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この作品はnmmn描写があります。
解釈不一致、捏造設定など、読者さんを不快にさせてしまう可能性があります。
夢小説設定
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...まあ、家の探索とは言っても。
実際、私の脳内には今世の記憶がきっちりと刻まれているわけで。
その後は特に驚くようなこともなく、ただ家の中を歩き回ってるだけの人と化していた。
そして、窓の外も暗くなてきている頃、お腹が空いたのと、行っていなかったので食堂に向かうことにした。
...のだが。
私の体は、勿論前世からしたら小さくなっているわけなので、足の長さも短い。
必然的に、廊下も早歩きにならないと通常の速度で歩けない。
ここに来て不便を見つけてしまい、少しテンションを落としながら、角に差し掛かった。
ふっ、と目の前に大きな影が落ちる。
「あ」
「え゙っ、!?」
ぶつかる、と思って衝撃に身構えていても、衝撃が私を襲うことはなかった。
「おっお嬢様!?なんでここに...」
驚きの声を上げた相手の方をちらりと見ると、そこには我が●●公爵家の護衛を任されている、「グチツボ・サボウ」の姿があった。
急な私との衝突を避けて回避した反射神経にも納得の人物だった。
そして、グチツボも攻略対象である。
...それも、グチツボルートではグチツボはヒロインを守りながらも悪役令嬢に散々こき使われ、ヒロインと結ばれると悪役令嬢を処刑する(勿論合法的に)。
恐ろしいヤツだ...と考えていると、グチツボが慌てて騎士の礼をとる。
gttb「お嬢様、お怪我はございませんか。私の不注意でお嬢様を危険に晒したこと、深くお詫びいたします。罰をなんなりと...」
なんか勝手に罰を受けようとしている人がいた。
仮にも主を処刑する(可能性がある)とは思えない立ち振舞と言葉遣いに驚きながら、礼をやめさせる。
「いえ、私の方こそまえをよく見ていませんでした。もうしわけないのはこちらのセリフです。いそいだほうが良いのでは?あわてていらっしゃいましたし...」
またもや幼女の話し方になる。
呂律がうまく回らないのはいただけないが、礼の仕方は及第点程度は取れているだろう。どちらかといえば好印象なはずだ。
gttb「...寛大なお心、感謝します。では、失礼します。」
グチツボは一瞬目を見開いたが、言い終えると礼をして、何もなかったかのように早歩きで去っていった。
...なんか知らないがムカついてくる。
確かグチツボの家は有名な騎士の家で、王家に仕える騎士を何十人も出してきた、という設定があった。
グチツボもその才を見出され、若くして公爵家──つまり、●●家の護衛となった。
期待がプレッシャーへと変わり、押しつぶされそうになる中での悪役令嬢からの酷い仕打ち...そんな最悪からグチツボを救うのが、ヒロインだ。
グチツボが悪役令嬢である○○の護衛として学校に来るとき、何度も話しかけるとグチツボルートは解禁される(二周目以降限定)。
ヒロイン達が高校一年生、15、6歳のときにグチツボは23歳。
大人びた雰囲気と、時折見せるいたずらっ子のような笑みから、ギャップにやられてファンになるプレイヤーも少なくはなかったようだ。
サブキャラの中でもトップクラスだと言っていいだろう。
そして私は、コイツが私を処刑することにムカついているのではない。
背が高いのだ、今。
は?という気持ちは一旦しまってほしい。
ヒロインが16のとき、グチツボが23としよう。
ヒロインと同い年の私は7歳くらいなので、グチツボは14くらい。つまりは日本の中2くらいの年ということだ。
今成長期なのはわかるが、それにしたって高くないか。
23までまだ時間はあるだろう、もう少し低くてもいいじゃないか。
そういえば23(ゲームの舞台のとき)のグチツボは182cm(公式ファンブック情報)らしいが、今は170cmは越していたと思う。
まだ伸びるのか、コイツ。
もうやめとけよ。中学生で150cmいって喜んでた私が惨めになるだろ。
心の中でため息を付きながら早歩きをしていると、またもや前方に影が見えた。
でも、今度は相手が先に出てきそうだったので、衝突の危険性は低そうで安堵した。
「あっ、義姉さま...」
「...ピクト、どうかしたの?」
なんと出てきた相手、2連攻略対象でした。
しかも義弟。
まあ、もうラノベでしかないんだね。
悪役令嬢に転生した先の弟が攻略対象て。あるある〜。
しかも、義弟だったりするんだよね、捨て子とか、養子とか。
暗い感じがありがちだよね〜。
...因みにピクトは捨て子の養子である。
やはりラノベであった。
「どうしたの、ピクト。もう夕食はおわったの?」
pkt「...えぇと、はい。さきにいただきました。あの...義姉さま、ごえい騎士をみませんでしたか?こう身長の。」
高身長...ピクト、お前も敵なのか...十中八九グチツボだと思うけれど...
