第二学習棟 屋上グラウンド
「それでは!頂上決定トーナメント!決勝戦を!始めます!」
ワアッ
実況『さあ、遂に始まりました!決勝戦!今年は決勝に一期生が三人も残る、波乱の展開です!』
観客席に目をやると、超満員のようだ。
実況『それでは!早速試合の方に移っていきましょう!Aゾーン、選手の入場です!』
観客席の両サイドから、選手が入場してきた。
実況『Aゾーン、No.50 ミレイ・クロセ!対するは…No.99 リアン・マルトー!』
____________________________________
リアン「うるさいな…耳壊れるぞ」
ミレイ「いいじゃないですか、先輩の負け姿を晒せて」
審判「今回は、二点先取の三ゲームマッチだ」
リアン(ミレイは、入学式の時も見たが、毒が厄介だ。対策は、、、)
ミレイ「多分、先輩は毒ばかり警戒していますよね?別の魔法も使えますよ?」
リアン「それはハッタリか?」
ミレイ「さあ?そこは自分で考えてください」
審判「両者、位置につけ!」
会場全体が静寂に包まれる。
審判「…それでは、始め!」
ミレイ「詠唱はしません。とりあえず、受けて下さいッ!」
ミレイは杖を上に振りかざし、魔法を放った。
サアアッ
刹那、リアンの周囲を紫色のミストが覆った。
ミレイ「それは、毒魔法の中でも初歩的で、一番効く毒です。動いたらどうなるか、わかりますよね?」
リアン「ああ、恐らく蜘蛛かなにかをベースにした魔法だろ?」
ミレイ「御名答!」
毒魔法は、自然界から採取した、または既にあった毒を杖に記憶させ、それを使う魔法だ。
[漢字]中央魔法学校[/漢字][ふりがな]センターアカデミー[/ふりがな]の資料館には、ありとあらゆる毒や生物の標本がある。探そうと思ったら、いくらでも出てくるのだ。
リアン「俺が、何も対策していないと思ったのか?」
ミレイ「そんなまさか!無効化、解毒、その他もあると思いますが、無意味ですよ。対策の対策をしていますから」
リアン「噂で聞いたんだが、[漢字]これ[/漢字][ふりがな]爆発[/ふりがな]、好きなんだろ?」
リアンは地面に向けて爆破魔法を打ち込む。
毒のカーテンは一瞬にして消え去り、大きな爆風が起こった。
ミレイ「そう来たか…面白い!」
リアンは爆風と同時にミレイに近づいた。
至近距離で魔法を放とうとしたが、足元に違和感を感じた。
ズルッ
ミレイ「足、沈んだでしょう?私が今回作った毒は、土や草にも働くんです」
リアン「頭良いな!だが、、、いつから俺が『本物』だと思った?」
ミレイ「[漢字]囮[/漢字][ふりがな]デコイ[/ふりがな]か!」
リアンは爆発と同時に、幻惑魔法で囮を作っておいたのだ。
リアン「どうやら、お前は空気中に毒を撒いておいたらしいな、それも絶対不可避の。おかげで肺が痛い」
ミレイ「一応、慎重に行ったつもりなんですけどね…さすがですね、リアン先輩」
ミレイの頭の後ろに杖を構えた所で、終了の笛が鳴った。
審判「リアン選手の勝利とする!」
_____________________________
Aゾーンはリアン、Bゾーンは別の四期生が一位通過だった。
ナギはBゾーン二位だったため、準決勝はリアンと戦うことになった。
「それでは!頂上決定トーナメント!決勝戦を!始めます!」
ワアッ
実況『さあ、遂に始まりました!決勝戦!今年は決勝に一期生が三人も残る、波乱の展開です!』
観客席に目をやると、超満員のようだ。
実況『それでは!早速試合の方に移っていきましょう!Aゾーン、選手の入場です!』
観客席の両サイドから、選手が入場してきた。
実況『Aゾーン、No.50 ミレイ・クロセ!対するは…No.99 リアン・マルトー!』
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リアン「うるさいな…耳壊れるぞ」
