「あの、、雪希天はどうして鬼殺隊になったの?」
「あー、、、言ってなかったよね、、、」
これは、私が唯一みんなに話したくないこと、
「は、話したくないなら全然話さなくても、、」
甘い誘惑に負けそうになった。
でも、家族には、継子には、、!ちゃんと話さなきゃいけない。
「ううん。話す。」
私は、6歳までは裕福な一般家庭で暮らしていた。
4人家族で兄がいた。
父は、若くして商業で儲かっていたが、驕らず、だれにでも優しい人だった。
母は、穏やかな人だった。争いなんて見たことないような、、、そんな雰囲気の人だった。
兄は、私に甘かった。名前は雪夜(せつや)だった。運動神経が良くて頭もいいから私の憧れだった。
私は家族みんなが大好きだったし、家族も私を愛してくれた。
それから、幼馴染もいた。
寿美ちゃん家族だ。
長男の実弥、次男の玄弥は私や私の兄を妹、弟のように可愛がってくれた。私たちはお金持ちだったからそれが理由で近づく人はいっぱいいたけど、本当の意味で可愛がってくれた家族以外の人は実弥と玄弥だけだったと思う。
それから、同い年の寿美ちゃん。いっぱい一緒に遊んだ。
それからことちゃん、弘くん、就也くん、貞子ちゃん。私は4人の前ではお姉ちゃんらしく振る舞ってた。
志津さんや実弥は特に、あざが多かった。
出会った時には痩せてたし、おやつを食べたこともないみたいだった。
いっぱい一緒におやつ食べに行ったし、ご飯も食べた。その時間は、私にとってかけがえのないものだった。
ある日のことだった。いつも通り家に尋ねたら、、
「あのー!!」
誰も出なかった。おかしいと思いつつも、もう一度声をかけた。
「どうしたの?」
「入るよー!!」
中に入ると、そこには衝撃的な光景があった。
家の中は血まみれで、玄弥、実弥を除く兄弟達の死体が転がっていた。
私は震える足で奥に進んだ。机に何やら手紙が置いてあった。
「俺と玄弥以外タヒんだ。俺は旅に出る。またいつか会いに来る。じゃあな。今までありがとう。」
手紙にポタリと雨が降った。そして、ぽろぽろぽろぽろと手紙がびしょびしょになるくらい雨が降った。
「うっ、ひっく、、うー、、、うわーん!!」
そこからは大変だった。私は悲しみとトラウマをでぽっかり心にあいた穴を見ることもせず、隠していた。その二年後だった。事件が起きたのは。
ある日、、、とても暑くて寝苦しい夜だった。
私は、両親の悲鳴で目が覚めた。
「きゃ〜ー!!やめっ、、て、、、」
「雪希天!!雪夜!!逃げ、、ぐはっ、、、」
「雪希天と雪夜がいるの?子供って美味しいんだよねー!!どこにいるのかなあ、、怖くないよ!出ておいで!僕に食べられたら僕と一緒に永遠の時を過ごせるよ!!」
私は、気持ちの悪い声と両親の悲鳴を聞いて、寿美ちゃんのタヒ体を見た時を思い出した。
トラウマが蘇った。
隣で寝ていたお兄ちゃんが私に覆い被さった。
「大丈夫だからな、、、」
永遠と思われる時間が過ぎ去った。体感は永遠だったけど、正確には15分くらいだろう。
「みいつけた!ほら、おいで!!大丈夫だよ!!僕と一緒に永遠を生きよう!!君たちの両親はバカで生まれてきた価値がないけど、君たちはそうじゃない。だから、今どうするべきかわかるでしょ!」
私は震えていた。
両親を奪い、侮辱したことへの怒り、いつ食われるかわからない恐怖、両親を失った悲しみ、不タヒ川家のトラウマ、、、全てが複雑に絡み合い、どうしようもないほど震えていた。でも、一番大きいのは人の形をしているバケモノへの怒りだ。
「ふっ、、、もうタヒぬならお前のことを教えてくれ、、!」
お兄ちゃんが訳のわからないことを言い出した。
なんで?両親を侮辱されたのに?
