花占いの結果は、最悪なものだった。
まさか、大嫌いなあいつが俺を好きなことが確定するなんて…………。
「と、[漢字]冬弥[/漢字][ふりがな]とうや[/ふりがな]……俺、どうすれば……」
「とりあえず、落ち着こうぜ。話はそれからだ」
望んでいないのに、涙が溢れてくる。これは俺が決断したことだ。自業自得だ。
でも…………
「俺、もうダメなのか……?」
「大丈夫だって![漢字]縁藤[/漢字][ふりがな]えんどう[/ふりがな]は話通じるタイプだから!」
縁藤、それが俺が嫌いな人の名前だ。フルネームを「[漢字]縁藤小夏[/漢字][ふりがな]えんどうこなつ[/ふりがな]」という。
縁藤はなぜか俺の名前を知ったときから、俺にしつこく付きまとい始めた。具体的に言うと、ベタベタしたり昼飯を一緒に食べようとしてくる。
見た目だけ見るとただの可愛い少女なのだが、知らない人に付いてこられるというのは相当な恐怖だ。
「もう大丈夫か?」
「ああ……ごめんな?巻き込んじゃって……」
「大丈夫だよ」
「縁藤、話せば分かってくれるかなぁ……」
「あいつ結構聞き分けいいから分かってくれるって!」
「じゃあ、明日話してみるわ……」
「あ、気を付けろよ?お前、人と話すの苦手な方じゃん」
「うっ……気を付けるから……あんまそういうこと言わないで……」
「お前ってホントメンタル弱いよなぁ」
「うるせぇ」
◇◆◇
次の日の昼休みの時間、俺は縁藤のクラスへと向かった。
「(やっぱ、緊張するなぁ……。勘違いされないといいけど……)」
扉を開け、教室内を見渡す。縁藤はいない。
「(何でこんなときばっかりいないんだろう)」
「あれ?[漢字]糸宮[/漢字][ふりがな]いとみや[/ふりがな]くんじゃん。どうしたの?」
教室から去ろうとしたとき、一人の女子が話しかけてきた。
彼女の名は「[漢字]結崎秋乃[/漢字][ふりがな]ゆうざきあきの[/ふりがな]」。縁藤の友達らしい。
「あ……その……縁藤を探していて……」
「糸宮くんが?!」
「話したいことがあってさ」
「えーっと……小夏は階段の方に行ったよ」
「ありがとう」
彼女に言われた通り、俺は階段へと向かうのであった。
まさか、大嫌いなあいつが俺を好きなことが確定するなんて…………。
「と、[漢字]冬弥[/漢字][ふりがな]とうや[/ふりがな]……俺、どうすれば……」
「とりあえず、落ち着こうぜ。話はそれからだ」
望んでいないのに、涙が溢れてくる。これは俺が決断したことだ。自業自得だ。
でも…………
「俺、もうダメなのか……?」
「大丈夫だって![漢字]縁藤[/漢字][ふりがな]えんどう[/ふりがな]は話通じるタイプだから!」
縁藤、それが俺が嫌いな人の名前だ。フルネームを「[漢字]縁藤小夏[/漢字][ふりがな]えんどうこなつ[/ふりがな]」という。
縁藤はなぜか俺の名前を知ったときから、俺にしつこく付きまとい始めた。具体的に言うと、ベタベタしたり昼飯を一緒に食べようとしてくる。
見た目だけ見るとただの可愛い少女なのだが、知らない人に付いてこられるというのは相当な恐怖だ。
「もう大丈夫か?」
「ああ……ごめんな?巻き込んじゃって……」
「大丈夫だよ」
「縁藤、話せば分かってくれるかなぁ……」
「あいつ結構聞き分けいいから分かってくれるって!」
「じゃあ、明日話してみるわ……」
「あ、気を付けろよ?お前、人と話すの苦手な方じゃん」
「うっ……気を付けるから……あんまそういうこと言わないで……」
「お前ってホントメンタル弱いよなぁ」
「うるせぇ」
◇◆◇
次の日の昼休みの時間、俺は縁藤のクラスへと向かった。
「(やっぱ、緊張するなぁ……。勘違いされないといいけど……)」
扉を開け、教室内を見渡す。縁藤はいない。
「(何でこんなときばっかりいないんだろう)」
「あれ?[漢字]糸宮[/漢字][ふりがな]いとみや[/ふりがな]くんじゃん。どうしたの?」
教室から去ろうとしたとき、一人の女子が話しかけてきた。
彼女の名は「[漢字]結崎秋乃[/漢字][ふりがな]ゆうざきあきの[/ふりがな]」。縁藤の友達らしい。
「あ……その……縁藤を探していて……」
「糸宮くんが?!」
「話したいことがあってさ」
「えーっと……小夏は階段の方に行ったよ」
「ありがとう」
彼女に言われた通り、俺は階段へと向かうのであった。