体育の授業。
先生が言った。
「二人組作れー!」
遥は迷わず律のほうを向く。
「律、組む?」
律は一瞬固まった。
昨日の“おそろい”の余韻がまだ残っていて、
遥と近づくと心臓がうるさい。
「べ、別に……どっちでも……」
その曖昧さが命取りだった。
「じゃあ俺、遥と組むわ」
瀬尾がさらっと言った。
律の目が見開かれる。
「は? なんで瀬尾なんだよ」
「だって律、どっちでもって言ったじゃん」
遥は天然に頷く。
「律、瀬尾くんと組みたいのかなって思って……」
「思うな!」
律の声が体育館に響いた。
先生が言った。
「二人組作れー!」
遥は迷わず律のほうを向く。
「律、組む?」
律は一瞬固まった。
昨日の“おそろい”の余韻がまだ残っていて、
遥と近づくと心臓がうるさい。
「べ、別に……どっちでも……」
その曖昧さが命取りだった。
「じゃあ俺、遥と組むわ」
瀬尾がさらっと言った。
律の目が見開かれる。
「は? なんで瀬尾なんだよ」
「だって律、どっちでもって言ったじゃん」
遥は天然に頷く。
「律、瀬尾くんと組みたいのかなって思って……」
「思うな!」
律の声が体育館に響いた。