そこまで考えてはっとした。
お兄ちゃんは時間稼ぎをしているんだ。希望を捨てずに。私もそれに乗ることにした。
「そうだね、、、あと、私をあやめるならお兄ちゃんと一緒がいい。あと一瞬にして?いい?」
「随分としっかりしているなあ、、、時間稼ぎ?いいね!!人間の最後まで諦めないところが好きだよ!ぼくはもっとにんげんについてしりたいんだあ!!お話ししよ!!」
私はその時、異様に寒気がした。今思えば、あいつに生理的嫌悪感を抱いていたからだと思う。
「僕は白時!!上弦の零だよ!!鬼なんだ〜
人間は鬼には敵わないんだ!!鬼になると圧倒的な身体能力が得られるからね〜!それに特殊能力も!!すごいでしょ〜
あっ!!君たちも鬼にならない?もしも鬼になったら、仲間だから殺さない!生き残れるよ!!」
気色悪い、、、
もう無理、、、なんなのこいつ、、私たちに嫌がらせをしたいのかなあ。両親を殺した「奴」にならなきゃいけないのかなあ、、、
私は叫び出したい衝動に駆られた。けど、お兄ちゃんの努力を無駄にしたくないから、一生懸命押さえた。
「君、、、雪希天ちゃんと雪夜くんだったっけ?質問があるんだ〜!!
君たちは罪悪感とか罪の意識とか、あと仲間意識とか!そんな感情知らない?僕はもう少しでわかりそうなんだ!!だから、君たちにも教えてほしいな、、、!」
はっ?
お前みたいな化け物にわかるわけがないじゃん!!
「、、お前は知ってるはずだ、!お前は、、、元は人間だったから。人間の誰もが、、知っている感情だ、、、でも、鬼にはわからない感情だ、、」
「そう、、、これで、少し人間の理解に近づけた気がする!!ありがとう!!じゃあ最後に君たちを殺してあげるね、、!きっとそれはザイアクカンノリカイニツナガルヨネ!!」
それが喋っているのは流暢な言葉なのに、全てを理解した人の言葉のようなのに、私には無性にカタカナに聞こえた。
ああ、、、こいつはやっぱり人の形をしたバケモノなんだ。
「そうか、、、やっぱり君にはわからないんだな、、!罪悪感を感じられる人は、物事を起こす前に罪悪感を感じるんだよ。」
「君はどうしてわからなくなったの?鬼になったから?わからなくなってまで生きて、今度は欲しい?
悪ふざけも大概にして欲しい!」
「そもそ、、『もういいよ。』ぐはっ、、、ゆき、あ、、にげ、、」
「お兄ちゃん、、、うっ、うっ、、、白時!!お前、、」
わたしは、咄嗟に攻撃を避けた。そして走り回った。ぐるぐる、、、攻撃を避けるために。
「あはは!!君、おっもしろいなあ!僕から逃げられるとでも思った?」
私が生きることを諦めかけたその時だった。
「アァ!逃げられるよォ!!お前、よくも俺の幼馴染をころし、傷つけやがったなァ!!」
私に攻撃しようとした白時の腕が吹っ飛んだ。
「さね、み、、、」
「ああ、そうだァ!!お前を助けにきたァ!!」
その時、白時から攻撃が飛んできた。
カキーン!!
カキカキカキーン!!
