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転生を司る神、天界に帰るまで人間界で休暇楽しみます。Season1参加型 

#17

第十七話 毒のカーテン

第二学習棟 屋上グラウンド

「それでは!頂上決定トーナメント!決勝戦を!始めます!」

ワアッ

実況『さあ、遂に始まりました!決勝戦!今年は決勝に一期生が三人も残る、波乱の展開です!』

 観客席に目をやると、超満員のようだ。

実況『それでは!早速試合の方に移っていきましょう!Aゾーン、選手の入場です!』

 観客席の両サイドから、選手が入場してきた。

実況『Aゾーン、No.50 ミレイ・クロセ!対するは…No.99 リアン・マルトー!』
____________________________________
リアン「うるさいな…耳壊れるぞ」

ミレイ「いいじゃないですか、先輩の負け姿を晒せて」

審判「今回は、二点先取の三ゲームマッチだ」

リアン(ミレイは、入学式の時も見たが、毒が厄介だ。対策は、、、)

ミレイ「多分、先輩は毒ばかり警戒していますよね?別の魔法も使えますよ?」

リアン「それはハッタリか?」

ミレイ「さあ?そこは自分で考えてください」

審判「両者、位置につけ!」

 会場全体が静寂に包まれる。

審判「…それでは、始め!」

ミレイ「詠唱はしません。とりあえず、受けて下さいッ!」

 ミレイは杖を上に振りかざし、魔法を放った。

サアアッ

 刹那、リアンの周囲を紫色のミストが覆った。

ミレイ「それは、毒魔法の中でも初歩的で、一番効く毒です。動いたらどうなるか、わかりますよね?」

リアン「ああ、恐らく蜘蛛かなにかをベースにした魔法だろ?」

ミレイ「御名答!」

 毒魔法は、自然界から採取した、または既にあった毒を杖に記憶させ、それを使う魔法だ。

 [漢字]中央魔法学校[/漢字][ふりがな]センターアカデミー[/ふりがな]の資料館には、ありとあらゆる毒や生物の標本がある。探そうと思ったら、いくらでも出てくるのだ。

リアン「俺が、何も対策していないと思ったのか?」

ミレイ「そんなまさか!無効化、解毒、その他もあると思いますが、無意味ですよ。対策の対策をしていますから」

リアン「噂で聞いたんだが、[漢字]これ[/漢字][ふりがな]爆発[/ふりがな]、好きなんだろ?」

 リアンは地面に向けて爆破魔法を打ち込む。
 
 毒のカーテンは一瞬にして消え去り、大きな爆風が起こった。

ミレイ「そう来たか…面白い!」

 リアンは爆風と同時にミレイに近づいた。

 至近距離で魔法を放とうとしたが、足元に違和感を感じた。

ズルッ

ミレイ「足、沈んだでしょう?私が今回作った毒は、土や草にも働くんです」

リアン「頭良いな!だが、、、いつから俺が『本物』だと思った?」

ミレイ「[漢字]囮[/漢字][ふりがな]デコイ[/ふりがな]か!」

 リアンは爆発と同時に、幻惑魔法で囮を作っておいたのだ。

リアン「どうやら、お前は空気中に毒を撒いておいたらしいな、それも絶対不可避の。おかげで肺が痛い」

ミレイ「一応、慎重に行ったつもりなんですけどね…さすがですね、リアン先輩」

 ミレイの頭の後ろに杖を構えた所で、終了の笛が鳴った。

審判「リアン選手の勝利とする!」
_____________________________
 Aゾーンはリアン、Bゾーンは別の四期生が一位通過だった。
 ナギはBゾーン二位だったため、準決勝はリアンと戦うことになった。

作者メッセージ

どうも!今回は!ミレイと!リアンの!勝負でした!
主人公補正で!勝ちました!

リアン「ぶん殴るぞ?」

ハイ、スミマセン。
次回!遂に!ナギのバトルシーン!

2024/10/29 21:54

[M.rai]
ID:≫ 041JsGYGfUrmU
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