ある日の部室のこと。
まるで春の女神様が俺に睡眠を促すような調子で暖かい日差しが窓から差し込み、部屋全体を快眠空間へと変えてくれている。
もうすでに二人は来ていた。が、拓弥の様子がおかしい。こんなに暖まっているというのに、一人だけ賞味期限切れの乾パンのような顔色をしている。
「拓弥、どうした?」
「…。」
「拓弥?」
こいつ聞こえてないのか?と、俺に気づいた和義が急に聞いてきた。
「なあ、穂。聞きたいことがあるんだ」
「なんか珍しいな、お前。つうか拓弥に聞けよ、拓弥に」
「いや、聞いたんだけど、固まっちゃってさ」
拓弥が口を聞かない理由はそれか。
「で?何が聞きたいんだ?」
「ああ、それがさ。インド人っているじゃん?」
どんな話をしようとしてんだこいつ。
「で、インドネシア人っているじゃん?インドネシアに住んでる人」
「いるな」
「じゃあ、インドア人って何?」
「…………は?」
イン、、え?インド…?
「いやだから。インドア人って何」
…インド人はわかる。インドネシア人もわかる。だがな、、、。なんだよインドア人って!!!こっちが聞きてぇわ!!なんそれ、新しい人種?いや、たぶんインドア派の人のことを指してんだろうけどさ。にしてもなんだよ、なんなんだよ、インドア人。お前こんなキモい単語どっから聞いたんだよ。
とりあえず、インドア派だと思う旨を伝えるか…。
「…お前の言ってるのは『インドア派』じゃないのか?」
「…なんそれ、新しい宗派?」
あー、ダメだ、これ。こいつ完全なるバカだ。もうどうしようもないんじゃない?
俺は隣で固まっている天才に助け舟を出す。
「た、拓弥。お前これ、どう説明する?」
「、、、どうする?」
たぶんこれ人類には難題過ぎるぞ。ミレニアム懸賞問題にでも追加してくれ。
なにに困っているかって?
1、インドア派を知らないこと。聞いたことあるならまだしもさ、新しい宗派って。
2、人という点においては正しいが、人種ではないことを説明しなければならないこと。
そして最大の難所。
3、こいつ自身がとんでもなくバカなこと。ランドセルの蓋を開けたままお辞儀をする小学生よりもバカだと言っていい。理解する媒介がバカじゃあもうどうしようもないだろ。
「…とりあえずな。和義、まずインドア人なんてものは存在しない。」
拓弥は冷静に攻めていく。いいぞ!
「そして『インドア派』ってのは宗派でもない。お前はたぶんインドア派のことをインドア人という人種だと誤解してるんだ。」
「………」
さあ、理解したのか…?
「…なるほどなぁ」
ふぅ、、。分かったみたいだな。コイツはわからない場合に徹底的に詰めてくるタイプだから、たぶん先生に一番嫌われる性格してる。
「…で、インドアってなんだ?」
まるで春の女神様が俺に睡眠を促すような調子で暖かい日差しが窓から差し込み、部屋全体を快眠空間へと変えてくれている。
もうすでに二人は来ていた。が、拓弥の様子がおかしい。こんなに暖まっているというのに、一人だけ賞味期限切れの乾パンのような顔色をしている。
「拓弥、どうした?」
「…。」
「拓弥?」
こいつ聞こえてないのか?と、俺に気づいた和義が急に聞いてきた。
「なあ、穂。聞きたいことがあるんだ」
「なんか珍しいな、お前。つうか拓弥に聞けよ、拓弥に」
「いや、聞いたんだけど、固まっちゃってさ」
拓弥が口を聞かない理由はそれか。
「で?何が聞きたいんだ?」
「ああ、それがさ。インド人っているじゃん?」
どんな話をしようとしてんだこいつ。
「で、インドネシア人っているじゃん?インドネシアに住んでる人」
「いるな」
「じゃあ、インドア人って何?」
「…………は?」
イン、、え?インド…?
「いやだから。インドア人って何」
…インド人はわかる。インドネシア人もわかる。だがな、、、。なんだよインドア人って!!!こっちが聞きてぇわ!!なんそれ、新しい人種?いや、たぶんインドア派の人のことを指してんだろうけどさ。にしてもなんだよ、なんなんだよ、インドア人。お前こんなキモい単語どっから聞いたんだよ。
とりあえず、インドア派だと思う旨を伝えるか…。
「…お前の言ってるのは『インドア派』じゃないのか?」
「…なんそれ、新しい宗派?」
あー、ダメだ、これ。こいつ完全なるバカだ。もうどうしようもないんじゃない?
俺は隣で固まっている天才に助け舟を出す。
「た、拓弥。お前これ、どう説明する?」
「、、、どうする?」
たぶんこれ人類には難題過ぎるぞ。ミレニアム懸賞問題にでも追加してくれ。
なにに困っているかって?
1、インドア派を知らないこと。聞いたことあるならまだしもさ、新しい宗派って。
2、人という点においては正しいが、人種ではないことを説明しなければならないこと。
そして最大の難所。
3、こいつ自身がとんでもなくバカなこと。ランドセルの蓋を開けたままお辞儀をする小学生よりもバカだと言っていい。理解する媒介がバカじゃあもうどうしようもないだろ。
「…とりあえずな。和義、まずインドア人なんてものは存在しない。」
拓弥は冷静に攻めていく。いいぞ!
「そして『インドア派』ってのは宗派でもない。お前はたぶんインドア派のことをインドア人という人種だと誤解してるんだ。」
「………」
さあ、理解したのか…?
「…なるほどなぁ」
ふぅ、、。分かったみたいだな。コイツはわからない場合に徹底的に詰めてくるタイプだから、たぶん先生に一番嫌われる性格してる。
「…で、インドアってなんだ?」