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君の好きは、どの好き?

#41

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体育の授業。
先生が言った。

「二人組作れー!」

遥は迷わず律のほうを向く。

「律、組む?」

律は一瞬固まった。
昨日の“おそろい”の余韻がまだ残っていて、
遥と近づくと心臓がうるさい。

「べ、別に……どっちでも……」

その曖昧さが命取りだった。

「じゃあ俺、遥と組むわ」

瀬尾がさらっと言った。

律の目が見開かれる。

「は? なんで瀬尾なんだよ」

「だって律、どっちでもって言ったじゃん」

遥は天然に頷く。

「律、瀬尾くんと組みたいのかなって思って……」

「思うな!」

律の声が体育館に響いた。

2026/07/17 20:16

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