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私だけに見せる君の姿

#4

第四話:彼女とお昼休み

「あ、そうだ。照井さんはお昼ごはん食べないの、、?」

私はこの重い空気の中勇気を出して言葉を口にした。

「あ、そうだ。」

すると、彼女は何か取り出した。多分、お弁当だろう。

「じゃじゃーんっ!」

照井さんは自慢するようにお弁当を私の机に広げた。

「これね、私が作ったの。どう?」

すると、照井さんがこちらを見つめてきた。私は彼女の目に吸い込まれそうになりながらも、必死に[漢字]堪[/漢字][ふりがな]こら[/ふりがな]え、答えた。

「あうんっ!とっても美味しそうだよ!うん!」

何だろう、なんだか今日の私は私ではない。いつもより気持ちが入り乱れているような・・・。

「あそうだ。私、今日から本田さんのこと、優凪ちゃんって呼んでもいい?」
「えっ・・・あと、良いよ、、?」
「・・・なんで疑問形?」

照井さんは私にツッコミながらも、クスッと笑った。私はすかさず言った。

「じゃ、じゃあ、私も菖蒲ちゃんって呼んでも、いい?」

思わず目を瞑りながら言ってしまった。目を開けると、そこには目を輝かせていた照井さんの様子が伺えた。

「・・・!いいの!?嬉し〜!やったぁー!」
「・・・!」

彼女は心の底から喜んでいるようだった。まるで無邪気に笑う、小学生のように。
つられて私も一瞬嬉しい気持ちになってしまった。

・・・あれ。

私はふと、気がついた。

私と話している内に、[漢字]いつもの[/漢字][ふりがな]・・・・[/ふりがな]照井さんでは無いことに気がついた。いつもは冷静でかつ優しくて、成績優秀。しかし、[漢字]今の[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]照井さんは、明るくて、テンションが高い。まるで仮面を人が変わる度に取っては付けてを繰り返しているように・・・。人の裏表(?)とはこういうことを言うのだろうか。

すると、私は思った。

[中央寄せ]これからは照井菖蒲に向き合ってみようと。[/中央寄せ]しかしこんな陰キャで凡人な私がこんな美少女を相手になんて出来ないと思うだろう。でもなぜだろう、こんなにも感情が津波のように押し寄せてくるのは・・・。それは、[太字]この空間が楽しいからだ、[/太字]と思う、、。まだ確信は持てないけど。

それでも私はこの時間を大切に、大切に過ごした。時間はあっという間に過ぎていき、お昼休み終わりのチャイムとともにこの空間は無事終わりを告げた。

作者メッセージ

照井さんがはしゃいでるのなんか可愛い、、。

2024/03/08 23:59


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