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この小説はBL小説となっています。地雷の方はお気をつけください。
「…行っちゃった」
最近、気がつけば西くんを目で追ってしまっている。なんでだろう…。
「…三嶋くん?」
「えっ、あ、僕忙しくて…ごめん」
「えっ!?ちょっと!」
なんとなく西くんを追いかけた。廊下は走っちゃいけないのに。
「___西くん!」
「へぁうぇっ!?な、なに」
あからさまにビックリする。西くんって、やっぱり面白いなぁ。
そういえば、何も考えずに走ってたから何話すか考えてなかった…。
「え〜っと…文化祭のやつ、悩んでるの?」
「え、なんで」
「ずっと出してなかったから…悩んでるのかなぁって」
言葉に詰まる。そんなの理由はわかってるはずだけど、ついつい聞いてしまう。
「いや…何も思いつかなくて、気付いたらこんなことに」
「あはは…」と苦笑する。
「…っふ、はははっ!」
「なっ…!笑うなよ!」
「いやっ、ふふ、ごめん…西くん、やっぱり面白いね」
やっぱり西くんは面白い。どこがと言われれば答えにくいけど、でも面白いんだ。
「それ、喜んでいいのか…?」
「ん〜どうだろ?」
「は、それどういう意味だよ!」
西くんは、的確で面白いツッコミをくれる人なんだなぁ…こんなに楽しくお話できたの、久しぶりだ。
「…そういえば、アンケートになんて書いたの?」
「ん?あぁ、あとで出そうと思ってたんだけど…はい、これ」
「え〜っと…焼きそば?いいよね、焼きそば。なんか文化祭って感じする」
アニメとか漫画でよく見る出し物だ。西くん、焼きそば好きなのかな?
「違うんだ。俺はただ、なんでもよくて」
「…?文化祭、楽しみじゃないの?」
皆、文化祭は楽しみにしているものだと思ってた…。そうだよね。皆人だもん、嫌な人もいるよね…。
「そ…れは、まぁ。…三嶋はなんて書いたんだ?アンケート」
「え?えっと…僕は…」
「?」
「何も書いてないんだよ」
「え…?」
アンケート用紙には何も書いていないんだ。だって…。
「…もし、僕が書いちゃったやつになっちゃって。それで悲しむ人がいたら嫌だなぁってさ、考えちゃって」
「いつもこうなんだ。僕。人のことばっか気にしちゃって、自分のこと全然できなくて。皆からは長所だって言われるけど、僕はそんな風には思えなくって」
こんなこと、親にも話したことないのになぁ。初めてちゃんと話したはずなのに、なんでか、西くんには言っちゃうなぁ…。
「それでいいんじゃねぇの?」
「…西くんも、そういうんだね」
「え?いや、そうじゃなくて。短所だって思ってても良いんじゃねぇかって。短所も長所も紙一重なんだよ。知らんけど。」
途端に、視界が広くなった。
「…そんなこと、初めて言われた」
「そうか?誰でも言ってそうなことだろ?」
「そんなことないよ。だって、絶対最後に知らんけどなんて言わないもん」
「はっ…それは、なんかちがくね?」
そう言って明るく返してくれる。何回も言うけど、やっぱり西くんは面白い人だ。
「…あ!昼休み終わる!昼飯食わねぇと…!」
「え!?嘘!?もうそんな時間なの!?」
というか、これどこに向かってるんだろう…?この先って、何もない気が…。
ん?ここって…裏庭?
