再現したものです。治療を受けたことで、今後の生活に影響は無いことを保証します』
スクリーンに、『拒否する』と『了承する』という意味であろう言葉が2つ並んでいる。恐らく、俺が自分でどちらかを選ばないといけない。いずれにせよ、早くこの映画館から出ないといけない。それに、俺を苦しめるあの悪夢のような前世の記憶が無くなるならば、俺にとっては寧ろ好都合だ。俺がスクリーンに近づいて『了承する』をタップしようとした時、俺は背後から誰かに呼び止められた。爽やかだけど重厚感があって、威厳もある若い男性の声だった。振り向くと、俺のすぐ後ろに、筋肉質で背の高い、髪を緑色と銀色に染めた20歳くらいの男性が立っていた。髪色と声に相応しい爽やかな笑顔を浮かべている。
「貴方がイ・ソクヒョンさんですね」
彼は、俺に席に座るように促した。俺は理由も分からず、言われるがままにその男性の隣の席に着いた。男性は真面目な顔をして、スクリーンに映し出された赤文字を目で追っている。俺がその男性の横顔を見ていることに気が付くと、男性は直ぐに爽やかな笑顔を作って自己紹介をし始めた。
「私のことはエメラルドと呼んでください。バットとウルフとサファイヤには既に会われたようで。……はい。私はその3人の友人なんですよ」
彼の瞳は、その名前に相応しく、見惚れずにはいられないほど美しい緑色をしている。
「サファイヤたちから聞きました。ドラゴンだった頃の前世を思い出したかもしれない、と。生活に支障をきたしているとも」
「貴方は……人間なんですか…?」
少なくとも俺の目には、彼が容姿端麗な人間に見えた。もし今も俺の目が、サファイヤが言ったように真実を見るという異能を持っているのなら、彼の本当の姿が分かるはずだ。
だが、俺は直ぐにその矛盾に気が付いた。夢の中では俺は、池の水が眼の中に入った後、自分の姿が青い龍に見えた。だが今は、人間の身体に見える。
いや……でも、待て。
前世の俺の本来の姿が仮にドラゴンであったとしても、今世の俺は人間だ。少なくとも、世界に何かしらのバグが生じて俺が吸血鬼として生まれたとしても、ドラゴンには見えないはず。俺が吸血鬼化した姿は前に何度か見たことがあるし、ウルフさんとバットさんが吸血鬼化した時も見えた。
あ…。でも、今朝目覚めた時は、サファイヤが首長竜ではなく金魚に見えた。
俺の目の異能は、必ずしも働くとは限らないということ…か?
俺の予想は当たった。エメラルドは、遠回しにだが、自分が人間でないことを仄めかした。
「ええ。今は。貴方を怖がらせるといけないので」
「じゃあ、貴方の本当の姿は何なんですか。ここは何処なんですか」
「………お別れの際にお教えしようかとは思いますが、貴方次第です」
エメラルドは俺の顔を、細部まで観察するように見ている。俺も彼の瞳に吸い寄せられるように、彼の顔を見つめていた。
その瞬間。
目の前に一瞬だけ、緑色と銀色の体毛に覆われた狼男がいた……気がした。
「あの!」
俺の声に、エメラルドは少し驚いたように眉をピクリと小さく動かした。
「狼男が見えました」
俺のその言葉に、エメラルドは驚きと好奇心と憐れみが混ざったような表情を浮かべた。
「これはこれは。面白いことを。隠しても無駄だったということですね………さて!」
パンッ…
エメラルドが静かに両手を打つと、スクリーンに映し出されていた警告文のようなものが消えて、元の真っ白の画面に戻った。
「ソクヒョンさんには、前世の記憶が色濃く残っているようです。それは、ウルフとバットもですが、貴方の場合、人間社会で暮らすには少々不便です。サファイヤにも伝えられたと思いますが、ウルフとバットも貴方と同じく前世は龍獅国にいました。ただ、相違点は、2人は人間として、貴方はドラゴンとして生きていたということです。だからあの2人は、諸事情あって吸血鬼として生まれても、人間生活に難なく馴染むことが出来るのです。ですが、貴方の場合、真実が見えてしまうという異能を魂が覚えているために厄介なことになるのです。先ほどサファイヤから聞きましたが、メンバーの一人の前世が見えてしまったと。私が推測するに、それもまた前世の記憶が残っていることによる弊害です」
