[太字]「同居」[/太字]
その2文字が頭から離れない
だって……
[太字]好きな人と同居するのに、落ち着けるわけないじゃない![/太字]
(翔と……同居?とんでもないことになっちゃった〜!
翔、なんであんなこと言っちゃったのよ〜!お母さんノリノリじゃん!←同居できることに心の中で舞い上がってる人)
出発は1週間後、それまでに準備しないと!
(よ〜し![太字]ぜ〜〜〜〜ったいに!翔を同居する7日間で落としてみせるんだから![/太字])
っといってもどうすればいいんだろう……
世羅「うーん」
世羅父「世羅、百面相してどうしたんだ?」
世羅「お父さん、男の人って女性のどういうところに惹かれるの?」
世羅父「どうしたんだ急に女の子みたいなこと言い出して」
(は?この父親デレカシーないの?)
世羅「元々女の子です〜!」
世羅父「はっはは!……ふぅ。根元だよ」
世羅「根元?」
世羅父「ああ。結局は、奥底にある本性ってことだ。
世羅だって、翔くんの顔とかじゃなくて、中にある優しさに惚れたんだろ?」
(え、なんでバレてんの?)
世羅「お父さん!変なこと言わないでよ!翔のことなんか好きじゃないっていってるでしょ!」
世羅父「ああ、すまん、すまん。でも、頑張れよ」
(お父さんって切り替え早いよな……ある意味尊敬する)
世羅「ありがと」
ー世羅の部屋ー
世羅「根元ね〜」
結局それって、あんまり同居に関係ないじゃん。
女の子らしいところとか磨かなきゃかな……
……よし!
[太字](料理も家事も掃除も完璧な、できる女アピールしてやる!)[/太字]
世羅「お〜!」
……とは言ったものの、
世羅「全然うまくできないよ〜!」
今、卵焼きを作ったんだけど、
世羅「ぜっ全部丸焦げだ……」
(どうしよう……卵焼きすら作れない私って……)
[太字]女子力……ゼロ⁈[/太字]
世羅母「なによ。この残骸たちは。あんたがそこまで料理オンチとはねぇ」
世羅「うっうるさいな〜!」
世羅母「貸してみなさい」
お母さんは、私から卵焼き器を取り上げると、卵焼きを作り始めた。
そして……
世羅「おっおいしそ〜!」
目の前には黄色くてふわっふわなのがみただけで伝わる卵焼き。
世羅「お母さん、食べていい?」
世羅母「ええ」
パク……おっおっ
世羅「おいし〜!」
なんでこんなに美味しいんだろ〜!私とレシピ一緒なのに
世羅母「世羅、あなた、少しムキになってたんじゃない?」
世羅「え?」
世羅母「よく言うでしょ?料理は心って」
世羅「あっ……」
世羅母「世羅は、ムキになりすぎて、『美味しく食べてほしい』って言う気持ち、忘れてたんじゃない?」
私はハッとした。
(お母さんの言う通りだ……私、ムキになってた。
ムキになって、慌てて、心がこもってない料理なんて……)
[太字](美味しくなくて当然だ……)[/太字]
世羅「ありがとう。お母さん。もう一回作ってみる!」
(美味しく食べてほしい……さっき私が、お母さんの卵焼きを食べた時みたいに、幸せな気分に……!)
世羅「……どう?」
お母さんの卵焼きには程遠い、形が少し崩れ、少し焦げている卵焼き。
でも……
世羅母「美味しいわ」
世羅「本当?」
世羅母「ええ。こげもそんなに気にならないわ」
世羅「ありがとう!お母さん!」
よ〜し!この調子で、色々マスターするぞ〜!
ー1週間後 空港ー
(やるべきことはやった……よね!)
世羅母「それじゃあ、二人とも行ってくるわね」
世羅父「翔くん。世良を頼んだよ」
翔「はい!もちろんです」
翔母「翔ちゃん。世羅ちゃんに意地悪しちゃダメよ?世羅ちゃん、何かあったら、すぐ連絡してね?」
(翔くんなら、喜んでいじめられます!)
翔「そんなことしないよ……」
翔父「世羅ちゃん。翔が迷惑かけるかもしれないけど、よろしく頼むよ」
世羅「はい」
世羅母「それじゃあ、行ってくるわね」
世羅&翔「いってらっしゃーい!」
こうして飛行機は飛んで行った……
世羅「それじゃあ、行こっか?」
翔「うん。帰ろう」
翔を落とすための大作戦はここから始まる……
その2文字が頭から離れない
だって……
[太字]好きな人と同居するのに、落ち着けるわけないじゃない![/太字]
(翔と……同居?とんでもないことになっちゃった〜!
