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鬱、いじめ要素あり
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いつかの自分、どこかの自分

#21

その想いは消える事無く

陽涙「嫌だな...もう嫌だよ。こんなに負の感情の密度が高い場所に居たくない...」
陽涙は、侵入者たちに囲まれていた。

最初は順調に倒せていたはずだった。なのに、リーダー格の子が呟いた一言で私の心境は一変した。
【Ніхто не можа дапамагчы.Ты павінен ведаць лепш за ўсё.】
陽涙「違うっ!私は...私は...!」
そこまで言いかけて動きが止まった。何が違う?あっている事じゃないか、現に私は誰も救えていない。
焦る気持ちばかりが募って、何も成せていない。
あれ、私の生きる意味って何だっけ。

陽涙「ごめんね..皆。もう会えなくなっちゃうのかな?私幽霊だけど、死ぬとかってあるのかな...?」
ああ、もういいんだ。この世から存在が消えたら、私はきっと地獄に行く。人を呪って呪いまくって、誰かを助ける為でも、救う為でもなく。復讐が存在する糧だったしね、もうその気持ちは無くなっちゃったし。
諦めていた、その時に声が聞こえた。

果難「置いて、行くんだ。私達を残して。君もあの人達と同じだったんだ?」

陽涙「置いて行けないよ、消える時はみんな一緒だよ。」
『私に触れたら消滅する呪い』
攻撃してきた侵入者が、消える。襲い掛かる侵入者が次々に消えていき、リーダー格の子と陽涙の一騎打ちとなる。
陽涙「あの子達を、置いて行けはしないよ。あそこは私の第2の人生の居場所なんだ。」
小学生程の、10人の小さな子供達の顔が浮かぶ。それを隣で見つめる親友の姿も。
陽涙「次は生まれてこないようにね。負の感情なんて、必要だけど君が生まれるほどはいらないはず。」
『目が15秒あった相手を気絶させる呪い』

果難とは、死んでから同じ呪縛霊仲間としてであったのが最初のはず。私よりも生きてる年数が長かった分、多くの闇に晒され続けて廃人になりかけていた。今はそんなことはなく、生前の姿と思われるほどと同じぐらい元気になっている。2人旅の途中で見つけたのは、10人の子供幽霊たち。売り物として売られ、その場所で身勝手な仕打ちを受け幼い命を散らした子供達。2人兄弟が5つで、中には兄弟と売られる時に離されてしまった子もいたそう。
陽涙「あの子達の元に、早く戻らなくちゃ。」
寂しくない様に、もう辛い目にあわせない為に。

ここらの最短ルートはこの階段。早く侵入者を撃退して、果難たちの元に帰ろう。
未だに気絶している侵入者を引きずりながら、陽涙は生徒会室へと向かった。

作者メッセージ











































ベラルーシ語:誰も助ける事は出来ない。貴方が一番よく知っているはずです。

2025/10/21 22:35

AZ
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