チクろ(八つ当たり)。
「緑髪のかたなら、あっちの方へいそいでいってしまったけど...どうして?」
pkt「えぇっと...あ、いそがなきゃいけないようじがあるんだった!義姉さま、しつれいします!」
ピクトは言い終えると走り去っていった。
後ろめたい事でもあるのだろうか。姉に隠し事は早くないか?
あ、そういえば、ピクトルートは、捨て子だったピクトは●●家で養子として育てられるも、捨てられたということによる傷は癒えず...ピクトも悪役令嬢に虐められたりするが、ヒロインといっしょに過ごすうちに傷は癒え、悪役令嬢にも言い返せるようになり、悪役令嬢は処刑され(こちらも合法的に)、ハッピーエンドというわけだ。
コイツも私を殺す可能性のある、危険人物だ。
因みに、悪役令嬢が殺されないルートもある。
悪役令嬢が国外通報されるルートもあるし、悪役令嬢が他の誰かと適当にくっつけられてるルートもあるし、そもそも悪役令嬢が登場しないルートもある。
私的には死なないのが一番だが、ヒロインを誘導したとてうまくいくかはわからないので、ルート変更は期待していない。
色々考えていると、いつの間にか食堂についていた。
中に入ると、父と母が食事を既に始めており、ピクトの姿はなかった。
ダンテ「!○○!これたか!!」
カーヴィレ「○○、もう大丈夫だと思うから、使用人に食事を運ばせようと思っていたの。ごめんなさいね、先に頂いて。」
「いえ、お気づかいありがとうございます。」
シェフの方を見ると食べて良いらしいので、「いただきます」と手を合わせてから、遠慮なく食事を始める。
因みに「いただきます」「ごちそうさま」は普通にあるらしい。日本産のゲームだからだろうか、名前は外国チックなのに。
食事はめちゃくちゃ美味しかった。
流石は公爵家だという感じで、ナイフとフォークもあったし。
生憎私は食レポが上手くはないので、披露する、なんてことはしないが。
●●家は食堂で談笑しながら食事をするので、今日も普通に談笑しながら食事を楽しんだ。
因みに最後にシェフにお礼を言うと、嬉しそうに微笑まれた。これからは毎日言おうと思う。感謝大事。
それから布団に入ると眠気が襲ってきて、一分も立たないうちに私は眠りにつくことができた。
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少しずつではあるが、少女は既に運命を変え始めている。
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...まあ、家の探索とは言っても。
実際、私の脳内には今世の記憶がきっちりと刻まれているわけで。
その後は特に驚くようなこともなく、ただ家の中を歩き回ってるだけの人と化していた。
そして、窓の外も暗くなてきている頃、お腹が空いたのと、行っていなかったので食堂に向かうことにした。
...のだが。
私の体は、勿論前世からしたら小さくなっているわけなので、足の長さも短い。
必然的に、廊下も早歩きにならないと通常の速度で歩けない。
ここに来て不便を見つけてしまい、少しテンションを落としながら、角に差し掛かった。
ふっ、と目の前に大きな影が落ちる。
「あ」
「え゙っ、!?」
ぶつかる、と思って衝撃に身構えていても、衝撃が私を襲うことはなかった。
「おっお嬢様!?なんでここに...」
驚きの声を上げた相手の方をちらりと見ると、そこには我が●●公爵家の護衛を任されている、「グチツボ・サボウ」の姿があった。
急な私との衝突を避けて回避した反射神経にも納得の人物だった。
そして、グチツボも攻略対象である。
...それも、グチツボルートではグチツボはヒロインを守りながらも悪役令嬢に散々こき使われ、ヒロインと結ばれると悪役令嬢を処刑する(勿論合法的に)。
恐ろしいヤツだ...と考えていると、グチツボが慌てて騎士の礼をとる。
gttb「お嬢様、お怪我はございませんか。私の不注意でお嬢様を危険に晒したこと、深くお詫びいたします。罰をなんなりと...」
なんか勝手に罰を受けようとしている人がいた。
仮にも主を処刑する(可能性がある)とは思えない立ち振舞と言葉遣いに驚きながら、礼をやめさせる。
「いえ、私の方こそまえをよく見ていませんでした。もうしわけないのはこちらのセリフです。いそいだほうが良いのでは?あわてていらっしゃいましたし...」
またもや幼女の話し方になる。
呂律がうまく回らないのはいただけないが、礼の仕方は及第点程度は取れているだろう。どちらかといえば好印象なはずだ。
gttb「...寛大なお心、感謝します。では、失礼します。」
グチツボは一瞬目を見開いたが、言い終えると礼をして、何もなかったかのように早歩きで去っていった。
...なんか知らないがムカついてくる。
