閲覧前に必ずご確認ください
この作品はnmmn描写があります。
解釈不一致、捏造設定など、読者さんを不快にさせてしまう可能性があります。
夢小説設定
×
[水平線]
[水平線]
朝、なんとなく目が覚める。
流石に夢オチではなかった。きちんと、○○の部屋で寝ていた。
まだ使用人も起こしに来ていないし、窓からも朝日はギリギリ見えないので、起きるにはまだ早い時間なのだろう。
二度寝を考えたが、布団に入っても寝れる気がしなかったので、顔を洗いに立ち上がった。
手洗い場で顔を軽く濡らして完全に目を覚ました後、適当なTシャツのような服に着替えた。
正直ドレス以外の服を持っているか不安だったが、持っていてよかった。
奥の方にあったのを引っ張り出したけど。
運動しやすい服に着替えたら、外に出た。
朝の少し冷たい空気が、ひやりと頬に触れた。
軽くストレッチを済ませると、私は駆け出した。
...考えたのだが。
剣術を習ったって、攻略対象に本当に勝てるとは限らないのだ。
私はただの悪役令嬢で、相手は乙女ゲームの主人公(仮)。
恐らく3次元になってもハイスペのイケメンだし、ゲームに出ていない部分でも才能や努力を発揮していると思う。
そんな男達に、一令嬢が勝てるわけがない。
なので私は、攻略対象以上に努力をし、攻略対象に勝てる確率を上げなければいけないのだ。
ということで、まずは走り込みで体力と体幹をつける。
継続は力なり、少しずつでも続けていくことが重要なのだ。
[水平線]
そこら辺をぐるっと何周か回り、汗を掻いたところで家に帰る。
門をくぐり、中庭を歩いていると、シュッ、と風を切る音がいくつも聞こえてくる。
少し気になって音の方へ向かうと、そこは訓練場だった。
●●公爵家は、パーティーなどのときも護衛を引き連れており、その護衛たちの教育にも力を入れている。
つまり●●公爵家には、家族が生活する棟の他、使用人が住む棟、護衛が住む棟がある。
そして護衛棟には、訓練場が常設されている。
普段はあまり近づく機会もないが、なんとなく覗いてみると、そこには護衛の素振り練習と走り込みの様子があり、グチツボは先頭で走り込みをしていた。
ここで、衝撃の事実に気づく。
護衛騎士いるならその人達に剣術指導お願いしたら良いじゃん、というものだ。
別に雇って貰う必要はないな、と考え直す。
でも、親に言って断られたらいけないので、とりあえずお話はできる程度にはなっておきたい。
ちょうど休憩に入っている二人組に、勇気を出して話しかけた。
「あの...いま、何されてるんですか?」
「あれ、お嬢様?何でいるんですか」
「お嬢様...?私共は休憩中ですが、他の騎士達は走り込みと素振り練習中です。」
戸惑いつつも、一応黒髪の方が答えてくれた。
でも、やっぱり足りない。
できればもっと、親しげに笑える程度になりたい...。
仲間が増えるのは、悪いことではないし、護衛騎士の仲間って何かあったら守ってくれそうだし。
「すごいですね、そんけいします。」
「そういえば、お二人のお名前をきいてもよろしいですか?」
「えっと、護衛騎士のたらこです。一応、この中では上官扱いになってます。」
「申し遅れました、護衛騎士のげんぴょんです。同じく、上官の立ち位置にいます。」
金髪マフラーの、たらこさんを容姿から勝手に女性だと思っていたが、声からして男性なようだ。
黒髪で妖しい雰囲気を纏っているげんぴょんさんは、態度からすごく誠実な印象を抱いた。
どちらも上官らしく、通りで所作が綺麗で隙がないんだなと感心した。
「ありがとうございます。私、したしく話せる友人がいないので...、たまにでもいいので、おはなし相手になってくれませんか?」
trk「いいですよ〜、暇なときなら。」
gnpyn「いいですよ。」
...少々堅苦しいが、これから仲良くなっていくつもりだ。
とりあえず2名、護衛騎士でお話相手を確保(しかも上官)。
走り込みも終わったようだし、今日はもう帰って、また次あったとき話しかけようかと思っていると、緑髪がこちらへ向かってきた。
gttb「おっ、お嬢様...?」
「あ、先日はどうも...」
そこには、走り込みが終わった攻略対象、グチツボがいた。
こちらとしては、自分を処刑する可能性がある人とは当然ながら関わりたくないので、さっさと退散したいのだが...
