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あの日の思い出


今日の空は灰色模様、私のココロも自然と暗く沈んでく。
だって、学校に行って友達がいても、本当の友達は絶対いないんだから、、






おはよっ!

こんな天気に合わない眩しい笑顔が差してくる友達(のはず)の朱里。


けど、きっとこれは本当の友達なんかじゃないそれぐらいわかってる...



「始業式始まるから席に座って〜」
担任の先生が言った。




3ヶ月前
1学期の真ん中あたり、やっと落ち着いてきた時に事件は起きた。
それは放課後、ちょうど私が帰ろうとした時廊下から聞こえてきた話だった。

「最近さらってなんか、浮かれてるっていうか、調子乗ってない?」私は一瞬耳を疑った。だって、去年から清香とはずっと一緒にいて、これが、親友なんだって、言じてたのに、、、「えー、そうかな?」(えっこの声って朱里?)
「だってさぁ、自分がみんなからモテて、人気があるからって、いつも堂々としててなんか
ムカつくんだよねー」
「確かに、、」
「なんか、さら最近無理になってきたわ」


この瞬間、私の視界から色が消えていった。


だって、ついこの間まで普通に話してたじゃん、えっ、?なんで?
私、もしかして、え?、、裏切られたの?

もしかしたら、他のクラスのさらかもって何回も思った。

そうだったらどんなに良かったかなって何回も考えて、祈った。



だけど、次の日の朝からみんなから白い目で見られるようになった。



そんな中、友達の朱里だけは違った、。
けど、私は知ってた。


朱里だってあの時廊下にいたことを。

その日から私は友達を言じられなく、信じたくなくなった。






放課後

「さら、一緒に帰ろ〜」

(なんで朱里はこんなに仲良くしてくれるんだろ?)

そんなことを考えながら、階段を降りていく。


もし、3ヶ月前のあの日に戻れてたら、清香になんでそんな事言うのって言えてたら今頃みんなと仲良く中学生らしくやっていけてたのかな、、?


「1学期けっこう休んでたから始業式来てくれるか心配だったけど良かったあ〜」
「そろそろ学校来ないとさすがに高校行けなくなっちゃうから...」
「出席日数も大事だもんね~」

いいな、この子はこんなに能天気で、正直羨ましい...

「それにしてもさ、さらは勉強もできて、運動もできて、可愛くて、なんでもできていいな~」
「羨ましいっ!!」

だんだん怒りの感情がふつふつと煮え上がってきた。

「えっ?」
「だってさら授業受けなくてもこないだのテストの範囲わかるでしょ?」
「すごいよね~」
「でも、朱里はみんなと仲良くて、いいな....」「私の友達なんて、朱里ぐらいしかいないんだよ」

本当は思ってもないことを言う。
きっと朱里だって私のことが嫌いなんでしょ??
知ってるよ
だんだん私の中の怒りが膨らんでいく

「そんなに怒らなくてもいいじゃん!」「もっと笑っていこ?ねっ?」「そんなこと言わないでよ!!」



「私がどんなに辛かったかも知らないくせに」




どれだけ時間が経ったかわからない...
気づけば、目の前にいる朱里は固まっていた。

私はハッとして、
「いきなりごめん」
「つい怒っちゃった....」


それだけ言い残して私は一人朱里とは反対の方向に歩いていった。

なんで私はこうなんだろ?

私が悪いんだってそれはわかってるよ自然と目頭が熱くなる、、、


また一つ、また一つほんとに大事なものが遠ざかっていく….

ポタリ、ポタリ、空も私みたいに悲しんでるみたい。




5ヶ月前

「さら~こっち来て!」
「え一私が先に呼んだんだけど!!」
「じゃあ、清香ちゃんからね!」


私は中学に入学していきなり人気者になった。
自分でも自覚はあった。



だけど、きっとあの頃の私はそれを利用してたんだ。
けど、本当に楽しかった。


「さら、今日遊びに行こう!!」
「先約束してたの私だよ?ねえ、さら?」
(どこからやり直したらいいのかな?)

