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男性目線のラブコメになります。
初めてなんで下手かもです…
3月。春である。
もうすぐ卒業式。卒業生を送るために我々2年は大忙しである。
「椅子並べてー!!!!!」
「花飾り一個足りねぇ!」
「うわっ、この布しわっしわじゃん。アイロンかけてきまーす!!!!!」
陽キャたちが大騒ぎしているなか、晶はただ黙々とパイプ椅子を開いては置いて開いては置いてを繰り返していた。
瑠衣「よっ、晶。」
晶「……おは、ようございます。」
同じ作業を駄弁りながらしている瑠衣がひと段落ついたのか、話しかけてくる。
瑠衣「ねぇ、転校生の子と仲良くなりたいんだけどどうしたらいいと思う?」
晶「多分、僕それ向いてないです…別の人に、相談を…」
転校生──それは、今日の朝やってきた。
「それでは入ってくださーい。」
『はぁい!』
登場したのは見事なストロベリーゴールド髪のギャル。きっと地毛なので校則には引っかからないものの、キラキラ光る爪は校則違反である。
先生に注意されても気にすることなく、彼女は自己紹介を始めた。
「コンニチハ!フランスから来た、クラリス・ニコラティスで〜す!気軽にクラちゃんって呼んでなのら〜!!!!」
…なぜ、語尾がなのらなのだろうか…
珍しい時期に留学してきたクラリスさんは、まだ見知らぬ学校の卒業式の準備を手伝っている。
クラリス「ねぇ、ジャパニーズガール!」
瑠衣「え?あたし?」
クラリス「ソウ!アナタ、名前なんていうのら〜?」
瑠衣「尾上瑠衣だよ!よろしくね!ねぇ、クラちゃんって呼んでいい?」
クラリス「オッケーなのらぁ!ルイ、よろしくなのら〜!」
突然話しかけてきたクラリスさんに驚きながらも、尾上さんはにこやかに自己紹介を済ます。仲良くなる気満々である。
この溢れ出る陽のオーラのせいで正面から日焼けしそうなので、早急にその場所から離れる。
すると、クラリスさんが『ジャパニーズボーイ!』と声を上げた。
誰のことかと周りをキョロキョロしていると、『アナタなのら〜』と肩を叩かれた。
クラリス「アナタ、名前なんていうのら?」
無理。急に話しかけないで。
話しかけるんだったら話しかけますって言ってくださいよほんとに!!!!!!
晶「あ…っと、そ…い…あ…」
クラリス「ソイア!可愛い名前なのら〜!ヨロシクなのら、ソイア!!!!!!」
テンパって呪文のような言葉を言ってしまうと、それを名前と認識されてしまった。
今更違うという勇気もなく、そのまま口を閉じる。
関わることはもうないだろうから、ソイアのままでいいや…
瑠衣「クラちゃん、そいつの名前晶だよ。井上晶。」
クラリス「あ!ごめんなのら〜!ソイア、じゃなくて…アキラ、ごめんなのら〜!」
てへぺろ、と言わんばかりの勢いで去っていったクラリスさん。
どうやら変わった印象を植え付けられた予感がする。
もうすぐ卒業式。卒業生を送るために我々2年は大忙しである。
「椅子並べてー!!!!!」
「花飾り一個足りねぇ!」
「うわっ、この布しわっしわじゃん。アイロンかけてきまーす!!!!!」
陽キャたちが大騒ぎしているなか、晶はただ黙々とパイプ椅子を開いては置いて開いては置いてを繰り返していた。
瑠衣「よっ、晶。」
晶「……おは、ようございます。」
同じ作業を駄弁りながらしている瑠衣がひと段落ついたのか、話しかけてくる。
瑠衣「ねぇ、転校生の子と仲良くなりたいんだけどどうしたらいいと思う?」
晶「多分、僕それ向いてないです…別の人に、相談を…」
転校生──それは、今日の朝やってきた。
「それでは入ってくださーい。」
『はぁい!』
登場したのは見事なストロベリーゴールド髪のギャル。きっと地毛なので校則には引っかからないものの、キラキラ光る爪は校則違反である。
先生に注意されても気にすることなく、彼女は自己紹介を始めた。
「コンニチハ!フランスから来た、クラリス・ニコラティスで〜す!気軽にクラちゃんって呼んでなのら〜!!!!」
…なぜ、語尾がなのらなのだろうか…
珍しい時期に留学してきたクラリスさんは、まだ見知らぬ学校の卒業式の準備を手伝っている。
クラリス「ねぇ、ジャパニーズガール!」
瑠衣「え?あたし?」
クラリス「ソウ!アナタ、名前なんていうのら〜?」
瑠衣「尾上瑠衣だよ!よろしくね!ねぇ、クラちゃんって呼んでいい?」
クラリス「オッケーなのらぁ!ルイ、よろしくなのら〜!」
突然話しかけてきたクラリスさんに驚きながらも、尾上さんはにこやかに自己紹介を済ます。仲良くなる気満々である。
この溢れ出る陽のオーラのせいで正面から日焼けしそうなので、早急にその場所から離れる。
すると、クラリスさんが『ジャパニーズボーイ!』と声を上げた。
誰のことかと周りをキョロキョロしていると、『アナタなのら〜』と肩を叩かれた。
クラリス「アナタ、名前なんていうのら?」
無理。急に話しかけないで。
話しかけるんだったら話しかけますって言ってくださいよほんとに!!!!!!
晶「あ…っと、そ…い…あ…」
クラリス「ソイア!可愛い名前なのら〜!ヨロシクなのら、ソイア!!!!!!」
テンパって呪文のような言葉を言ってしまうと、それを名前と認識されてしまった。
今更違うという勇気もなく、そのまま口を閉じる。
関わることはもうないだろうから、ソイアのままでいいや…
瑠衣「クラちゃん、そいつの名前晶だよ。井上晶。」
クラリス「あ!ごめんなのら〜!ソイア、じゃなくて…アキラ、ごめんなのら〜!」
てへぺろ、と言わんばかりの勢いで去っていったクラリスさん。
どうやら変わった印象を植え付けられた予感がする。