「、え?」
私が後ろを見ると、私と同い年ほどの女の子が立っていた。
髪は真っ白で、頭の上のほうでポニーテールにしていた。服は赤いワンピース。
「ねぇ、海は寒いよ?何してるの?」
その子が私の目をまっすぐ見つめながら聞いてくる。
「......五月蠅い」
私はこの子としゃべる気なんてなかったから冷たい言葉を放った。
「ふぅーん?」
その子は立ち去るかと思ったが、よけい興味を引いたのか私に近づいてきた。
「ねぇ、海寒くないの?冷たくないの?」
「......別に」
私は無視するのもかわいそうだと思い軽く返答した。まぁ、寒くないというのは嘘だが。
その子は小走りで近づいてきてついに私の横まで来た。その子は海に入っても寒くないのか顔色一つ変えない。
私はこんなに震えているのに。
「あれ、靴はいてないじゃん!何で?」
「......海に入るから脱いだの」
(靴なんて持ってない)
私は横の少女が履いている高級そうな赤い靴を見る。
「ねー、なんでそんなに服ボロボロなの?雑巾みたいだよ!」
「......この服昨日犬にかまれてボロボロになったんだ」
(お母さんにボロボロにされた)
私は少女が着ている滑かな生地のワンピースを見る。
「うわっ、髪の毛ぐちゃぐちゃ!なんで?」
「......ただの寝ぐせだよ」
(シャワーなんて浴びれてない)
「ねぇ、なんで泣いてるの?」
「え?」
私は自分が泣いていたということに今気づく。
「あれ?なんで泣いてんだろ、私、」
なんで、いまから楽になれるのに、
「なんか、涙止まらないんだけどっ、」
なんで、この子が話しかけてきてからおかしい、
「なんでこんなに悲しいの、?」
ついに涙は止まらなく、あふれ出してしまった。
声を上げ泣きじゃくる私を横目に横の少女は何かを考えているようだった。
私は泣いた。
生まれて初めてちゃんと泣いたかもしれない。
涙が頬を伝ってゆく。
だが、
「____っっ!!」
寒さで涙も枯れる。
寒い寒い冷たい冷たい寒い冷たい死ぬ!
そう感じた時だった。
「ねぇ、海で遊ぶのもいいけど寒いし家で遊ばない?」
「えっ、、?」
そういうなり少女は私の手を引き海から出てった。
私は特に抵抗もできずに海から出た。
あのままいたら絶対死んでた。でも、せっかく楽になれたかもしれないのに、と複雑な気持ちの私を差し置いて少女は持ってきていたのかどこからともなくタオルを持ってきて私に手渡した。
「え、いいの?」
「うん。風邪ひいちゃうよ!」
私はありがとうと言ってタオルで髪を拭いた。
少女が「じゃあ行こっ!」と言い、また私の手を引く。
「どっ、どこに??」
「えー?さっきいったじゃん!私の家だよ!」
「いいのっ?」
「? うん。友達だし」
「友達………、あ、ありがとう」
「よぉーし!いっくぞー!!」
少女は笑いながら走り出した。
私もつられ走る。
「そういば、あなたの名前は?」
私は恐る恐る聞く。
「わたしはねーっ、黒羽 燕(くろば つばめ)っていうんだ!」
「へぇ………髪の毛は白色なのにね」
「でしょー?で、君は?!」
「私の名前はっ、」
「六月 桜(むつき さくら)!」
私が後ろを見ると、私と同い年ほどの女の子が立っていた。
髪は真っ白で、頭の上のほうでポニーテールにしていた。服は赤いワンピース。
「ねぇ、海は寒いよ?何してるの?」
その子が私の目をまっすぐ見つめながら聞いてくる。
「......五月蠅い」
私はこの子としゃべる気なんてなかったから冷たい言葉を放った。
「ふぅーん?」
その子は立ち去るかと思ったが、よけい興味を引いたのか私に近づいてきた。
「ねぇ、海寒くないの?冷たくないの?」
「......別に」
私は無視するのもかわいそうだと思い軽く返答した。まぁ、寒くないというのは嘘だが。
その子は小走りで近づいてきてついに私の横まで来た。その子は海に入っても寒くないのか顔色一つ変えない。
私はこんなに震えているのに。
「あれ、靴はいてないじゃん!何で?」
「......海に入るから脱いだの」
(靴なんて持ってない)
私は横の少女が履いている高級そうな赤い靴を見る。
「ねー、なんでそんなに服ボロボロなの?雑巾みたいだよ!」
「......この服昨日犬にかまれてボロボロになったんだ」
(お母さんにボロボロにされた)
私は少女が着ている滑かな生地のワンピースを見る。
「うわっ、髪の毛ぐちゃぐちゃ!なんで?」
「......ただの寝ぐせだよ」
(シャワーなんて浴びれてない)
「ねぇ、なんで泣いてるの?」
「え?」
私は自分が泣いていたということに今気づく。
「あれ?なんで泣いてんだろ、私、」
なんで、いまから楽になれるのに、
「なんか、涙止まらないんだけどっ、」
なんで、この子が話しかけてきてからおかしい、
「なんでこんなに悲しいの、?」
ついに涙は止まらなく、あふれ出してしまった。
声を上げ泣きじゃくる私を横目に横の少女は何かを考えているようだった。
私は泣いた。
生まれて初めてちゃんと泣いたかもしれない。
涙が頬を伝ってゆく。
だが、
「____っっ!!」
寒さで涙も枯れる。
寒い寒い冷たい冷たい寒い冷たい死ぬ!
そう感じた時だった。
「ねぇ、海で遊ぶのもいいけど寒いし家で遊ばない?」
「えっ、、?」
そういうなり少女は私の手を引き海から出てった。
私は特に抵抗もできずに海から出た。
あのままいたら絶対死んでた。でも、せっかく楽になれたかもしれないのに、と複雑な気持ちの私を差し置いて少女は持ってきていたのかどこからともなくタオルを持ってきて私に手渡した。
「え、いいの?」
「うん。風邪ひいちゃうよ!」
私はありがとうと言ってタオルで髪を拭いた。
少女が「じゃあ行こっ!」と言い、また私の手を引く。
「どっ、どこに??」
「えー?さっきいったじゃん!私の家だよ!」
「いいのっ?」
「? うん。友達だし」
「友達………、あ、ありがとう」
「よぉーし!いっくぞー!!」
少女は笑いながら走り出した。
私もつられ走る。
「そういば、あなたの名前は?」
私は恐る恐る聞く。
「わたしはねーっ、黒羽 燕(くろば つばめ)っていうんだ!」
「へぇ………髪の毛は白色なのにね」
「でしょー?で、君は?!」
「私の名前はっ、」
「六月 桜(むつき さくら)!」