グチツボがバツの悪そうな顔をして、なにか言いたげにしていた。
gttb「はい...本当に申し訳ありませんでした...お怒りです...よね?」
「いえ、そんなに気にしていませんし、私にも十分責はありますから。」
「というか、むしろ謝らなければいけないのは私のほうなので...申し訳ありません。」
trk「...え何ぃ、ぐちさんお嬢様に何かしたの〜?クビ?」
gnpyn「あっ、...いやぐっち、流石に手ぇ出すのは擁護できん...ごめんな、お前がそんなロリコンだとは...」
何か私よりもクソガキな方たちの言葉に、グチツボの額に青筋が浮き上がる。
げんぴょんさんもたらこさんも、見た目に反して煽りがすごい。
私が喋らない間も、3人(2対1)は口論(暴言の言い合い・煽り合い)を続けている。
gttb「......ッッハア〜〜〜!?たらこが一番、いろんな奴見た目で騙してんだろ。クビはお前じゃ、ウツボカヅラ!!」
gttb「あと原人は何いってんだよ、気持ちわりい。俺らの中で一番ロリに手出しそうなの、お前だろ」
trk「え、俺は別に問題起こしてないし〜?どっかのサボテンさんと違って。」
gnpyn「ぐっちの日頃の行いがそう思われてもおかしくないものなんだから、ロリコンって言われてもしょうがなくない?」
...え、仲間ですよね?
思わず確認したくなる。
あれかな、喧嘩するほど仲が良いってやつ。うん、そうだよ、きっと。
私が言葉の殴り合いを傍観していると、私の方をちらりと見たげんぴょんさんが、思いついたようにグチツボを指差す。
gnpyn「あ、こいつはぐちつぼって言います。俺らと同じく上官。」
gttb「...ぐちつぼと申します、上官やってまーす。...え、いる?この自己紹介。」
trk「なんか、話し相手ほしいらしいから、ぐちさんもなってあげてよ。」
gttb「えっとォ...俺で良ければ?」
「ありがとうございます」
げんぴょんさんが話を振ってくれたお陰で、話し相手は増えたが...攻略対象かあ。
若干いやいやながらも、にこにこと笑ってお礼を伝えた。
trk「あ、お嬢様。俺らの紹介まだでしたよね?」
trk「俺らは護衛騎士の中でも、限界っていう上官グループに属してるんですよ。」
gnpyn「そ。だから、上官はまだあと3人いるんですけど...呼んできましょうか?」
「あ、いえ、大丈夫です。また後日、おうかがいしますので...」
gttb「正式にはグループではないけどな。」
trk「どっちでもいいだろ、それ」
gttb「お前らと仲間なんて最悪だよ」
なんかまた言い争ってるけど、多い多い。6人もいんの、上官。
ただでさえ人の名前と顔を一致させるのが苦手で、乙女ゲー相当やりこんでやっと攻略対象覚えられたのに...
1日で6人は覚えられない、と自分の記憶力が恨めしく思えながらも善意を断った。
そもそも訓練の邪魔だろうに、よく付き合ってくれたと思う。
立場的に断れなかったとも思うけど。
「では、訓練のじゃまになってはいけないので...またおはなし相手してくれますか?」
gnpyn「もちろん、お嬢様の頼みとあらば。」
trk「俺もいいですよ〜」
gttb「お嬢様が良いなら...」
「ありがとうございます、失礼しました。」
...っていうか限界って何?
