「てんせい?」
転生ってあの?
「転生です」
「…いや、わかるんだけどさ」
転生ってマジであるのかよ。
「で、女神様はどこに俺を飛ばしてくれるんだ?」
「………」
「女神?」
「あっいや、そのですね。なんか割り切ってるなぁって」
「…まあ、未練なんてないしな」
友人も多かったわけじゃない。一応高校生ではあるが、クラスで目立ってたわけでもなく、彼女がいたわけでもなく。よく言って平凡、悪く言って飾り気のない人生だったわけだ。
「…転生先ですが、リクエストができます。その場合は転生まで三日ほどかかりますが」
「リクエスト?」
「ハイ!こんな星がいいとか、こんなものになりたいとか、人によって全く違うんですよね〜」
なるほどな。転生ってのはポンポンやるものかと思えば、しっかりとした手続きがあるらしい。まあ、引っ越しだと思えばそうか。
「まあ、とりあえず、カウンターの方に行きましょうか」
そう言われて気付いた。周りを見渡せば、何もない、地平線まで白い空間が広がっていた。
「精神となんちゃらの部屋みたいですよね」
言っていいのか、それ。
「では、着いてきてください」
そう言ってすくっと立ち上がると、少し奥側にドアが現れた。
俺も置いていかれないように、慌ててその後ろを追いかける。
女神がそのドアを開くと、そこには信じられない光景があった。優しい光の差し込むドーム型の天窓に、円形になった廊下は、一番下まで光が届くようにと吹き抜けになっている。やはり他にも人がいるようだが、みんな実質死んでるのか…。
「改めまして、ようこそ天界へ!」
「…すげえな」
目の前の光景に圧巻された俺にはこんな言葉しか出なかった。
転生ってあの?
「転生です」
「…いや、わかるんだけどさ」
転生ってマジであるのかよ。
「で、女神様はどこに俺を飛ばしてくれるんだ?」
「………」
「女神?」
「あっいや、そのですね。なんか割り切ってるなぁって」
「…まあ、未練なんてないしな」
友人も多かったわけじゃない。一応高校生ではあるが、クラスで目立ってたわけでもなく、彼女がいたわけでもなく。よく言って平凡、悪く言って飾り気のない人生だったわけだ。
「…転生先ですが、リクエストができます。その場合は転生まで三日ほどかかりますが」
「リクエスト?」
「ハイ!こんな星がいいとか、こんなものになりたいとか、人によって全く違うんですよね〜」
なるほどな。転生ってのはポンポンやるものかと思えば、しっかりとした手続きがあるらしい。まあ、引っ越しだと思えばそうか。
「まあ、とりあえず、カウンターの方に行きましょうか」
そう言われて気付いた。周りを見渡せば、何もない、地平線まで白い空間が広がっていた。
「精神となんちゃらの部屋みたいですよね」
言っていいのか、それ。
「では、着いてきてください」
そう言ってすくっと立ち上がると、少し奥側にドアが現れた。
俺も置いていかれないように、慌ててその後ろを追いかける。
女神がそのドアを開くと、そこには信じられない光景があった。優しい光の差し込むドーム型の天窓に、円形になった廊下は、一番下まで光が届くようにと吹き抜けになっている。やはり他にも人がいるようだが、みんな実質死んでるのか…。
「改めまして、ようこそ天界へ!」
「…すげえな」
目の前の光景に圧巻された俺にはこんな言葉しか出なかった。
- 1.1話 ようこそ御都合主義者の天界へ 1
- 2.1話 ようこそ御都合主義者の天界へ 2
- 3.1話 ようこそ御都合主義者の天界へ 3
- 4.1話 ようこそ御都合主義者の天界へ 4
- 5.1話 ようこそ御都合主義者の天界へ 5
- 6.2話 とある女神の休憩時間 1
- 7.2話 とある女神の休憩時間 2
- 8.2話 とある女神の休憩時間 3
- 9.2話 とある女神の休憩時間 4
- 10.2話 とある女神の休憩時間 5
- 11.3話 死は混沌の至誠也 1
- 12.3話 死は混沌の至誠也 2
- 13.3話 死は混沌の至誠也 3
- 14.3話 死は混沌の至誠也 4
- 15.4話 見知らぬ、街道 1
- 16.4話 見知らぬ、街道 2
- 17.4話 見知らぬ、街道 3
- 18.5話 ゆく猫くる猫 1
- 19.5話 ゆく猫くる猫 2
- 20.5話 ゆく猫くる猫 3
- 21.5話 ゆく猫くる猫 4
- 22.5話 ゆく猫くる猫 5