翔、なんであんなこと言っちゃったのよ〜!お母さんノリノリじゃん!←同居できることに心の中で舞い上がってる人)
出発は1週間後、それまでに準備しないと!
(よ〜し![太字]ぜ〜〜〜〜ったいに!翔を同居する7日間で落としてみせるんだから![/太字])
っといってもどうすればいいんだろう……
世羅「うーん」
世羅父「世羅、百面相してどうしたんだ?」
世羅「お父さん、男の人って女性のどういうところに惹かれるの?」
世羅父「どうしたんだ急に女の子みたいなこと言い出して」
(は?この父親デレカシーないの?)
世羅「元々女の子です〜!」
世羅父「はっはは!……ふぅ。根元だよ」
世羅「根元?」
世羅父「ああ。結局は、奥底にある本性ってことだ。
世羅だって、翔くんの顔とかじゃなくて、中にある優しさに惚れたんだろ?」
(え、なんでバレてんの?)
世羅「お父さん!変なこと言わないでよ!翔のことなんか好きじゃないっていってるでしょ!」
世羅父「ああ、すまん、すまん。でも、頑張れよ」
(お父さんって切り替え早いよな……ある意味尊敬する)
世羅「ありがと」
ー世羅の部屋ー
世羅「根元ね〜」
結局それって、あんまり同居に関係ないじゃん。
女の子らしいところとか磨かなきゃかな……
……よし!
[太字](料理も家事も掃除も完璧な、できる女アピールしてやる!)[/太字]
世羅「お〜!」
……とは言ったものの、
世羅「全然うまくできないよ〜!」
今、卵焼きを作ったんだけど、
世羅「ぜっ全部丸焦げだ……」
(どうしよう……卵焼きすら作れない私って……)
[太字]女子力……ゼロ⁈[/太字]
世羅母「なによ。この残骸たちは。あんたがそこまで料理オンチとはねぇ」
世羅「うっうるさいな〜!」
世羅母「貸してみなさい」
お母さんは、私から卵焼き器を取り上げると、卵焼きを作り始めた。
そして……
世羅「おっおいしそ〜!」
目の前には黄色くてふわっふわなのがみただけで伝わる卵焼き。
世羅「お母さん、食べていい?」
世羅母「ええ」
パク……おっおっ
世羅「おいし〜!」
なんでこんなに美味しいんだろ〜!私とレシピ一緒なのに
世羅母「世羅、あなた、少しムキになってたんじゃない?」
世羅「え?」
世羅母「よく言うでしょ?料理は心って」
世羅「あっ……」
世羅母「世羅は、ムキになりすぎて、『美味しく食べてほしい』って言う気持ち、忘れてたんじゃない?」
私はハッとした。
(お母さんの言う通りだ……私、ムキになってた。
ムキになって、慌てて、心がこもってない料理なんて……)
[太字](美味しくなくて当然だ……)[/太字]
世羅「ありがとう。お母さん。もう一回作ってみる!」
(美味しく食べてほしい……さっき私が、お母さんの卵焼きを食べた時みたいに、幸せな気分に……!)
世羅「……どう?」
お母さんの卵焼きには程遠い、形が少し崩れ、少し焦げている卵焼き。
でも……
世羅母「美味しいわ」
世羅「本当?」
世羅母「ええ。こげもそんなに気にならないわ」
世羅「ありがとう!お母さん!」
よ〜し!この調子で、色々マスターするぞ〜!
ー1週間後 空港ー
(やるべきことはやった……よね!)
世羅母「それじゃあ、二人とも行ってくるわね」
世羅父「翔くん。世良を頼んだよ」
翔「はい!もちろんです」
翔母「翔ちゃん。世羅ちゃんに意地悪しちゃダメよ?世羅ちゃん、何かあったら、すぐ連絡してね?」
(翔くんなら、喜んでいじめられます!)
翔「そんなことしないよ……」
翔父「世羅ちゃん。翔が迷惑かけるかもしれないけど、よろしく頼むよ」
世羅「はい」
世羅母「それじゃあ、行ってくるわね」
世羅&翔「いってらっしゃーい!」
こうして飛行機は飛んで行った……
世羅「それじゃあ、行こっか?」
翔「うん。帰ろう」
翔を落とすための大作戦はここから始まる……