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桃太郎の攻略本:大学生の俺が死亡フラグを折り続ける理由

#1

## 第1回:無知ゆえの惨劇(プロローグ)

最初にこの世界に来た時、俺は正直「勝ち確」だと思っていた。
何せ相手は昔話の鬼だ。こっちには最強の桃太郎がいる。俺はただの大学生だが、横で「いけー!」と応援していれば、宝の山を山分けしてハッピーエンド……のはずだった。

「佐藤くん! 鬼ヶ島が見えたよ! 正々堂々、正面から乗り込もう!」

真っ直ぐな瞳でそう言った桃太郎を、俺は「頼もしいな」と信じてしまった。
上陸した瞬間、桃太郎は仁王立ちして名乗りを上げた。

[大文字]「天から生まれた日本一、桃太郎! 悪い鬼を退治しに――」
[/大文字]
[太字]ドゴォォォォン!![/太字]

名乗りが終わる前に、見張り台から投げ落とされた巨大な岩が桃太郎の脳頂を直撃した。
桃太郎は白目を剥いて沈黙。
「え、嘘だろ」と俺が呟く暇もなく、俺の心臓が爆発した。

これが記念すべき、一回目の死。

2026/02/25 07:31

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