そんな疑問を抱きながらも、私は屋敷へと歩みを進めていった。
[水平線]
ダンテ「○○!!どこに行っていたんだ!?もうお父さん心配で心配で...」
カーヴィレ「○○、お話は食事中でもいいかしら。折角の朝食が冷めてしまうわ。」
シャワーで汗を流して、適当な装飾の少ないワンピースに着替えて食堂に向かったのだが。
誰にも言っていなかったものだから、父・ダンテに泣きつかれる始末。
しまった、伝えてから行けばよかった。
母・カーヴィレの言う通り、皆で「いただきます」と食事を始めてから、事情を説明する。
「申し訳ありません、お父様、お母様。少し外の空気を吸いたくて、軽く走っていました。」
怒られなくても、言ってから行きなさいくらいはいわれるかなと思っていたら、2人ともにこりと笑みを浮かべていた。
え、怖い、何その笑み。注意してよ、親なんだから。
ダンテ「えらいなあ、●●...入学に向けて、頑張っているんだな...」
カーヴィレ「実況学園には運動系の授業もありますものね。」
なんか褒められたので、にこにこと良い子アピールをしておく。
それはそうと、ピクトが一言も発さず食べ進めているのが気になる。
話したくないのかもしれないのでそっとしておこう...と思っていたところで、お願いを思い出す。
そうだ、強くなるために親に剣術と体術と魔法のカテキョつけてほしいんだった。
剣術はできれば護衛騎士で...!!
「お母様、お父様。私、剣術と体術と魔法をきょうかしたいので、教えてくれるかたがほしいです。」
私がそう伝えると、2人はきょとんとした表情になり、またにこりと頷いた。
ダンテ「いいぞ!本当に、○○は偉いなあ、入学のことまで考えていて。」
カーヴィレ「実況学園には体術、剣術、魔法の教科も授業になっているから、ちょうどいいわね。」
カーヴィレ「そうだ、剣術と体術は護衛騎士に教われば良いんじゃない?それと、魔法は...あ、あの先生、確か別の教科も教えていったわよね。並行して、教えてもらえれるわね!」
ダンテ「おぉいいな、そうしよう!」
護衛騎士はまあ予定通りとしても、先生って誰だ。
なんかちゃんとした勉強もさせられそうになっている。嫌なんだが、面倒くさいから。
なんで護衛騎士に体術剣術は任せるのに魔法任せないんだよ。できていろよ、護衛騎士。
こうして私は文武両道へ──もとい、攻略対象を叩きのめすため──の道を切り開いていくのだった。
[水平線]
??「ん、はあーい。お仕事ですね。」
??「...魔法の授業もか。珍しいな...」
??「行ってみるかあ、●●公爵家。ぐちもいるみたいだし〜」
誰かの独り言が、空に消えた。
[水平線]
[水平線]
朝、なんとなく目が覚める。
流石に夢オチではなかった。きちんと、○○の部屋で寝ていた。
まだ使用人も起こしに来ていないし、窓からも朝日はギリギリ見えないので、起きるにはまだ早い時間なのだろう。
二度寝を考えたが、布団に入っても寝れる気がしなかったので、顔を洗いに立ち上がった。
手洗い場で顔を軽く濡らして完全に目を覚ました後、適当なTシャツのような服に着替えた。
正直ドレス以外の服を持っているか不安だったが、持っていてよかった。
奥の方にあったのを引っ張り出したけど。
運動しやすい服に着替えたら、外に出た。
朝の少し冷たい空気が、ひやりと頬に触れた。
軽くストレッチを済ませると、私は駆け出した。
...考えたのだが。
剣術を習ったって、攻略対象に本当に勝てるとは限らないのだ。
私はただの悪役令嬢で、相手は乙女ゲームの主人公(仮)。
恐らく3次元になってもハイスペのイケメンだし、ゲームに出ていない部分でも才能や努力を発揮していると思う。
そんな男達に、一令嬢が勝てるわけがない。
なので私は、攻略対象以上に努力をし、攻略対象に勝てる確率を上げなければいけないのだ。
ということで、まずは走り込みで体力と体幹をつける。
継続は力なり、少しずつでも続けていくことが重要なのだ。
[水平線]
そこら辺をぐるっと何周か回り、汗を掻いたところで家に帰る。
