今日は大晦日。
適当に友達から来たメッセージに返信して、私は春川さんとのトーク画面を開いた。
《今日は大晦日ですね。いつも春川さんのお宅にお邪魔させてもらってばかりなのでよかったらうちに来ませんか。》
送信するとすぐ既読がつき、返信がくる。
《ぜひ!》
ピンポン!
インターホンがなった。
「ようこそ!我が家へ」
「ここが莉子さんのお家ですか……玄関は一度入ったことはありますが、改めてお邪魔させていただくのは初めてですね……」
まるで人懐っこい子犬のように目をキラキラさせて言う春川さん。可愛い。
「まぁまぁ、上がってください!」
「っはい、お邪魔します!」
春川さんを部屋にお招きしてドアを閉めると部屋の中が一瞬で冷気で冷えた。
テーブルの上とかも雪積もってる。テーブルクロスしてよかった。
「座って、ゆっくりしててくださいね。今日は特になにかする、ってわけではないし、ゴロゴロする日です!」
「ゴロゴロするひ……」
「新年はゴロゴロすごしたらずっとだらしない一年になるみたいな……言い伝え?あるじゃないですか。だから大晦日に目一杯ゴロゴロしましょう!」
「……はい!」
しばらく世間話(今日の天気の話とか来年の抱負とかそういう他愛のない話)をしていると春川さんが、
「お腹が空きましたね」
と言った。
「大晦日って言えば蕎麦かなって思うんですけど……、春川さん蕎麦食べれますか?」
「ああ、蕎麦ですか……あまり得意ではないかもです」
「了解です」
「あ、でも、代わりと言ってはなんですが……」
ガサゴソと、持って来てくれた鞄を漁る春川さん。
「これ……チョコアイスです。蕎麦と色似てるから、代わりになるかなって思って作って来ました」
チョコアイス!??!
「ったべます!ありがとうございます!!」
アイスって全然蕎麦とは似ても似つかないけど!なんとか無理矢理結びつけようとしているところが可愛い!!
「でも」
チョコアイスに手を伸ばすと春川に止められた。
「いつかちゃんと莉子さんの作ったアイスも食べさせてください。約束してくれるのならこのアイスを食べてもいいです」
「!!!!!」
拗ねたような、それでいて意地悪な顔。
どこでそんな技習得してきたのさ??
かわいいいぃぃいぃぃぃ……!!
「わっかりました……」
「ああ、なんなら今作ってもいいですね。材料うちにありますし、冷やすのは朝飯前です。莉子さんと一緒にクッキングなんて楽しそうですね」
ぎゃああああああ!!!
眩しい!春川さん、笑顔が眩しいです!!
「……またでお願いします!!」
っなんかもうお腹いっぱいです!!
「……約束ですよ」
断ると拗ねたような顔で見てくる春川さんだった。
お腹いっぱいになった私達は、その後も世間話を続けた。
春川さんと話すのは楽しくて、時々見せてくれる一面が愛おしい。
「あ、春川さん……、お時間大丈夫ですか?」
「!すみません長々と。そろそろ帰りますね」
「……はい。名残惜しいですが。また来てくださいね」
「はい!……次はアイスを楽しみにして来ます」
うう、プレッシャー。
でもこれは張り切って作るしかない……!!
「はい。楽しみにしててください!良いお年を」
「良いお年を!」
来年もこんな幸せな日常が続きます様に。
適当に友達から来たメッセージに返信して、私は春川さんとのトーク画面を開いた。
《今日は大晦日ですね。いつも春川さんのお宅にお邪魔させてもらってばかりなのでよかったらうちに来ませんか。》
送信するとすぐ既読がつき、返信がくる。
《ぜひ!》
ピンポン!
インターホンがなった。
「ようこそ!我が家へ」
「ここが莉子さんのお家ですか……玄関は一度入ったことはありますが、改めてお邪魔させていただくのは初めてですね……」
まるで人懐っこい子犬のように目をキラキラさせて言う春川さん。可愛い。
「まぁまぁ、上がってください!」
「っはい、お邪魔します!」
春川さんを部屋にお招きしてドアを閉めると部屋の中が一瞬で冷気で冷えた。
テーブルの上とかも雪積もってる。テーブルクロスしてよかった。
「座って、ゆっくりしててくださいね。今日は特になにかする、ってわけではないし、ゴロゴロする日です!」
「ゴロゴロするひ……」
「新年はゴロゴロすごしたらずっとだらしない一年になるみたいな……言い伝え?あるじゃないですか。だから大晦日に目一杯ゴロゴロしましょう!」
「……はい!」
しばらく世間話(今日の天気の話とか来年の抱負とかそういう他愛のない話)をしていると春川さんが、
「お腹が空きましたね」
と言った。
「大晦日って言えば蕎麦かなって思うんですけど……、春川さん蕎麦食べれますか?」
「ああ、蕎麦ですか……あまり得意ではないかもです」
「了解です」
「あ、でも、代わりと言ってはなんですが……」
ガサゴソと、持って来てくれた鞄を漁る春川さん。
「これ……チョコアイスです。蕎麦と色似てるから、代わりになるかなって思って作って来ました」
チョコアイス!??!
「ったべます!ありがとうございます!!」
アイスって全然蕎麦とは似ても似つかないけど!なんとか無理矢理結びつけようとしているところが可愛い!!
「でも」
チョコアイスに手を伸ばすと春川に止められた。
「いつかちゃんと莉子さんの作ったアイスも食べさせてください。約束してくれるのならこのアイスを食べてもいいです」
「!!!!!」
拗ねたような、それでいて意地悪な顔。
どこでそんな技習得してきたのさ??
かわいいいぃぃいぃぃぃ……!!
「わっかりました……」
「ああ、なんなら今作ってもいいですね。材料うちにありますし、冷やすのは朝飯前です。莉子さんと一緒にクッキングなんて楽しそうですね」
ぎゃああああああ!!!
眩しい!春川さん、笑顔が眩しいです!!
「……またでお願いします!!」
っなんかもうお腹いっぱいです!!
「……約束ですよ」
断ると拗ねたような顔で見てくる春川さんだった。
お腹いっぱいになった私達は、その後も世間話を続けた。
春川さんと話すのは楽しくて、時々見せてくれる一面が愛おしい。
「あ、春川さん……、お時間大丈夫ですか?」
「!すみません長々と。そろそろ帰りますね」
「……はい。名残惜しいですが。また来てくださいね」
「はい!……次はアイスを楽しみにして来ます」
うう、プレッシャー。
でもこれは張り切って作るしかない……!!
「はい。楽しみにしててください!良いお年を」
「良いお年を!」
来年もこんな幸せな日常が続きます様に。