「チッ、、」
「あっれー?君、早いなあ、、、あっ!もしかして、柱?!今日は運がいいみたいだなあ、、、」
「そうだなァ、、、今日はお前の命日になるからなァ!!とてもいい日だァ!!」
「「っ!!」」
その瞬間、白時の纏う雰囲気が変わった。
「君、何言ってるの?」
そこからは白時の猛攻が始まった。10分くらいで、実弥はボロボロだった。けど、、、
「あっ!!もうすぐ日が昇る!!バイバーイ!!」
「おい!!待ちやがれ!!」
「やだよー!!べー!!」
「あー、、、言ってなかったよね、、、」
これは、私が唯一みんなに話したくないこと、
「は、話したくないなら全然話さなくても、、」
甘い誘惑に負けそうになった。
でも、家族には、継子には、、!ちゃんと話さなきゃいけない。
「ううん。話す。」
私は、6歳までは裕福な一般家庭で暮らしていた。
4人家族で兄がいた。
父は、若くして商業で儲かっていたが、驕らず、だれにでも優しい人だった。
母は、穏やかな人だった。争いなんて見たことないような、、、そんな雰囲気の人だった。
兄は、私に甘かった。名前は雪夜(せつや)だった。運動神経が良くて頭もいいから私の憧れだった。
私は家族みんなが大好きだったし、家族も私を愛してくれた。
それから、幼馴染もいた。
寿美ちゃん家族だ。
長男の実弥、次男の玄弥は私や私の兄を妹、弟のように可愛がってくれた。私たちはお金持ちだったからそれが理由で近づく人はいっぱいいたけど、本当の意味で可愛がってくれた家族以外の人は実弥と玄弥だけだったと思う。
それから、同い年の寿美ちゃん。いっぱい一緒に遊んだ。
それからことちゃん、弘くん、就也くん、貞子ちゃん。私は4人の前ではお姉ちゃんらしく振る舞ってた。
志津さんや実弥は特に、あざが多かった。
出会った時には痩せてたし、おやつを食べたこともないみたいだった。
いっぱい一緒におやつ食べに行ったし、ご飯も食べた。その時間は、私にとってかけがえのないものだった。
ある日のことだった。いつも通り家に尋ねたら、、
「あのー!!」
誰も出なかった。おかしいと思いつつも、もう一度声をかけた。
「どうしたの?」
「入るよー!!」
中に入ると、そこには衝撃的な光景があった。
家の中は血まみれで、玄弥、実弥を除く兄弟達の死体が転がっていた。
私は震える足で奥に進んだ。机に何やら手紙が置いてあった。
「俺と玄弥以外タヒんだ。俺は旅に出る。またいつか会いに来る。じゃあな。今までありがとう。」
手紙にポタリと雨が降った。そして、ぽろぽろぽろぽろと手紙がびしょびしょになるくらい雨が降った。
「うっ、ひっく、、うー、、、うわーん!!」
そこからは大変だった。私は悲しみとトラウマをでぽっかり心にあいた穴を見ることもせず、隠していた。その二年後だった。事件が起きたのは。
ある日、、、とても暑くて寝苦しい夜だった。
私は、両親の悲鳴で目が覚めた。
「きゃ〜ー!!やめっ、、て、、、」
「雪希天!!雪夜!!逃げ、、ぐはっ、、、」
「雪希天と雪夜がいるの?子供って美味しいんだよねー!!どこにいるのかなあ、、怖くないよ!出ておいで!僕に食べられたら僕と一緒に永遠の時を過ごせるよ!!」
私は、気持ちの悪い声と両親の悲鳴を聞いて、寿美ちゃんのタヒ体を見た時を思い出した。
トラウマが蘇った。
隣で寝ていたお兄ちゃんが私に覆い被さった。
「大丈夫だからな、、、」
永遠と思われる時間が過ぎ去った。体感は永遠だったけど、正確には15分くらいだろう。
「みいつけた!ほら、おいで!!大丈夫だよ!!僕と一緒に永遠を生きよう!!君たちの両親はバカで生まれてきた価値がないけど、君たちはそうじゃない。だから、今どうするべきかわかるでしょ!」
私は震えていた。
両親を奪い、侮辱したことへの怒り、いつ食われるかわからない恐怖、両親を失った悲しみ、不タヒ川家のトラウマ、、、全てが複雑に絡み合い、どうしようもないほど震えていた。でも、一番大きいのは人の形をしているバケモノへの怒りだ。
「ふっ、、、もうタヒぬならお前のことを教えてくれ、、!」
お兄ちゃんが訳のわからないことを言い出した。
なんで?両親を侮辱されたのに?
