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なぜかファンタジーっぽい世界に召喚された

#20

婚約者との対面〜ジェイド・ネール編〜

「では、次は私の番だな」
「私の名前はジェイド・ネール。ネール公爵家の次男だ。よろしくな」


……


え?これで会話終わり?

「よろしくお願いします。ジェイド様」

「えーと…」
「あ、安心してージェイドは皆にこんな感じでもとから無口だから〜」
ルカ様が言う

「そ、そうなのですね」
ジェイド様を見てみる

ジェイド様は私とは1番遠い椅子に腰掛けている

私の事嫌いなのか?

いや、彼からは敵意は全くない


んーー

あっもしかして!
「ジェイド様は女性が苦手なのですか?」

周りの人が息を呑む

「俺はそんな態度に出ていたか?」
「あっいえ別にそう言う訳ではなくただ、何となくそうかなって…」
「そうか…」

「確かに私は、女性が苦手だ。だが運命の相手であり婚約者であるのに苦手もなにも言ってられないだろう」 
「だからゆりかは、この事は気づかなかったことにしてくれ」

「え?何でですか?」
「婚約者って言ってもこの世界のバランスを保つための結婚。いわば政略結婚じゃないですか。無理して喋る必要あります?」

「だ、だが、今まで相思相愛で結婚しなかったカップルはいなかったと…」
「それって今まで〝は〟って言うことですよね。別に私達がそうならなければいけない。なんて一言も言われてないです」

ジェイド様の様子からして婚約者で転生者様なのだからきちんと向き合わなければ…とか言われてるんでしょ

バカバカしい

私がいつこの人達に愛してほしいなんて言ったのだろう
愛なんていらない
私には私だけでいい

「第一、私はそれを求めていません」

多分、私はこれからもこの人と過ごすのだろう


なら

そうならば
ある程度、素をだしても良いのではないか

これはこの人達のことを信頼しているから
素をだすということではない

お互い様だから
わざわざ相手の本性を言いふらしたりしないだろうという確証

それだけだ

「私は、あなた達に愛などは求めていません。人は嫌いなので」
「なので、無理に気を使わなくても大丈夫です」

作者メッセージ

婚約者との対面編(我ながら名前付けるセンスないな…)終了です。やっと自己紹介などが終わって本格的に本編が始まります!

2024/09/30 02:20

そらね
ID:≫ 4pA4PnzhCnfXs
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