「よしついた、昼飯は?」
「へ?あ、教室に忘れてきちゃった…」
「はぁ!?何やってんだよ!急いで取ってこい!」
「うん!」
食べてこい、とは言わないんだなぁ…。
___今日一日を過ごして、わかったことがある。西くんは面白くて、優しい人だってこと。初めて話した僕にも、ちゃんとツッコミをくれる人だってこと。
あとは…。そうだね。
………僕が、ちょこっとだけ西くんに惚れてるってこと。
最近、気がつけば西くんを目で追ってしまっている。なんでだろう…。
「…三嶋くん?」
「えっ、あ、僕忙しくて…ごめん」
「えっ!?ちょっと!」
なんとなく西くんを追いかけた。廊下は走っちゃいけないのに。
「___西くん!」
「へぁうぇっ!?な、なに」
あからさまにビックリする。西くんって、やっぱり面白いなぁ。
そういえば、何も考えずに走ってたから何話すか考えてなかった…。
「え〜っと…文化祭のやつ、悩んでるの?」
「え、なんで」
「ずっと出してなかったから…悩んでるのかなぁって」
言葉に詰まる。そんなの理由はわかってるはずだけど、ついつい聞いてしまう。
「いや…何も思いつかなくて、気付いたらこんなことに」
「あはは…」と苦笑する。
「…っふ、はははっ!」
「なっ…!笑うなよ!」
「いやっ、ふふ、ごめん…西くん、やっぱり面白いね」
やっぱり西くんは面白い。どこがと言われれば答えにくいけど、でも面白いんだ。
「それ、喜んでいいのか…?」
「ん〜どうだろ?」
「は、それどういう意味だよ!」
西くんは、的確で面白いツッコミをくれる人なんだなぁ…こんなに楽しくお話できたの、久しぶりだ。
「…そういえば、アンケートになんて書いたの?」
「ん?あぁ、あとで出そうと思ってたんだけど…はい、これ」
「え〜っと…焼きそば?いいよね、焼きそば。なんか文化祭って感じする」
アニメとか漫画でよく見る出し物だ。西くん、焼きそば好きなのかな?
「違うんだ。俺はただ、なんでもよくて」
「…?文化祭、楽しみじゃないの?」
皆、文化祭は楽しみにしているものだと思ってた…。そうだよね。皆人だもん、嫌な人もいるよね…。
「そ…れは、まぁ。…三嶋はなんて書いたんだ?アンケート」
「え?えっと…僕は…」
「?」
「何も書いてないんだよ」
「え…?」
アンケート用紙には何も書いていないんだ。だって…。
「…もし、僕が書いちゃったやつになっちゃって。それで悲しむ人がいたら嫌だなぁってさ、考えちゃって」
「いつもこうなんだ。僕。人のことばっか気にしちゃって、自分のこと全然できなくて。皆からは長所だって言われるけど、僕はそんな風には思えなくって」
こんなこと、親にも話したことないのになぁ。初めてちゃんと話したはずなのに、なんでか、西くんには言っちゃうなぁ…。
「それでいいんじゃねぇの?」
「…西くんも、そういうんだね」
「え?いや、そうじゃなくて。短所だって思ってても良いんじゃねぇかって。短所も長所も紙一重なんだよ。知らんけど。」
途端に、視界が広くなった。
「…そんなこと、初めて言われた」
「そうか?誰でも言ってそうなことだろ?」
「そんなことないよ。だって、絶対最後に知らんけどなんて言わないもん」
「はっ…それは、なんかちがくね?」
そう言って明るく返してくれる。何回も言うけど、やっぱり西くんは面白い人だ。
「…あ!昼休み終わる!昼飯食わねぇと…!」
「え!?嘘!?もうそんな時間なの!?」
というか、これどこに向かってるんだろう…?この先って、何もない気が…。
ん?ここって…裏庭?
「よしついた、昼飯は?」
「へ?あ、教室に忘れてきちゃった…」
「はぁ!?何やってんだよ!急いで取ってこい!」
「うん!」
食べてこい、とは言わないんだなぁ…。
___今日一日を過ごして、わかったことがある。西くんは面白くて、優しい人だってこと。初めて話した僕にも、ちゃんとツッコミをくれる人だってこと。
あとは…。そうだね。
………僕が、ちょこっとだけ西くんに惚れてるってこと。