【△△皇国、革命起こる!?】の文字が踊る魔法新聞を眺めた。
内容を要約すれば、隣国の△△皇国の国民が革命を起こし、古き時代の象徴である皇位継承権のある皇位貴族を全員虐殺。皇位貴族の中には年端もいかない子供も居て、魔法界では「そこまでしなくても…」という声が出ている。と、いうもの。
マッシュルの世界でも、前世のフランス革命と似たようなことしてるんだな……と、ちょっと遠い目で窓を見つめた。歴史は繰り返されるってコレか。
「ローナ。あんまりのんびりしとると、学校おくれちまうよ」
「はぁーい、いってきまーす」
「ん、いってらしゃい」
おばあちゃんに促されるまま、ベッドの側に置いておいた学校用の鞄を掴んで外に出た。いってらっしゃいも忘れずにね。
舗装されていない道をサンダルで歩くと、今ではすっかり慣れた潮を含んだ風が吹きつけてくる。ぴらぴらと揺れるスカートを押さえて、鞄を肩に掛け直した。
[中央寄せ]△▼△[/中央寄せ]
あの「人形の人(とお母さん)目撃事件」から2年程、私は7歳になった。
魔法界では一般的に7歳になると学校に通い出す。貴族なんかは家庭教師を雇ったり、私立の学校に預けたりするらしいけど、勿論私の家にはそんなお金はないので普通の学生だ。
魔力制限も長時間出来るようになったので、おばあちゃんから通学の許可が出た。
私個人としては________
「あーっ!親無しが来たぞぉぉ!!」
「二本線だからってちょうしのってんじゃねーぞ!」
「そーだそーだ!親無しローナ!!」
「………」
こんなクソガキがいるなら学校行かない方がいいんだけど。でもおばあちゃんが行きなさいって言ってるから行くよ?
それに学校にも小さいけど、図書室あるからね。少なくともここの本全部を読破するまで通うからな。
「おはようローナちゃん」
「おはようございます、先生。図書室空いてますか?」
「空いてるよー。本当に本すきだねぇ」
「そうですね」
話しかけてくれたのんびりした若い先生の横をする抜けて、図書室に向かう。
図書室の扉を開けると、紙と若干のカビ臭さが鼻について不快。後でおばあちゃんに教えてもらった「カビを消す魔法」を使おう。
窓側の席に浅く座って適当に取った本をパラパラと捲って読む。この席、学校の入学してから私が朝昼夕方問わずに居座っているお陰で、今では誰も近寄らない特等席となった。これぞ執着の勝利、フハハハハ!
まぁ、つまりは本ばっかり読んでぼっち決め込んでるって訳だね。
人形の人を目撃してから、私はどこか可笑しくなった。おばあちゃん以外との会話は最低だし、人との関わりを避けるようにますます読書にのめり込んだ。
優秀な成績だけは修めるもんだから、周りは天才だなんだと騒ぎ立てる。いやいや、私は前世の記憶があるお陰で理解速度が速いだけのコミュニケーション放棄少女なんですよ。
特技は速読と箒に乗ることだけの中身は平凡な女なんですよ。
そう言おうと思ったことはあっても、周りが近寄らないから言えないっていうね。自分が望んだとはいえ悪循環ですわ。
はぁ。自分で言って辛くなったから本読も……
内容を要約すれば、隣国の△△皇国の国民が革命を起こし、古き時代の象徴である皇位継承権のある皇位貴族を全員虐殺。皇位貴族の中には年端もいかない子供も居て、魔法界では「そこまでしなくても…」という声が出ている。と、いうもの。
マッシュルの世界でも、前世のフランス革命と似たようなことしてるんだな……と、ちょっと遠い目で窓を見つめた。歴史は繰り返されるってコレか。
「ローナ。あんまりのんびりしとると、学校おくれちまうよ」
「はぁーい、いってきまーす」
「ん、いってらしゃい」
おばあちゃんに促されるまま、ベッドの側に置いておいた学校用の鞄を掴んで外に出た。いってらっしゃいも忘れずにね。
舗装されていない道をサンダルで歩くと、今ではすっかり慣れた潮を含んだ風が吹きつけてくる。ぴらぴらと揺れるスカートを押さえて、鞄を肩に掛け直した。
[中央寄せ]△▼△[/中央寄せ]
あの「人形の人(とお母さん)目撃事件」から2年程、私は7歳になった。
魔法界では一般的に7歳になると学校に通い出す。貴族なんかは家庭教師を雇ったり、私立の学校に預けたりするらしいけど、勿論私の家にはそんなお金はないので普通の学生だ。
魔力制限も長時間出来るようになったので、おばあちゃんから通学の許可が出た。
私個人としては________
「あーっ!親無しが来たぞぉぉ!!」
「二本線だからってちょうしのってんじゃねーぞ!」
「そーだそーだ!親無しローナ!!」
「………」
こんなクソガキがいるなら学校行かない方がいいんだけど。でもおばあちゃんが行きなさいって言ってるから行くよ?
それに学校にも小さいけど、図書室あるからね。少なくともここの本全部を読破するまで通うからな。
「おはようローナちゃん」
「おはようございます、先生。図書室空いてますか?」
「空いてるよー。本当に本すきだねぇ」
「そうですね」
話しかけてくれたのんびりした若い先生の横をする抜けて、図書室に向かう。
図書室の扉を開けると、紙と若干のカビ臭さが鼻について不快。後でおばあちゃんに教えてもらった「カビを消す魔法」を使おう。
窓側の席に浅く座って適当に取った本をパラパラと捲って読む。この席、学校の入学してから私が朝昼夕方問わずに居座っているお陰で、今では誰も近寄らない特等席となった。これぞ執着の勝利、フハハハハ!
まぁ、つまりは本ばっかり読んでぼっち決め込んでるって訳だね。
人形の人を目撃してから、私はどこか可笑しくなった。おばあちゃん以外との会話は最低だし、人との関わりを避けるようにますます読書にのめり込んだ。
優秀な成績だけは修めるもんだから、周りは天才だなんだと騒ぎ立てる。いやいや、私は前世の記憶があるお陰で理解速度が速いだけのコミュニケーション放棄少女なんですよ。
特技は速読と箒に乗ることだけの中身は平凡な女なんですよ。
そう言おうと思ったことはあっても、周りが近寄らないから言えないっていうね。自分が望んだとはいえ悪循環ですわ。
はぁ。自分で言って辛くなったから本読も……