翌日。
仲直りしたはずなのに、律は朝からどこかぎこちなかった。
遥が教室に入ると、律はなぜか急に姿勢を正し、
教科書を開いて“読んでるフリ”を始める。
遥は首をかしげた。
「律、今日なんか変じゃない? 熱ある?」
「……ない」
「じゃあお腹痛い?」
「痛くない」
「じゃあ……眠い?」
「……普通」
律はどんどん返事が短くなる。
遥はますます心配になって、机に身を乗り出した。
「昨日、仲直りしたのに……なんでそんなに固いの?」
「固くねぇし」
固い声で言う律。
完全に固い。
そこへ瀬尾がやってきた。
「お前ら、またなんかあったの?」
律は即座に否定する。
「何もねぇよ、瀬尾」
遥は素直に答える。
「律が固いの」
「固くねぇって言ってんだろ!」
瀬尾はため息をついた。
「……仲直りしたんじゃなかったのかよ」
律は瀬尾を睨む。
遥は「仲直りしたよ?」と笑う。
三人の温度差がすごかった。
仲直りしたはずなのに、律は朝からどこかぎこちなかった。
遥が教室に入ると、律はなぜか急に姿勢を正し、
教科書を開いて“読んでるフリ”を始める。
遥は首をかしげた。
「律、今日なんか変じゃない? 熱ある?」
「……ない」
「じゃあお腹痛い?」
「痛くない」
「じゃあ……眠い?」
「……普通」
律はどんどん返事が短くなる。
遥はますます心配になって、机に身を乗り出した。
「昨日、仲直りしたのに……なんでそんなに固いの?」
「固くねぇし」
固い声で言う律。
完全に固い。
そこへ瀬尾がやってきた。
「お前ら、またなんかあったの?」
律は即座に否定する。
「何もねぇよ、瀬尾」
遥は素直に答える。
「律が固いの」
「固くねぇって言ってんだろ!」
瀬尾はため息をついた。
「……仲直りしたんじゃなかったのかよ」
律は瀬尾を睨む。
遥は「仲直りしたよ?」と笑う。
三人の温度差がすごかった。