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生物人間バトルロイヤル

#14

第十二話・強きを欲する隼対永遠(とわ)の狂宴を望む妖狐

???side

戦闘とは不思議なものだな……。

しかし、それでいいのだ。

ずっと、分からないままで。

戦闘とは、戦えば戦うほど、無尽蔵のエネルギーが獲得できるものだ。

それも、戦闘を行う両者が強ければ強いほど、エネルギーは大きくなる。

原子力や再生可能エネルギーとは比にならない程に。

その事象が、今起こっているのだ。

一人目の強者、風嵐颯。

彼女は隼の擬人化だ。

彼女の望みは、神の力を手に入れる。

理由は強くなるため。

そして二人目の強者、九重玉雲。

彼女は狐の擬人化。
(ただ、普通の狐ではないだろう。)

彼女の望みは、永遠の戦い。

彼女は戦いと楽しいことを=で結びつけている。

しかも、戦いを邪魔されると多分キレる。

並大抵の者は、手がつけられないだろう。

やはり、誰の目から見ても、彼女は狂っているだろう。
(まぁ、そのクレイジーっぷりが、こちらにとっては好都合なのだが。)

二人ともBPは一億を超えている。

そんな強者が殺し合いをする時に発生するエネルギーの量には…

・・・・
毎度毎度驚かされるよ。







颯side

(よりにもよって玉雲と[漢字]邂逅[/漢字][ふりがな]かいこう[/ふりがな]するとは思わなかったな…。)

他の生物人間ならともかく、玉雲は非常に厄介な存在だと、僕は思っている。

彼女はまるで、‘’最初から何もかも知っているような感覚‘‘で戦っている気がする。

僕の能力がどんなものか、どんな戦い方を好むか、戦闘に関するほとんどの情報を握られているような気がする。

対して、彼女は自分の情報をほとんど晒さない。

今僕が知っているのは、彼女が狐の擬人化であること、能力として霧を発生させるということ、短剣を所持していることぐらいだ。

情報量では圧倒的に負けている。

更にここは、四方を建物に囲まれている空間だ。

もっと広い空間なら、縦横無尽に飛べて、彼女を少しは錯乱出来たかもしれないが、こう囲まれていると、飛べる速度にも限度があり、スペースも限られている。

(…一度撤退しようか…。)

僕はそんなことを考えていた。

そう思考を巡らせている間も、僕と玉雲の間では、攻撃の応酬が繰り広げられている。

(一瞬でも気を抜いたら死ぬな…。)

僕がどんな角度で、どんな方法を用いて攻撃しても、彼女は涼しい顔で攻撃を避けたり、受け流す。

それも、とても楽しげな表情で、まるで舞い踊っているかのように。

彼女はどんな時でも、こんな風に戦っていた。

「…‘‘acceleration‘’。」

僕は能力を発動させ、思いっきり加速する。

その加速の勢いで、僕は鎌を構えて彼女に斬りかかる。

「…フフッ。」

しかし、彼女は不敵な笑みを浮かべると、横に飛び退く。

ドッ

そして、僕の背面に蹴りを入れる。

「ウッ…!」

僕は、加速の勢いも相まって、思いっきり壁に激突する。

なんとか身をよじったおかげで、頭からの衝突は免れたが。

しかし、先の戦闘で建物が少し脆かったのか、一部が瓦礫として降ってくる。

視界が暗くなった。

僕は瓦礫に埋もれてしまったのだ。
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2026/02/09 17:11

ログチカ/Rogutika
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