そこまで考えてはっとした。
お兄ちゃんは時間稼ぎをしているんだ。希望を捨てずに。私もそれに乗ることにした。
「そうだね、、、あと、私をあやめるならお兄ちゃんと一緒がいい。あと一瞬にして?いい?」
「随分としっかりしているなあ、、、時間稼ぎ?いいね!!人間の最後まで諦めないところが好きだよ!ぼくはもっとにんげんについてしりたいんだあ!!お話ししよ!!」
私はその時、異様に寒気がした。今思えば、あいつに生理的嫌悪感を抱いていたからだと思う。
「僕は白時!!上弦の零だよ!!鬼なんだ〜
人間は鬼には敵わないんだ!!鬼になると圧倒的な身体能力が得られるからね〜!それに特殊能力も!!すごいでしょ〜
あっ!!君たちも鬼にならない?もしも鬼になったら、仲間だから殺さない!生き残れるよ!!」
気色悪い、、、
もう無理、、、なんなのこいつ、、私たちに嫌がらせをしたいのかなあ。両親を殺した「奴」にならなきゃいけないのかなあ、、、
私は叫び出したい衝動に駆られた。けど、お兄ちゃんの努力を無駄にしたくないから、一生懸命押さえた。
「君、、、雪希天ちゃんと雪夜くんだったっけ?質問があるんだ〜!!
君たちは罪悪感とか罪の意識とか、あと仲間意識とか!そんな感情知らない?僕はもう少しでわかりそうなんだ!!だから、君たちにも教えてほしいな、、、!」
はっ?
お前みたいな化け物にわかるわけがないじゃん!!
「、、お前は知ってるはずだ、!お前は、、、元は人間だったから。人間の誰もが、、知っている感情だ、、、でも、鬼にはわからない感情だ、、」
「そう、、、これで、少し人間の理解に近づけた気がする!!ありがとう!!じゃあ最後に君たちを殺してあげるね、、!きっとそれはザイアクカンノリカイニツナガルヨネ!!」
それが喋っているのは流暢な言葉なのに、全てを理解した人の言葉のようなのに、私には無性にカタカナに聞こえた。
ああ、、、こいつはやっぱり人の形をしたバケモノなんだ。
「そうか、、、やっぱり君にはわからないんだな、、!罪悪感を感じられる人は、物事を起こす前に罪悪感を感じるんだよ。」
「君はどうしてわからなくなったの?鬼になったから?わからなくなってまで生きて、今度は欲しい?
悪ふざけも大概にして欲しい!」
「そもそ、、『もういいよ。』ぐはっ、、、ゆき、あ、、にげ、、」
「お兄ちゃん、、、うっ、うっ、、、白時!!お前、、」
わたしは、咄嗟に攻撃を避けた。そして走り回った。ぐるぐる、、、攻撃を避けるために。
「あはは!!君、おっもしろいなあ!僕から逃げられるとでも思った?」
私が生きることを諦めかけたその時だった。
「アァ!逃げられるよォ!!お前、よくも俺の幼馴染をころし、傷つけやがったなァ!!」
私に攻撃しようとした白時の腕が吹っ飛んだ。
「さね、み、、、」
「ああ、そうだァ!!お前を助けにきたァ!!」
その時、白時から攻撃が飛んできた。
カキーン!!
カキカキカキーン!!
「チッ、、」
「あっれー?君、早いなあ、、、あっ!もしかして、柱?!今日は運がいいみたいだなあ、、、」
「そうだなァ、、、今日はお前の命日になるからなァ!!とてもいい日だァ!!」
「「っ!!」」
その瞬間、白時の纏う雰囲気が変わった。
「君、何言ってるの?」
そこからは白時の猛攻が始まった。10分くらいで、実弥はボロボロだった。けど、、、
「あっ!!もうすぐ日が昇る!!バイバーイ!!」
「おい!!待ちやがれ!!」
「やだよー!!べー!!」
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