けど、仕方がなかったかも。

だって女子からも男子からも人気者っていう役を気付けば演じさせられて、、みんなの期待に応えないとって一生懸命になりすぎていた。



「ご飯できてるよー」
お母さんの声がして、急いでダイニングに向かった。



次の日


学校に行こうとしても自然と足が遠のいていった。
あかりのことを思うと辛くなるから。


でも、「ポーン」とインターホンがなってドアをおそるおそる開けてみる。


「朱里!」
「なんで来てくれたの?」


「当たり前でしょ?友達なんだから!!」



(友達か..)

(きっと3ヶ月前の私なら信じていたはず、、でも..)



「入るね!」

私が止める間もなく朱里は入ってきた。
ばたばたと用意されてリュックを背負わされて気づいたら学校へと歩いてた。


しばらく歩いていき同じ中学の人が増えてきた頃、私はずっと聞きたかったことを思い切って聞いてみた。
「ねえ、朱里も私のこと嫌い?」


「えっ?」

「だって、あの日朱里も廊下で清香たちと話してなかった?」



「ごめん、聞いてたんだ..でもねそれは清香と話し合わせないとっておもって...」
「それで、さらを傷つけてたら本当にごめんなさい、、、」



「朱里はさらのこと[大文字]大好き[/大文字]だよ?」


「だから大丈夫、」

「さらの味方には朱里がいるから!」



私はこの言葉がまっすぐ心を突き抜けた。


こんなにストレートに伝えられるなんて...


「ごめん朱里、私、朱里も私のこと嫌いなんだってずっと思い込んでた。」


「本当にごめん」

「そんな、謝らなくてもいいよ」



「だって私たちは[大文字]親友[/大文字]でしょ」


ポロポロと私のココロに溜まっていたものが溢れていく。

こんなに素敵な友達がいることになんでもっと早く気づかなかったんだろ?



「今言ったこと、そのまま清香に言ってみたら??」
「そしたらちょっとはさらの気持ち、伝わるかもよ!!」




私は緊張と不安と期待がミックスされたような気持ちでドキドキしながら教室のドアを開ける。


ドアを開けて真っ先に清香と目が合った。
私は周りからの冷たい視線なんて気にしないで清香の方へ一直線に向かっていく。

(今ここで謝ったらもっと嫌われるかもしれないし、また仲良くなれるかもしれない。
そんなのわかんないけどもう、私は決めたんだ。)

「清香、今までごめんなさい。
清香が3ヶ月前に廊下で話してた時から、私ずっと考えてた。」



「えっ?」


「なんで、こんなに嫌われちゃったんだろうって、私やっと分かったよ。」



「私が人気者ってことを利用して途中から油断して自分中心の世界なんだって思って、[太字]我儘[/太字]になってたから、そうだよね?」


「半分は大正解。」



「でも、もう半分はね、




ただあなたが[太字]羨ましかったの[/太字]。」


「完璧なあなたが羨ましくて、さらみたいになりたいってずっと思ってた。」

「だから、途中からさらのこと妬むようになって..」




「私も清香のこと羨ましいって思ってたよ!」


「だって清香といると楽しかったんだもん!!
清香には特別な人を引き寄せる力があるの!」

「それに尊敬もしてた。」

「だからお互い様だよ!」



「私が先に謝るべきだった。」
「さら、本当にごめんなさい」



「こんな私を許してくれますか?」

「うんっ、また友達として1からやり直させてください!」


「これからもよろしくね!」





まだ朝だっていうのに私たちの顔は涙でくしゃくしゃだった。


けど、またちょっと大人になれた、

そんな気がした。





「じゃあ、今日の放課後3人でプリ撮りに行こ!」


朱里がしんみりしていた雰囲気を明るく照らす。



この子もすごいな〜





私たちはみんなそれぞれ個性がある。

だから、それを羨ましいって思う時も結構ある。

そんな時、思い出して欲しい。



憧れのあの子だってきっと私のことを羨んでいる。



その羨ましいを超えた先にはきっと
普通では、じられないほどの強い友情があるはず。


これからの人間関係で今みたいに全部うまくいく


なんて、そんなはずない。



でも、私は相手の気持ちも考えて、みんなを笑顔にできる人になりたい!


「さら〜」

「さらっ!」


二人の声が、夏の暑い空に響き渡った。、

作者メッセージ

下手だったらごめんね…

感想教えてね〜

2025/11/15 20:52

すずらん
ID:≫ 13U0WLjJcZw1g
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