ピラミッドタワーがバラバラと音を立てて崩れていった。
「な、え。え?」
「ホラ」
そう言うとデカい絵本をトランプの上によこした。
「『どうぶつのしま』だ。見ろよ、動物だぜ。」
俺も和義も固まる。バイキングにあるケーキのトレーがこんぐらいの大きさだな。
「…デカいな」
和義がおもむろに呟く。その顔は、目は、死んでいる。
「…おい。拓弥」
「なんだ。」
「………」
「………。」
「ふざけんなぁぁぁあああ!!!」
いきなりでかい声で騒ぎ出すな。外部活もビビるぞ。
「その顔が見たかった。」
ニヤニヤと和義のキレ顔を覗く。
「なにが『動物だぜ』だ!なんてモン借りてんだよォ!」
「等価交換してきただけだ。」
「返しに行くだけでよかったのによおぉお!!!」
「まあ、落ち着けって。」
拓弥が本に近づいていく。パラッとめくって見せてきた。
「ほら。動くぜ?」
どうやら一種のしかけ絵本らしい。
が、
「ぬぁにが『動くぜ』だよ!何借りてきてんだよ!」
「絵本。」
「見りゃわかるわぁぁぁあ!!!」
「流行りの本は嫌いかね?」
「なあ、落ち着こうぜ?」
俺はとりあえず声を掛ける。この…なんというか…wwダメだw…笑うわwww。
「なに笑ってんだよッ!!!」
「わりい、わりいw」
誰でも笑うだろ。
「拓弥」
「なんだ?」
「ナイスだ」
「ふざっけんなぁぁあ!!」
「お前は何にそんな怒ってんだ?」
拓弥は聞いてみる。そりゃお前決まってんだろ。
「………返してきたことはいい、本を借りてきたのもいい。ただな…」
「ただ?」
「本のサイズ考えろよォ!!」
「そこかよ!!」
「こんなの引き出し入んないだろ」
「え…絵本って部分は?」
「そんなことより大きさだろ!」
いや気にしろ。
「持ち帰れねえよ。ロッカーいれらんねえよ。カバン入んねえよ。教室に置けねえよ」
「返してこいよ。」
「めんどくせえだろ!!」
めんどくせえのはお前だよ。
和義が深呼吸して
「……じゃあ、拓弥。返してきたらこのことチャラにするから。ほら行ってこい」
「別にぃ?俺に利益ないしぃ?チャラにしてもらわなくても構わないしぃ?」
「クソぉぉおおお!!!俺はどうすれば……どうすれば…いいんだ…!」
「いやもう返してこいよ…」
結局、その日の部活は本を所持したまま終了した。
後日和義が返しに行ったというが…。司書の人の反応はご想像におまかせしよう。
…みんなも本は自分で返そう。
「な、え。え?」
「ホラ」
そう言うとデカい絵本をトランプの上によこした。
「『どうぶつのしま』だ。見ろよ、動物だぜ。」
俺も和義も固まる。バイキングにあるケーキのトレーがこんぐらいの大きさだな。
「…デカいな」
和義がおもむろに呟く。その顔は、目は、死んでいる。
「…おい。拓弥」
「なんだ。」
「………」
「………。」
「ふざけんなぁぁぁあああ!!!」
いきなりでかい声で騒ぎ出すな。外部活もビビるぞ。
「その顔が見たかった。」
ニヤニヤと和義のキレ顔を覗く。
「なにが『動物だぜ』だ!なんてモン借りてんだよォ!」
「等価交換してきただけだ。」
「返しに行くだけでよかったのによおぉお!!!」
「まあ、落ち着けって。」
拓弥が本に近づいていく。パラッとめくって見せてきた。
「ほら。動くぜ?」
どうやら一種のしかけ絵本らしい。
が、
「ぬぁにが『動くぜ』だよ!何借りてきてんだよ!」
「絵本。」
「見りゃわかるわぁぁぁあ!!!」
「流行りの本は嫌いかね?」
「なあ、落ち着こうぜ?」
俺はとりあえず声を掛ける。この…なんというか…wwダメだw…笑うわwww。
「なに笑ってんだよッ!!!」
「わりい、わりいw」
誰でも笑うだろ。
「拓弥」
「なんだ?」
「ナイスだ」
「ふざっけんなぁぁあ!!」
「お前は何にそんな怒ってんだ?」
拓弥は聞いてみる。そりゃお前決まってんだろ。
「………返してきたことはいい、本を借りてきたのもいい。ただな…」
「ただ?」
「本のサイズ考えろよォ!!」
「そこかよ!!」
「こんなの引き出し入んないだろ」
「え…絵本って部分は?」
「そんなことより大きさだろ!」
いや気にしろ。
「持ち帰れねえよ。ロッカーいれらんねえよ。カバン入んねえよ。教室に置けねえよ」
「返してこいよ。」
「めんどくせえだろ!!」
めんどくせえのはお前だよ。
和義が深呼吸して
「……じゃあ、拓弥。返してきたらこのことチャラにするから。ほら行ってこい」
「別にぃ?俺に利益ないしぃ?チャラにしてもらわなくても構わないしぃ?」
「クソぉぉおおお!!!俺はどうすれば……どうすれば…いいんだ…!」
「いやもう返してこいよ…」
結局、その日の部活は本を所持したまま終了した。
後日和義が返しに行ったというが…。司書の人の反応はご想像におまかせしよう。
…みんなも本は自分で返そう。