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探偵は眠らない!

#9

2話 とある女神の休憩時間 4

「というわけで、ここがショッピングモールです!」
 広々とした中央通りに、上空を左右する橋の数々、壁は落ち着いたクリーム色にところどころツタが生えている。店どうしは満員電車の座席のようにピタリと隣接し、ざっと見ても百以上はある。
「……これ、どんぐらい広いんだ?」
「そうですねー…。だいたい日本の面積ぐらいでしょうか」
「に、ニホン?!」
 それって38万km²だよな…。
「デカ過ぎんだろ……」
「はい。ですので、モール内に移動ネットワークがあります」
「あれか、祠とか、煙突とかみたいなのか?」
「何を言ってるかわかりませんが……たぶんそんな感じです」
「で?行きたいところとかあるのか?」
「んー。とりあえず見て回りましょう!!」
「わかったよ」
 それから俺たちはいろいろなところに行った。服屋、雑貨店、レストラン、映画、更にはお化け屋敷みたいなところも。日本ほどの広さだけあってなんでもある。
「見てくださいよ!」
 アグネスの目線はショウウィンドウの反対にいる猫に似たような動物に釘付けだった。
「魔獣?」
「それに近しいものですね。にしても……かわいいなぁ……」
「動物を飼ったりしないのか?」
「いえ…。実はあんまりお金がないものですから……」
「金欠女神……」
「そんなことないです!」
「そうか?その割にお前、飯のときとかやけに遠慮がちだったし、服も買ってたの二着だけだし…」
「そ、それはちがッ」
『ドゴォッ!!!』
 突然、映画でしか聞いたことないような、腹の底に響くデカい音がした。

作者メッセージ

38万km²は終わってるでしょ

2025/09/29 17:59

ゐぬい
ID:≫ 18yayKY/7LFxA
コメント

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探偵推理異世界転生ギャグコメディ魔法

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