閲覧前に必ずご確認ください
戦闘、および死亡の描写を含みます。
また、鬱展開(?)より(そこまで強くはない…はず)です。
苦手な人は今のうちに避難することをお勧めします。
空を当たり前のように歩く。最早人の声も何一つとして聞こえなくなった、火の粉が舞う音が聞こえてきそうな静寂の街の上空を暫く歩いていたが暫くすると前を歩いていた彼女が足を止める。それにつられて翠色の瞳の彼女も足を止める。
前を歩いていた彼女のオッドアイが下を見つめる。それを見て翠色の瞳もそちらを向けば、そこには高い壁と、その先に広がる木々生い茂っていた美しい森林だった筈の場所が視界に映った。
[下線]陽雲 明日華[/下線]
(…今では草一本生えていない…本当に、人間の業は深くて、救いようがない…。)
そんな事を考えながら、感情の読めない表情で遙か先を見つめるオッドアイの彼女の方に視線を戻す。
すると直ぐに翠色の瞳と淡い青と紅の瞳がかち合う。暫く無言で見つめ合った後に、やがてオッドアイの彼女が言葉を発する。
[下線]空音 零[/下線]
「次は、何処に行くのかしら?」
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「…」
真面目な空気が漂う。空白が次の言葉を引き立てる。そう…引き立ててしまうのだ。彼女の思考は
[下線]陽雲 明日華[/下線]
(…何も考えてなかったなんて言えない。)
だった。静寂が漂う中、オッドアイの彼女は待つのを飽きる事なく次の言葉を待つ。必死に頭を回した結果、なんとか言葉を出す。
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「逆に、あなたは何処に行きたい?」
少し分かりにくいが、読み取るなら「なんとかやり過ごした」というような表情の彼女に少し呆れた様子でため息をつく。
[下線]空音 零[/下線]
「もしかして、考えてなかったの?」
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「…」
ここで黙った時点で答えは出しているようなものである。軽く笑った後にオッドアイの彼女は言葉を発する。
[下線]空音 零[/下線]
「まぁ言いたくないならいいわ。次の行き先…工業都市、アインに向かう?多分ここから近い筈よ。入るのに少し時間がかかるかもだけどね。」
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「別に呆れすぎて言葉が出なかっただけ。考えてなかったなんて事ないから。な・い・か・ら。で、アインに行くのは良いんじゃない?」
[下線]空音 零[/下線]
「はいはい、そういう事にしておいてあげるわ。じゃあアインに決定ね。」
そう言ってにっこりと笑うとそれを呆れたように翠色の瞳は見つめる。これまで話した事のない2人の間に積もる話なんてものはなかったが、オッドアイの彼女は積極的に話しかけた為、なんだかんだ言って話しながら空を歩いて行くのであった。
[水平線]
ーおまけー
オッドアイの彼女が足を止めた頃、彼女もまた実は焦っていた。
[下線]空音 零[/下線]
(…何処行けばいいのかしら。いや、ここは私から話を振ったら自然と流されるでしょう。なら、話しかけるのが最適ね。…なにかを考えてるからもう少し待ちましょうか。)
こういう流れで彼女は翠色の瞳の彼女に会話を振ったのであった。
前を歩いていた彼女のオッドアイが下を見つめる。それを見て翠色の瞳もそちらを向けば、そこには高い壁と、その先に広がる木々生い茂っていた美しい森林だった筈の場所が視界に映った。
[下線]陽雲 明日華[/下線]
(…今では草一本生えていない…本当に、人間の業は深くて、救いようがない…。)
そんな事を考えながら、感情の読めない表情で遙か先を見つめるオッドアイの彼女の方に視線を戻す。
すると直ぐに翠色の瞳と淡い青と紅の瞳がかち合う。暫く無言で見つめ合った後に、やがてオッドアイの彼女が言葉を発する。
[下線]空音 零[/下線]
「次は、何処に行くのかしら?」
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「…」
真面目な空気が漂う。空白が次の言葉を引き立てる。そう…引き立ててしまうのだ。彼女の思考は
[下線]陽雲 明日華[/下線]
(…何も考えてなかったなんて言えない。)
だった。静寂が漂う中、オッドアイの彼女は待つのを飽きる事なく次の言葉を待つ。必死に頭を回した結果、なんとか言葉を出す。
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「逆に、あなたは何処に行きたい?」
少し分かりにくいが、読み取るなら「なんとかやり過ごした」というような表情の彼女に少し呆れた様子でため息をつく。
[下線]空音 零[/下線]
「もしかして、考えてなかったの?」
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「…」
ここで黙った時点で答えは出しているようなものである。軽く笑った後にオッドアイの彼女は言葉を発する。
[下線]空音 零[/下線]
「まぁ言いたくないならいいわ。次の行き先…工業都市、アインに向かう?多分ここから近い筈よ。入るのに少し時間がかかるかもだけどね。」
[下線]陽雲 明日華[/下線]
「別に呆れすぎて言葉が出なかっただけ。考えてなかったなんて事ないから。な・い・か・ら。で、アインに行くのは良いんじゃない?」
[下線]空音 零[/下線]
「はいはい、そういう事にしておいてあげるわ。じゃあアインに決定ね。」
そう言ってにっこりと笑うとそれを呆れたように翠色の瞳は見つめる。これまで話した事のない2人の間に積もる話なんてものはなかったが、オッドアイの彼女は積極的に話しかけた為、なんだかんだ言って話しながら空を歩いて行くのであった。
[水平線]
ーおまけー
オッドアイの彼女が足を止めた頃、彼女もまた実は焦っていた。
[下線]空音 零[/下線]
(…何処行けばいいのかしら。いや、ここは私から話を振ったら自然と流されるでしょう。なら、話しかけるのが最適ね。…なにかを考えてるからもう少し待ちましょうか。)
こういう流れで彼女は翠色の瞳の彼女に会話を振ったのであった。
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