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殺し、虐殺の描写があります(描写、下手です)。
「旅人さん、なんでこんな、なにもない村に来たんだい?」
夜。村唯一の居酒屋で、少年は夕飯を食べていた。
旅人を一目見ようと、数人、集まって来た。その中の一人が、質問したのだ。
「……近くに、エルフの集落があると聞いて」
「ああ、あるねえ。……でも、エルフのやつら、警戒心が高くて近づくことすら危ないんだよ。村が襲われないだけ、まだマシなのかねえ……」
少年は、パンをちぎった。少しパンくずがぽろぽろとくずれ落ちる。
他の人たちも、それぞれ注文をした。
「エルフ、人襲うんですか?」
「そーなんだよ、魔族ほどではないけれど。やっぱ、長く生きていると退屈になるのかなあ」
エルフも魔族も、人間に比べて寿命が長く、生命力が強い。
魔族は、簡単に言ってしまえば、怪力バカだ。エルフは、ずる賢い。
「そうなんですね、気をつけます」
「ところで、集落に何しに行くんだい?」
「……」
その質問に対して、少年は一瞬固まった。が、すぐに何事もなかったように話しはじめた。
「前に行った街で、エルフは耳が長くてすごいんだよ!と、言われまして。俺は、一度も見たことなかったんで、どんな見た目か、気になったんです。それで、調べてみたら、一番近い場所が、あそこなんです。明日、行くつもりです」
早口というほどではないけれど。どこか不自然な話し方だった。村人たちは、特に何も思っていない。
「じゃあ、もう寝ます。ごちそうさまでした、おいしかったです」
そう言って、少年は席を立った。
「少ししか食べてないけど、大丈夫?」
「大丈夫です。もともと、少食なので。おなかいっぱいです」
「そうかい。おやすみ」
「おやすみなさい」
少年は、居酒屋を出て、これまた村唯一の宿屋に帰った。
ベッドの上で、ごろごろと寝転がる。
「はあー、おなかすいたー!」
と、先程とは全く逆のことを言った。
「……でも、お腹空いてるときに食べるごはんが、一番おいしいんだもんなあ。がまんがまん」
その言葉に合わせて、お腹の音がなる。
「もう寝ちゃおう……」
部屋の中が真っ暗になった。
夜。村唯一の居酒屋で、少年は夕飯を食べていた。
旅人を一目見ようと、数人、集まって来た。その中の一人が、質問したのだ。
「……近くに、エルフの集落があると聞いて」
「ああ、あるねえ。……でも、エルフのやつら、警戒心が高くて近づくことすら危ないんだよ。村が襲われないだけ、まだマシなのかねえ……」
少年は、パンをちぎった。少しパンくずがぽろぽろとくずれ落ちる。
他の人たちも、それぞれ注文をした。
「エルフ、人襲うんですか?」
「そーなんだよ、魔族ほどではないけれど。やっぱ、長く生きていると退屈になるのかなあ」
エルフも魔族も、人間に比べて寿命が長く、生命力が強い。
魔族は、簡単に言ってしまえば、怪力バカだ。エルフは、ずる賢い。
「そうなんですね、気をつけます」
「ところで、集落に何しに行くんだい?」
「……」
その質問に対して、少年は一瞬固まった。が、すぐに何事もなかったように話しはじめた。
「前に行った街で、エルフは耳が長くてすごいんだよ!と、言われまして。俺は、一度も見たことなかったんで、どんな見た目か、気になったんです。それで、調べてみたら、一番近い場所が、あそこなんです。明日、行くつもりです」
早口というほどではないけれど。どこか不自然な話し方だった。村人たちは、特に何も思っていない。
「じゃあ、もう寝ます。ごちそうさまでした、おいしかったです」
そう言って、少年は席を立った。
「少ししか食べてないけど、大丈夫?」
「大丈夫です。もともと、少食なので。おなかいっぱいです」
「そうかい。おやすみ」
「おやすみなさい」
少年は、居酒屋を出て、これまた村唯一の宿屋に帰った。
ベッドの上で、ごろごろと寝転がる。
「はあー、おなかすいたー!」
と、先程とは全く逆のことを言った。
「……でも、お腹空いてるときに食べるごはんが、一番おいしいんだもんなあ。がまんがまん」
その言葉に合わせて、お腹の音がなる。
「もう寝ちゃおう……」
部屋の中が真っ暗になった。