春の天気的に、雨のターンがやってきた。だいぶ待ったのかここぞと言わんばかりに、大量の雨を降らせる。ニュースで騒がれそうなほどの雨量だ。これが春雨というのか?絶対違うが。
まあどんな天気だろうと部室でのうのうと過ごす俺たちには関係のないことで、今日も今日とてこの放課後のまったりした時間を満喫するつもりだ。
ホームルームも終わり、部室へと赴くといるのは拓弥のみで、和義だけが不在だった。
「やあやあよく来たね。」
「なんだよその口調」
「いやあさ、俺優しいから、差し入れ持ってきたんだよね。」
なんか怪しい。
「変なもの入ってねぇよな?」
「まさかぁ。」
「野菜入れまくって熟成させましたとかじゃないよな?」
「しないって。」
こいつが差し入れを持ってくるなんて早々にないことだ。
「ほら、コレ。」
と言ってカバンから新聞紙を四つ折りにしたときぐらいの大きさの紙箱を出す。
「ただのクッキーだよ。」
本当にそれが普通のクッキーなのか、箱を開けていないためシュレディンガーのクッキー状態だ。
だがまあ、とりあえず安全という方向性にかけていただくことにしよう。
拓弥が箱を開けると、個包装にされたクッキーがいくつか出てきた。綺麗に列になっていることから、まだ未開封品であったことがわかる。
「…まあ、まだ大丈夫そうだな」
「大丈夫だから。毒とか仕込んでないし、市販だし。」
「ふうん。じゃあ頂くぜ」
そう言って一つ取り上げてみる。一口とはいかないが、だいたい二口で食べ切れそうな大きさだ。
いざ実食してみると…
「…あれ、うまい」
案外うまい。というか疑ってかかったが実際のところ普通のクッキーだった。
「な?何もないだろ?」
こいつにしてはなんだか珍しいな。
まあどんな天気だろうと部室でのうのうと過ごす俺たちには関係のないことで、今日も今日とてこの放課後のまったりした時間を満喫するつもりだ。
ホームルームも終わり、部室へと赴くといるのは拓弥のみで、和義だけが不在だった。
「やあやあよく来たね。」
「なんだよその口調」
「いやあさ、俺優しいから、差し入れ持ってきたんだよね。」
なんか怪しい。
「変なもの入ってねぇよな?」
「まさかぁ。」
「野菜入れまくって熟成させましたとかじゃないよな?」
「しないって。」
こいつが差し入れを持ってくるなんて早々にないことだ。
「ほら、コレ。」
と言ってカバンから新聞紙を四つ折りにしたときぐらいの大きさの紙箱を出す。
「ただのクッキーだよ。」
本当にそれが普通のクッキーなのか、箱を開けていないためシュレディンガーのクッキー状態だ。
だがまあ、とりあえず安全という方向性にかけていただくことにしよう。
拓弥が箱を開けると、個包装にされたクッキーがいくつか出てきた。綺麗に列になっていることから、まだ未開封品であったことがわかる。
「…まあ、まだ大丈夫そうだな」
「大丈夫だから。毒とか仕込んでないし、市販だし。」
「ふうん。じゃあ頂くぜ」
そう言って一つ取り上げてみる。一口とはいかないが、だいたい二口で食べ切れそうな大きさだ。
いざ実食してみると…
「…あれ、うまい」
案外うまい。というか疑ってかかったが実際のところ普通のクッキーだった。
「な?何もないだろ?」
こいつにしてはなんだか珍しいな。