赫 side
黄
「 離して ください ! 」
部屋を 出た 蒼ちゃんと 桃くんの 方に 必死に 手を 伸ばしながら 暴れる 黄ちゃん 。
赫
「 ね ー え 、 ちゃんと 俺の こと 見てよ 。 きっと 黄ちゃん 、 俺の パートナー だよ ? 」
黄
「 いやです 、 見たくないです 誘拐犯の 顔とか ! 」
赫
「 誘拐って 言っても 学園内には いるじゃん ? 」
全然 俺に 懐いて くれないじゃん ー 。
許可 貰わなきゃ 甘い 血は 飲めないなんて 面倒くさい な ぁ 。
そんなふうに 舐めて かかっていると 、 急に 生徒会の 奥の 扉が 開いて 背の 高い オレンジ色の 髪をした 男の子が 顔を 出した 。
橙
「 ん ー うるさいから 寝てたのに 起きてもうたやん ……… 」
黄
「 橙くん 、 ! 蒼ちゃんが 吸血鬼に 攫われた んです ! 」
橙
「 えぇ ? 」
眠そうな 目を 擦って 生徒会室を 出ようとする 。
赫
「 だーかーら 、 さらってない ってば 」
橙
「 蒼ちゃん どこに おんの ー ? 」
黄
「 桃 って いう 吸血鬼に 連れて行かれたんです ! 」
橙
「 ふーん 、、 探してくるわ ー 」
そう 言って のんびり と 生徒会室の 出口の ドアを 開けると 、
ひゅんと 紫色の ナニカが 橙くんに 飛びつく 。
橙
「 何 ?! 」
紫
「 …… 見つけた 、 俺の パートナー 」
橙くんに 抱きつきながら にこ 、 っと 笑いかける 紫くん 。
赫
「 ナイス タイミング ! 」
紫
「 ふふ 、、 すごい 甘い 匂い するね ? 」
紫くん 、 珍しく 本気みたいだ 。
黄
「 ッッッッ 、、 ! 離してください ! 蒼ちゃんを 返して ください ! 」
涙目で そう叫ぶ 。
赫
「 なんで ? 」
俺が 聞くと 、
唇を 噛んで 俯いた 。
橙
「 なあ 、 ごめん ちょっと 離してくれん ? 」
紫
「 嫌だよ ? 俺 、 君が 好きだもん 」
あちらでも 脱出を 試みようと しているが 意外と 力の 強い 紫くんが 抱きついているから 逃げられない 。
赫
「 ねえ 、 あの子 、 そんなに 大事 ? ( 笑 」
イジメ すぎかな ー とも 思うけど 、
せっかく 見つかった パートナーを 離したくない 。
黄
「 ……… ッ 、 たく 、 ない です 」
黄くんの 涙が 、 部屋の 床に 落ちる 。
赫
「 何て ? 」
黄
「 死にたく 、 ないです ッ 」
黄
「 蒼ちゃんを ちゃんと 守らなかったら 、、 僕 、 殺されちゃいます 、、 ( 涙 」
黄
「 僕 、、 死にたくないです 、 ッ 」
赫
「 へえ 、、 だいじょーぶ 。 俺の パートナーには 誰にも 、 指一本も 触れさせないからね 」
だから 、 俺のこと 好きになって ?