ミレイ「いいじゃないですか、先輩の負け姿を晒せて」
審判「今回は、二点先取の三ゲームマッチだ」
リアン(ミレイは、入学式の時も見たが、毒が厄介だ。対策は、、、)
ミレイ「多分、先輩は毒ばかり警戒していますよね?別の魔法も使えますよ?」
リアン「それはハッタリか?」
ミレイ「さあ?そこは自分で考えてください」
審判「両者、位置につけ!」
会場全体が静寂に包まれる。
審判「…それでは、始め!」
ミレイ「詠唱はしません。とりあえず、受けて下さいッ!」
ミレイは杖を上に振りかざし、魔法を放った。
サアアッ
刹那、リアンの周囲を紫色のミストが覆った。
ミレイ「それは、毒魔法の中でも初歩的で、一番効く毒です。動いたらどうなるか、わかりますよね?」
リアン「ああ、恐らく蜘蛛かなにかをベースにした魔法だろ?」
ミレイ「御名答!」
毒魔法は、自然界から採取した、または既にあった毒を杖に記憶させ、それを使う魔法だ。
[漢字]中央魔法学校[/漢字][ふりがな]センターアカデミー[/ふりがな]の資料館には、ありとあらゆる毒や生物の標本がある。探そうと思ったら、いくらでも出てくるのだ。
リアン「俺が、何も対策していないと思ったのか?」
ミレイ「そんなまさか!無効化、解毒、その他もあると思いますが、無意味ですよ。対策の対策をしていますから」
リアン「噂で聞いたんだが、[漢字]これ[/漢字][ふりがな]爆発[/ふりがな]、好きなんだろ?」
リアンは地面に向けて爆破魔法を打ち込む。
毒のカーテンは一瞬にして消え去り、大きな爆風が起こった。
ミレイ「そう来たか…面白い!」
リアンは爆風と同時にミレイに近づいた。
至近距離で魔法を放とうとしたが、足元に違和感を感じた。
ズルッ
ミレイ「足、沈んだでしょう?私が今回作った毒は、土や草にも働くんです」
リアン「頭良いな!だが、、、いつから俺が『本物』だと思った?」
ミレイ「[漢字]囮[/漢字][ふりがな]デコイ[/ふりがな]か!」
リアンは爆発と同時に、幻惑魔法で囮を作っておいたのだ。
リアン「どうやら、お前は空気中に毒を撒いておいたらしいな、それも絶対不可避の。おかげで肺が痛い」
ミレイ「一応、慎重に行ったつもりなんですけどね…さすがですね、リアン先輩」
ミレイの頭の後ろに杖を構えた所で、終了の笛が鳴った。
審判「リアン選手の勝利とする!」
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Aゾーンはリアン、Bゾーンは別の四期生が一位通過だった。
ナギはBゾーン二位だったため、準決勝はリアンと戦うことになった。
- 1.第一話 リアンの油断
- 2.第二話 イム、頑張れ!
- 3.第三話 金無しリアンの宿探し
- 4.第四話 イザベルの姉貴
- 5.第五話 リアン、出発の巻
- 6.第六話 リアンの入学試験〜筆記編〜
- 7.第七話 リアンの入学試験〜実技編〜
- 8.第八話 ケイとリアンの出会い
- 9.第九話 面接担当エスリエさん
- 10.第十話 今年の入学生、やべぇらしいぞ ミレイ・クロセ編
- 11.第十一話 今年の入学生、やべえらしいぞ ユエ・ミヅキ編
- 12.第十二話 今年の入学生、やべえらしいぞ ナギ・ソウゲツ編
- 13.第十三話 今年の入学生、やべえらしいぞ ネリア・カンパス編
- 14.第十四話 リアン、トーナメントに挑む
- 15.第十五話 新入生はイレギュラー
- 16.第十六話 決勝戦前夜
- 17.第十七話 毒のカーテン
- 18.第十八話 トーナメント終わり。
- 19.総集編 第一章 リアン、人間界へ降り立つ
- 20.第十九話 反応集
- 21.第二十話 初の
- 22.第二十一話 新発見
- 23.第二十二話 確保
- 24.第二十三話 逃走