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クソ転生 〜最短直球帰還劇〜

#3

#2能がないってこのことか

「・・・国王、、、彼、、、[大文字][太字]スキルがありません![/太字][/大文字]」

「・・・え?」

「なんと、、、[小文字]ヒソヒソヒソ[/小文字]」

「「[小文字]ゴニョゴニョヒソヒソ[/小文字]」」

何かとコソコソする兵士たちを周りに俺は焦った。

「え、え!?なんかまずった!?」

「とりあえず詳細をお伝えしますと、名前は
 [太字]八田海里 15歳[/太字]のようです。国王。」

「うむ、、、まさかスキルがないとはな、、、。よし帰っていただこう。」

「え"?」 (ん?ん?ありゃ?あれれぇ〜 おかしぃぞぉ〜?)

「、、、今から貴方には帰ってもらいます。」

「え"?」 (え、可愛いお姉さんは?ハーレムロングライフは?)

「何を言っているかよく分かりませんが、そんなもの
 ありません。この世界には。」

「うぇぇ〜!?読まれた?[明朝体][太字]え、心読まれたん?・・・[/太字][/明朝体]」

「・・・では、呪文詠唱を始めます。
 ・・・[明朝体][斜体][太字]savel sahell savana savand....[/太字][/斜体][/明朝体]」

「いやいや待て待てぇ〜!!」 (パァァァ~) 「あぁ〜れぇぇ〜〜」



光に包まれて戻った瞬間。俺はいつもの道を歩いていた。

「んぇなんでぇ〜!?もぉ〜、、、学校行くか・・・」

(ガラァ) 「おはよぉ〜」

「あ、おはよ」

「おはようドゥヘ」

「相変わらず挨拶からしてキモいな、公彦、笑」

「ひどいぞ〜!ドゥヘェ」

「来んな来んな!笑笑」

「あはは、笑笑」

「どしたん太郎?」

「なんでもない、いつもと変わらないのは二人とも一緒だよ、笑」

「・・・そうだよなっ笑 ごめん公彦、笑」

「別に嫌じゃないよドゥヘ いつもと変わらないからね、
 あ、でも許さないよドゥヘ 姫華ちゃんとハグする
 権利をくれるまでねドゥヘェ」

「いやそれはあいつも嫌がってるし無理だわ!笑笑」

「ダニィ!?笑笑」

「あっははは笑」

「太郎めっちゃ笑うじゃん!笑」

そんなこんなで今日も放課後になった。時間が速く感じた。
そうして夜、(〜♪ 深夜のニュース、サクッとニュース、サクニューです。
昨晩、午後11時30分頃。一戸建ての家が火事になり、ご家族の
花江幹夫さん、花江美佳子さんは無事救助されましたが、息子の、花江宗介
さんとの連絡が取れていないとのことです。)

「え"っ!!!!?!?!?」

「「なにっ!?」」

俺が飛び上がるように立ったので、母と妹が口を揃えて驚いた。

「あ、あ〜いやぁ、、、えと、、、あ!か、唐揚げ!レモンかけすぎて
 酸っぱくて、、、ほらぁ、俺酸っぱいの苦手じゃん?」

「そぉ、」 「びっくりさせないでよね、大丈夫?お母さん食べようか?」

「いやぁ〜 いいよ大丈夫、」 (相変わらず姫華は冷たいな〜、、、。)

夕飯を終えて俺は自分の部屋へとすぐさま行った。

(あれ、、、花江って、、、)

そう、俺は何を隠そう見たのだ。召喚された勇者候補の中に、「花江」
という名札のついたジャージの男の子を。年は自分に近いような
見た目だった気がした。

「なるほど、、、もしかしてあっちで死んだらこっちではてきとーな
 死因に変わるのか?・・・」

謎は深まるばかりだったが、自分がスキルがなくてふつーに返された
ことに少し嬉しさを覚えていた。[太字][太字]恵まれない[/太字][/太字]これは人によっては
とっても嫌なことだろう。だが自分はあの場面において、恵まれる
必要などなかった。

次の日。今日は休日なのでたまたま昼のニュースを見ていた。
(昼のニュースカバネヤです。えー、昨日14時半、午後2時30分
頃、雨での氾濫が収まっていなかった川に飛び込んだのか、
14歳の[大文字][太字]百田加奈子さん[/太字][/大文字]が溺死している
のが発見されました。)

「ブフォッ」

思わず口にしていた水を吹き出した。俺は床をよ〜く拭きながら
このバカ頭を使ってよ〜く考えた。

「もしかして、、、」

嫌なことが頭をよぎりすぎてもう病みそうだった。今まで病みアピ
してる奴とかは嫌いだったが、今なら[太字]病む[/太字]ことの辛さがわかる気がした。
ちなみに百田加奈子は、妹と仲がとても良く、時々遊びに来ていた。

「[小文字][太字]うわぁ〜〜〜〜ん!!!うはぁ〜〜〜ん、、、、[/太字][/小文字]」

(まずい!!妹がニュースに気づいてしまった!)「姫華!!!」

「・・・お、おに、、、ちゃん、、、、うは〜ん!!かなちゃんが〜!、、、」

「知ってる。」(・・・あぁ、泣いてる妹が前なのに、なにもできない。
 慰めようがない。どうもできない。能がないってこのことかな。)


〜次回に続く〜

作者メッセージ

いやぁ〜まさかの百田ちゃんが死ぬなんて〜〜!でも海里が召喚された時にはいなかったはず、、、。(本編では明かしていません。)謎が多すぎるし、作者の私も能がないしがない男です。応援よろしくゥ!

2024/02/25 10:51

さくまひろ
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