確かグチツボの家は有名な騎士の家で、王家に仕える騎士を何十人も出してきた、という設定があった。
グチツボもその才を見出され、若くして公爵家──つまり、●●家の護衛となった。
期待がプレッシャーへと変わり、押しつぶされそうになる中での悪役令嬢からの酷い仕打ち...そんな最悪からグチツボを救うのが、ヒロインだ。
グチツボが悪役令嬢である○○の護衛として学校に来るとき、何度も話しかけるとグチツボルートは解禁される(二周目以降限定)。
ヒロイン達が高校一年生、15、6歳のときにグチツボは23歳。
大人びた雰囲気と、時折見せるいたずらっ子のような笑みから、ギャップにやられてファンになるプレイヤーも少なくはなかったようだ。
サブキャラの中でもトップクラスだと言っていいだろう。
そして私は、コイツが私を処刑することにムカついているのではない。
背が高いのだ、今。
は?という気持ちは一旦しまってほしい。
ヒロインが16のとき、グチツボが23としよう。
ヒロインと同い年の私は7歳くらいなので、グチツボは14くらい。つまりは日本の中2くらいの年ということだ。
今成長期なのはわかるが、それにしたって高くないか。
23までまだ時間はあるだろう、もう少し低くてもいいじゃないか。
そういえば23(ゲームの舞台のとき)のグチツボは182cm(公式ファンブック情報)らしいが、今は170cmは越していたと思う。
まだ伸びるのか、コイツ。
もうやめとけよ。中学生で150cmいって喜んでた私が惨めになるだろ。
心の中でため息を付きながら早歩きをしていると、またもや前方に影が見えた。
でも、今度は相手が先に出てきそうだったので、衝突の危険性は低そうで安堵した。
「あっ、義姉さま...」
「...ピクト、どうかしたの?」
なんと出てきた相手、2連攻略対象でした。
しかも義弟。
まあ、もうラノベでしかないんだね。
悪役令嬢に転生した先の弟が攻略対象て。あるある〜。
しかも、義弟だったりするんだよね、捨て子とか、養子とか。
暗い感じがありがちだよね〜。
...因みにピクトは捨て子の養子である。
やはりラノベであった。
「どうしたの、ピクト。もう夕食はおわったの?」
pkt「...えぇと、はい。さきにいただきました。あの...義姉さま、ごえい騎士をみませんでしたか?こう身長の。」
高身長...ピクト、お前も敵なのか...十中八九グチツボだと思うけれど...
チクろ(八つ当たり)。
「緑髪のかたなら、あっちの方へいそいでいってしまったけど...どうして?」
pkt「えぇっと...あ、いそがなきゃいけないようじがあるんだった!義姉さま、しつれいします!」
ピクトは言い終えると走り去っていった。
後ろめたい事でもあるのだろうか。姉に隠し事は早くないか?
あ、そういえば、ピクトルートは、捨て子だったピクトは●●家で養子として育てられるも、捨てられたということによる傷は癒えず...ピクトも悪役令嬢に虐められたりするが、ヒロインといっしょに過ごすうちに傷は癒え、悪役令嬢にも言い返せるようになり、悪役令嬢は処刑され(こちらも合法的に)、ハッピーエンドというわけだ。
コイツも私を殺す可能性のある、危険人物だ。
因みに、悪役令嬢が殺されないルートもある。
悪役令嬢が国外通報されるルートもあるし、悪役令嬢が他の誰かと適当にくっつけられてるルートもあるし、そもそも悪役令嬢が登場しないルートもある。
私的には死なないのが一番だが、ヒロインを誘導したとてうまくいくかはわからないので、ルート変更は期待していない。
色々考えていると、いつの間にか食堂についていた。
中に入ると、父と母が食事を既に始めており、ピクトの姿はなかった。
ダンテ「!○○!これたか!!」
カーヴィレ「○○、もう大丈夫だと思うから、使用人に食事を運ばせようと思っていたの。ごめんなさいね、先に頂いて。」
「いえ、お気づかいありがとうございます。」
シェフの方を見ると食べて良いらしいので、「いただきます」と手を合わせてから、遠慮なく食事を始める。
因みに「いただきます」「ごちそうさま」は普通にあるらしい。日本産のゲームだからだろうか、名前は外国チックなのに。
食事はめちゃくちゃ美味しかった。
流石は公爵家だという感じで、ナイフとフォークもあったし。
生憎私は食レポが上手くはないので、披露する、なんてことはしないが。
●●家は食堂で談笑しながら食事をするので、今日も普通に談笑しながら食事を楽しんだ。
因みに最後にシェフにお礼を言うと、嬉しそうに微笑まれた。これからは毎日言おうと思う。感謝大事。
それから布団に入ると眠気が襲ってきて、一分も立たないうちに私は眠りにつくことができた。
[水平線]
少しずつではあるが、少女は既に運命を変え始めている。
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