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探偵は眠らない!

#4

1話 ようこそ御都合主義者の天界へ 4

「じゃあ、行きましょうか」
 方向に迷いがないというのか。やっぱ慣れてんだな。
「なあ、女神」
「アグネスとお呼びください!」
「なあ、アグネス」
「なんでしょう?」
 俺はくるりと見回して
「ここには地球人以外にもいるのか?」
「もちろんですよ。天界の仕事は主に二つに別れています。一つは転生、もう一つは裁量です」
 やっぱ裁量はあるんだな。
「基本的に転生のチャンスは一度だけです。その後は生前の行いを量って冥界に送られます」
「閻魔様か」
「星によって違いますね。言語も違うし、文化も違うので」
 確かに、人間じゃなさそうなやつもいるし、どっちかといえば人間のようなやるもいる。
「ではでは自己紹介します!私は女神アグネス。登録番号102607番です!」
 女神ってそんないたのか…。
「俺が生前何してたのか知ってるのか?」
「もちろんです!公立高校に入学後、自己紹介で大滑りして、友達がうまくできず…。その後体育祭で足が速いと認知されるも、対して話題になったわけでもなく、むしろ学年一の美女が綱引きで脅威のパワーを見せるという方が話題になって。彼女なし、友達なし。趣味はアニメを見ること…。なんか…ッ…悲しいですねw」
「笑うなよ!」
 …悲しいことに事実だが、、、、。
「えー、ケフンッ!着きましたよ」
「…ここが…カウンターか」
 着いたのは横に伸びる白い机がある大きな部屋、というかもう広間だろうか。天界ってどんだけ広いんだ?
 やはり様々な人種(?)の転生待ちがいるな。
「ささ、おかけください!」
「いや、おかけくださいって言われてもな…」
 奥の奥まで見てもどの席も誰かしら座っていて、自分が座れそうな場所など到底なさそうだが。 
「パチンッ!」と音がした。
「どうぞ!」
 振り返ると、そこにはなぜか席があった。
「すごいな女神って…」
「いえいえ、これぐらいできて当然です!」
 冷静さを装ってるつもりだろうが、照れてんのバレバレだぞ。

作者メッセージ

来週は上げられても一、二個かな…
頑張りマスタースパーク

2025/09/29 17:58

ゐぬい
ID:≫ 18yayKY/7LFxA
コメント

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探偵推理異世界転生ギャグコメディ魔法

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