桜 の 木 の 下 、虚 し く 散 っ た 君 の 想 い 。
#1
正反対
[小文字]6月のはじめ 。
窓の外を見れば 、灰色の曇り空が広がっている 。
私は教科書とノートを前に 、鉛筆をはしらせた 。
苦手な算数も 、席替えをすれば気が変わってやりやすくなる 。
と 、後ろから「 おーい … ❕ 」という声と共に 、背中を鉛筆でぐりぐりと押された 。
アイツはそれをするのが好きなのだろうか 。普通に名前呼べばいいだけなのに 。
「 何 ❔ あとそれやめてくれる ❔ 」
私はみんなに迷惑がかからないよう 、なるべく小声で話した 。
「 算数終わった ❔ ここわかる ❔ 」
「 終わったけど … 私に聞かないで 。算数苦手なんだから 」
「 え 〜 … ごめんって … ❕ 」
私 、[漢字]渡部凛輝[/漢字][ふりがな]わたべりき[/ふりがな]は小学5年生 。算数が苦手で 、生意気で 、負けず嫌いな女の子 。
後ろにいるのは[漢字]木村乙葉[/漢字][ふりがな]きむらおとは[/ふりがな] 。やたらと迷惑なイタズラをしてくる男子だ 。
これは 、
よく考えれば正反対な私達の 、
卒業までの小さな物語 。
[/小文字]
窓の外を見れば 、灰色の曇り空が広がっている 。
私は教科書とノートを前に 、鉛筆をはしらせた 。
苦手な算数も 、席替えをすれば気が変わってやりやすくなる 。
と 、後ろから「 おーい … ❕ 」という声と共に 、背中を鉛筆でぐりぐりと押された 。
アイツはそれをするのが好きなのだろうか 。普通に名前呼べばいいだけなのに 。
「 何 ❔ あとそれやめてくれる ❔ 」
私はみんなに迷惑がかからないよう 、なるべく小声で話した 。
「 算数終わった ❔ ここわかる ❔ 」
「 終わったけど … 私に聞かないで 。算数苦手なんだから 」
「 え 〜 … ごめんって … ❕ 」
私 、[漢字]渡部凛輝[/漢字][ふりがな]わたべりき[/ふりがな]は小学5年生 。算数が苦手で 、生意気で 、負けず嫌いな女の子 。
後ろにいるのは[漢字]木村乙葉[/漢字][ふりがな]きむらおとは[/ふりがな] 。やたらと迷惑なイタズラをしてくる男子だ 。
これは 、
よく考えれば正反対な私達の 、
卒業までの小さな物語 。
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