文字サイズ変更

短編集

#4

忘れるということは、覚えているだけで、霧に隠されているだけ

気づいた頃には遅かったのか意識が朦朧とし、頭の中が掻き回されているような感覚になった。
記憶の中で顔だけが隠れた小さな女の子がよく出てくる、君は誰なんだ?名前は?どうして僕といる?
髪の色が、黒く、染まっていく。わかるんだ、記憶を、思い出を、全部忘れていっていることが。

あのとき無茶しなければこうならなかったのか
ごめん、かな…
死ぬわけじゃない、といいな。
風に吹かれる。
僕が倒れた場所は、屋内のはず。
なら誰かが僕を見つけ出した?あそこから連れ出した?
そもそもあの場所に入れるのは……
…?
誰だっけ。
何も思い出せない自分にイライラする。
それに拘束されているのか、ただただ気絶しているだけなのか体が全く動かない。
足音が、聞こえる。

左足を少し擦っている。息切れしながら走ってきたみたいだ。
目は開けれないが、何か言っている。
誰かの名前を呼んでいる。僕の名前か?それとも仲間でも呼んでいるのか。
顔に髪が触れた。安心できるような匂いが僕の近くでした。

2025/11/22 18:57

Spica
ID:≫ 97YkHzr8KV5p6
コメント

この小説につけられたタグ

GL

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はSpicaさんに帰属します

TOP