門をくぐり、中庭を歩いていると、シュッ、と風を切る音がいくつも聞こえてくる。
少し気になって音の方へ向かうと、そこは訓練場だった。
●●公爵家は、パーティーなどのときも護衛を引き連れており、その護衛たちの教育にも力を入れている。
つまり●●公爵家には、家族が生活する棟の他、使用人が住む棟、護衛が住む棟がある。
そして護衛棟には、訓練場が常設されている。
普段はあまり近づく機会もないが、なんとなく覗いてみると、そこには護衛の素振り練習と走り込みの様子があり、グチツボは先頭で走り込みをしていた。
ここで、衝撃の事実に気づく。
護衛騎士いるならその人達に剣術指導お願いしたら良いじゃん、というものだ。
別に雇って貰う必要はないな、と考え直す。
でも、親に言って断られたらいけないので、とりあえずお話はできる程度にはなっておきたい。
ちょうど休憩に入っている二人組に、勇気を出して話しかけた。
「あの...いま、何されてるんですか?」
「あれ、お嬢様?何でいるんですか」
「お嬢様...?私共は休憩中ですが、他の騎士達は走り込みと素振り練習中です。」
戸惑いつつも、一応黒髪の方が答えてくれた。
でも、やっぱり足りない。
できればもっと、親しげに笑える程度になりたい...。
仲間が増えるのは、悪いことではないし、護衛騎士の仲間って何かあったら守ってくれそうだし。
「すごいですね、そんけいします。」
「そういえば、お二人のお名前をきいてもよろしいですか?」
「えっと、護衛騎士のたらこです。一応、この中では上官扱いになってます。」
「申し遅れました、護衛騎士のげんぴょんです。同じく、上官の立ち位置にいます。」
金髪マフラーの、たらこさんを容姿から勝手に女性だと思っていたが、声からして男性なようだ。
黒髪で妖しい雰囲気を纏っているげんぴょんさんは、態度からすごく誠実な印象を抱いた。
どちらも上官らしく、通りで所作が綺麗で隙がないんだなと感心した。
「ありがとうございます。私、したしく話せる友人がいないので...、たまにでもいいので、おはなし相手になってくれませんか?」
trk「いいですよ〜、暇なときなら。」
gnpyn「いいですよ。」
...少々堅苦しいが、これから仲良くなっていくつもりだ。
とりあえず2名、護衛騎士でお話相手を確保(しかも上官)。
走り込みも終わったようだし、今日はもう帰って、また次あったとき話しかけようかと思っていると、緑髪がこちらへ向かってきた。
gttb「おっ、お嬢様...?」
「あ、先日はどうも...」
そこには、走り込みが終わった攻略対象、グチツボがいた。
こちらとしては、自分を処刑する可能性がある人とは当然ながら関わりたくないので、さっさと退散したいのだが...
グチツボがバツの悪そうな顔をして、なにか言いたげにしていた。
gttb「はい...本当に申し訳ありませんでした...お怒りです...よね?」
「いえ、そんなに気にしていませんし、私にも十分責はありますから。」
「というか、むしろ謝らなければいけないのは私のほうなので...申し訳ありません。」
trk「...え何ぃ、ぐちさんお嬢様に何かしたの〜?クビ?」
gnpyn「あっ、...いやぐっち、流石に手ぇ出すのは擁護できん...ごめんな、お前がそんなロリコンだとは...」
何か私よりもクソガキな方たちの言葉に、グチツボの額に青筋が浮き上がる。
げんぴょんさんもたらこさんも、見た目に反して煽りがすごい。
私が喋らない間も、3人(2対1)は口論(暴言の言い合い・煽り合い)を続けている。
gttb「......ッッハア〜〜〜!?たらこが一番、いろんな奴見た目で騙してんだろ。クビはお前じゃ、ウツボカヅラ!!」
gttb「あと原人は何いってんだよ、気持ちわりい。俺らの中で一番ロリに手出しそうなの、お前だろ」
trk「え、俺は別に問題起こしてないし〜?どっかのサボテンさんと違って。」
gnpyn「ぐっちの日頃の行いがそう思われてもおかしくないものなんだから、ロリコンって言われてもしょうがなくない?」
...え、仲間ですよね?
