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この気持ちに名前をつけるなら

#6

Episode 4 草木尚央

凛のことをもっと知りたくなった俺は、自分の教室に向かった。
この時間ならまだ凛は教室にいるはず。

教室に行くと、凛...と誰かいた。
どうやら男子らしい。あれは確か...同じクラスの「[漢字]草木尚央[/漢字][ふりがな]くさきなお[/ふりがな]」だ。

どうして凛とあいつが話してるんだ? もしかして知り合いなのか?
凛が楽しそうに話している。

なんだろう...すごくモヤモヤする...

「あ、琥珀じゃん! どうしたの?」

俺に気づいたのか、凛がこちらに手を振ってきた。
「草木尚央」もこちらを見た。

「あ、あぁ...凛と最近あんま話してないし、凛のことあんま知らなかったからもっと話したいと思って...」

「ほんと!? そう思ってくれて嬉しい! あ、そうそう! その前に1人紹介するね!」

そう言うと、凛は「草木尚央」を紹介し始めた。

「この人は草木尚央! 小学校は違かったんだけど、同じクラスになって仲良くなったんだ〜!」

「よろしく。草木尚央です。」

「あ、あぁ。よろしく。俺は桐谷琥珀。男バスに入ってる。」

「あ、マジ? 俺も男バス! 仲良くなれそうだな!」

以外と感じいいな、こいつ。思ったより仲良くなれそうだ。

「そういえば、凛は何部なんだ?」

俺は気になって凛に聞いてみた。

「ん? 私は女バスだよ〜! もしかしたら試合で会えるかもね〜!」

「あ、マジ? お前ってバスケできんの?笑」

「はぁ〜? 少なくとも一般人よりはできるし〜! バカにしないでよね〜! 尚央だってバスケうまいの〜?」

「はぁ? お前には勝てるし〜!」

「...」

凛、尚央と話してる時すごく楽しそうだな。尚央も楽しそう。
俺はさっきっからあるモヤモヤが一層強くなった気分になった。

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン

「あ、チャイム鳴っちゃった。そろそろ帰らないと。じゃ二人とも、じゃぁ〜ね!」

そう言って凛は帰っていった。

教室は、俺と尚央しかいなくなった。

「なぁ、琥珀って凛のことどう思ってんの?」

「ん? どういうこと?」

「あぁ...まだわかってない感じか...やっぱいいや! 俺ももう帰るな! じゃ!」

そう言って尚央も帰っていった。

辺りはすっかり暗くなり、周りは誰もいなくなってしまった。

「結局凛のこと、全然知れなかったな...」


俺は1人、暗い教室の中で小さくつぶやいた。

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作者メッセージ

久しぶりの投稿でごめんなさい!
ちゃんと書いてはいたんですけど、データが飛んじゃったりして全然投稿できませんでした!

次回もお楽しみに!

2026/03/25 19:45

柚子ぽん
ID:≫ 12r9vk9TpSqFk
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NL #捏造設定学生両片思い男子目線

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