俺はエメラルドの説明に耳を傾けながらも、何故か分かってしまう彼の素性に気を取られていた。
「王子さま…なんですか?それも、本名はラルフっていう……」
エメラルドは俺のその何の脈絡もない質問を聞くと、さぞ面白可笑しそうにお腹を抱えて笑った。そして、真っ赤な頬で苦しそうにお腹を擦りながら、俺の顔をしっかりと見て言った。
「なるほど。恐るべき異能ですね」
そして一転、真面目な顔をして、諭すように俺に話した。
「ですが、人間社会ではその異能は足枷になります。私はそれを手放すべきだと思います」
「……私もそう思います」
エメラルドの瞳が、ほんの一瞬だけ緑色の光を宿した。それは希望の光ではなく、覚悟した者の目に宿る光だった。
「吸血鬼化も治せる希望はあります。ですが、それには忘れてしまっている前世の記憶に一度向かい合わねばなりません。私と一緒に、貴方が忘れた物を取りに帰りに行きませんか」
エメラルドがいるなら大丈夫。
俺は根拠もなくそう感じた。エメラルドがいるなら、俺はいつの日か、前世の記憶を忘れてしまえる気がした。
「はい。俺、忘れた前世の記憶に向き合います」
その時、俺の耳の奥で鳴り続けていた喧しいノイズが止んだ。
- 1.開始せよ(1)
- 2.開始せよ(2)
- 3.開始せよ(3)
- 4.扉(1)
- 5.扉(2)
- 6.灰色(1)
- 7.灰色(2)
- 8.灰色(3)
- 9.混血(1)
- 10.混血(2)
- 11.混血(3)
- 12.いのち(1)
- 13.いのち(2)
- 14.仮面(1)
- 15.仮面(2)
- 16.仮面(3)
- 17.思い出せ(1)
- 18.思い出せ(2)
- 19.楓(1)
- 20.楓(2)
- 21.兄の過去(1)
- 22.兄の過去(2)
- 23.伝えられなかった「すき」 エピソード1
- 24.海の少年(1)
- 25.海の少年(2)
- 26.伝えられなかった「すき」 エピソード 2
- 27.王国の真実(1)
- 28.王国の真実(2)
- 29.王国の真実(3)
- 30.王国の真実(4)
- 31.王国の真実(5)
- 32.桜
- 33.眠った記憶(1)
- 34.眠った記憶(2)
- 35.眠った記憶(3)
- 36.眠った記憶(4)
- 37.眠った記憶(5)
- 38.記憶よ、目覚めよ(1)
- 39.記憶よ、目覚めよ(2)
- 40.記憶よ、目覚めよ(3)
- 41.休憩タイム(1)
- 42.休憩タイム(2)
- 43.休憩タイム(3)
- 44.伝えられた「すき」
- 45.謎解きゲーム(1)
- 46.謎解きゲーム(2)
- 47.隠された宇宙(1)
- 48.隠された宇宙(2)
- 49.隠された宇宙(3)
- 50.隠された宇宙(4)
- 51.死者の想い(1)
- 52.死者の想い(2)
- 53.死者の想い(3)
- 54.死者の想い(4)
- 55.親子(1)
- 56.親子(2)
- 57.親子(3)
- 58.親子(4)
- 59.親子(5)
- 60.こどもたち(1)
- 61.こどもたち(2)
- 62.ほこり(1)
- 63.ほこり(2)
- 64.食う(1)
- 65.食う(2)
- 66.食う(3)
- 67.本当の自分(1)
- 68.本当の自分(2)
- 69.本当の自分(3)
- 70.宿題との戦いの末、2人の高校生男子「死す」
- 71.別れ(1)
- 72.別れ(2)
- 73.喧騒に紛れて
- 74.仮面を脱げ
- 75.名前は
- 76.虚構と真実
- 77.ヨミガエル
- 78.迷宮
- 79.橋を渡る、境目を越える
- 80.罪人の証
- 81.真実との対峙
- 82.扉を開ける前に
- 83.浜辺の宵
- 84.目隠し
- 85.鏡の中
- 86.夜明け
- 87.誕生日
- 88.真実の足枷
- 89.覚悟の時
- 90.逃避
- 91.罪と真実と
- 92.父の懺悔
- 93.best friend
- 94.兄弟
- 95.境界線