思わず確認したくなる。
あれかな、喧嘩するほど仲が良いってやつ。うん、そうだよ、きっと。
私が言葉の殴り合いを傍観していると、私の方をちらりと見たげんぴょんさんが、思いついたようにグチツボを指差す。
gnpyn「あ、こいつはぐちつぼって言います。俺らと同じく上官。」
gttb「...ぐちつぼと申します、上官やってまーす。...え、いる?この自己紹介。」
trk「なんか、話し相手ほしいらしいから、ぐちさんもなってあげてよ。」
gttb「えっとォ...俺で良ければ?」
「ありがとうございます」
げんぴょんさんが話を振ってくれたお陰で、話し相手は増えたが...攻略対象かあ。
若干いやいやながらも、にこにこと笑ってお礼を伝えた。
trk「あ、お嬢様。俺らの紹介まだでしたよね?」
trk「俺らは護衛騎士の中でも、限界っていう上官グループに属してるんですよ。」
gnpyn「そ。だから、上官はまだあと3人いるんですけど...呼んできましょうか?」
「あ、いえ、大丈夫です。また後日、おうかがいしますので...」
gttb「正式にはグループではないけどな。」
trk「どっちでもいいだろ、それ」
gttb「お前らと仲間なんて最悪だよ」
なんかまた言い争ってるけど、多い多い。6人もいんの、上官。
ただでさえ人の名前と顔を一致させるのが苦手で、乙女ゲー相当やりこんでやっと攻略対象覚えられたのに...
1日で6人は覚えられない、と自分の記憶力が恨めしく思えながらも善意を断った。
そもそも訓練の邪魔だろうに、よく付き合ってくれたと思う。
立場的に断れなかったとも思うけど。
「では、訓練のじゃまになってはいけないので...またおはなし相手してくれますか?」
gnpyn「もちろん、お嬢様の頼みとあらば。」
trk「俺もいいですよ〜」
gttb「お嬢様が良いなら...」
「ありがとうございます、失礼しました。」
...っていうか限界って何?
そんな疑問を抱きながらも、私は屋敷へと歩みを進めていった。
[水平線]
ダンテ「○○!!どこに行っていたんだ!?もうお父さん心配で心配で...」
カーヴィレ「○○、お話は食事中でもいいかしら。折角の朝食が冷めてしまうわ。」
シャワーで汗を流して、適当な装飾の少ないワンピースに着替えて食堂に向かったのだが。
誰にも言っていなかったものだから、父・ダンテに泣きつかれる始末。
しまった、伝えてから行けばよかった。
母・カーヴィレの言う通り、皆で「いただきます」と食事を始めてから、事情を説明する。
「申し訳ありません、お父様、お母様。少し外の空気を吸いたくて、軽く走っていました。」
怒られなくても、言ってから行きなさいくらいはいわれるかなと思っていたら、2人ともにこりと笑みを浮かべていた。
え、怖い、何その笑み。注意してよ、親なんだから。
ダンテ「えらいなあ、●●...入学に向けて、頑張っているんだな...」
カーヴィレ「実況学園には運動系の授業もありますものね。」
なんか褒められたので、にこにこと良い子アピールをしておく。
それはそうと、ピクトが一言も発さず食べ進めているのが気になる。
話したくないのかもしれないのでそっとしておこう...と思っていたところで、お願いを思い出す。
そうだ、強くなるために親に剣術と体術と魔法のカテキョつけてほしいんだった。
剣術はできれば護衛騎士で...!!
「お母様、お父様。私、剣術と体術と魔法をきょうかしたいので、教えてくれるかたがほしいです。」
私がそう伝えると、2人はきょとんとした表情になり、またにこりと頷いた。
ダンテ「いいぞ!本当に、○○は偉いなあ、入学のことまで考えていて。」
カーヴィレ「実況学園には体術、剣術、魔法の教科も授業になっているから、ちょうどいいわね。」
カーヴィレ「そうだ、剣術と体術は護衛騎士に教われば良いんじゃない?それと、魔法は...あ、あの先生、確か別の教科も教えていったわよね。並行して、教えてもらえれるわね!」
ダンテ「おぉいいな、そうしよう!」
護衛騎士はまあ予定通りとしても、先生って誰だ。
なんかちゃんとした勉強もさせられそうになっている。嫌なんだが、面倒くさいから。
なんで護衛騎士に体術剣術は任せるのに魔法任せないんだよ。できていろよ、護衛騎士。
こうして私は文武両道へ──もとい、攻略対象を叩きのめすため──の道を切り開いていくのだった。
[水平線]
??「ん、はあーい。お仕事ですね。」
??「...魔法の授業もか。珍しいな...」
??「行ってみるかあ、●●公爵家。ぐちもいるみたいだし〜」
誰かの独り言が、空に消えた。
[水平線]