文字サイズ変更

隠妖

#1

隠妖 幻想時空〜Everything ends in illusion〜

此処は日本地図に載らない空白の土地、”[漢字]夢想時空[/漢字][ふりがな]むそうじくう[/ふりがな]”。
日本の陰と陽、現と夢、星と海を分け隔てている。
此処では妖怪や神が当たり前に住んでいる。しかし唯一の現の存在である人間も暮らしている。
これは妖怪がすが姿形を保つためであり、妖怪は人間を襲うことで人間の心の中に万物への恐怖心として住み着く、
それをしないと弱まってそこら辺の自然霊と同じようなものになってしまう。それ故妖怪は人間を襲うのだ。
しかし人間も襲われっぱなしと言うわけにも行かないので、光弾符という道具で妖怪を退治することもある。
その退治する人間のことを妖力使いという。
これはそんな”妖力使い”の物語だ。

ここは時空の真ん中に位置する時空内の全てを管理する役割を持つ神社、”天乃神社”。
なんとなく閑古鳥が鳴き喚いていた。
「今日も頑張りますかー!!」
そう張り切る声を上げるのは此処の神職であり妖力使いである天鈴 ツバサ。
「あ、今日も外の時空からやってきた”らじお”とやらを聞いてみよう。」
この時空には一応”端”という概念が存在し、端には忘れかけられたものが流れ着く。
どうやらこの”らじお”は”すまーとふぉん”とかいう光るかまぼこ板に需要を奪われたらしい。
ーザザザッカチッ
”さあ今日も始まりました、木葉ラジオ!今日も此処の端から端まで、情報をおとどけするよ!”
今ラジオで話しているのは木葉天狗の[漢字]天狗[/漢字][ふりがな]あまいぬ[/ふりがな] コノハ。たまたま見付けた”まいく”という集音装置に手を加えて時空中のラジオに配信できるようにしたらしい。

ふと、ラジオから気になる情報が、、、
”この時空の至る所へ「逢魔時空」の入口が発生、、、
”今後、妖力使い達の早急な対応が求められるが、、、、、カチッ
「ここは、私の出番よ!」

とりあえず、ツバサは西の方へ飛んでいった。

一方でここは聖域岬。
ある人間は同じように”らじお”を聞いていた。
彼女は妖力使いではないが、街を出て妖怪たちが住む聖域岬に住んでいる。
「ようやく、”魔術師”になることができる、、、、」
「ふふふふ、ふふふふふふふふ」

その頃ツバサはいくつか”[漢字]障害物[/漢字][ふりがな]妖怪[/ふりがな]”をいくつか排除した後、
3つほど森を抜けた先を捜していた。
すると空に今にも吸い込まれそうな大穴が口を開けていた。
「あれが、、、逢魔時空!?」
穴に近づくほどに強い”悪霊”の気配を感じた。
「あまり気が進まないけど、、、、」
そう言って、ツバサは真っ黒、、、いや、何色でもない嫌な色をした渦の中に入って行った。
その二十分後だろうか、先程の聖域岬の人間も入って行った。

奥に行くと、光が見えた。
よく見ると玉座のようなものに誰かが座っている。
「貴方、だれ?」
「貴方、妖怪ね!?」
「え?」
「え?」
「いや、やっぱ貴方こそ誰よ!」
「私は聖域岬で魔術の修行をしている人間、エレン。」
「さあ、そこの妖怪、私を弟子にしてもらえる?」
「いや、私があいつを倒すの!」
「いや、倒すって、、、お前誰だよ。」
「教えてあげる。私はねえ、この時空の管理者、天鈴ツバサ!どう、驚いた?ひれ伏してもいいのよ?」
「いや、知らないし、、、」
暫く言い合った後、、、
「ああ、じれったい。貴方、どっちがあいつに関わるのか、勝負よ!」
「神力開放!」
「魔導装置 エンジン全開!」
お互い睨み合う。
「春麗符!」
ツバサは懐から光弾符を1枚取り出して叫んだ。
「魔導装置、光弾カードセット!」
エレンが魔導装置にそれぞれ柄の違うカードを3枚セット。
「神力!時空光弾!」
そこら中の時空が歪んで、いたるところから光弾が襲い掛かる。
「打ち消し魔法 テツハウアタック!」
魔導装置から3つ、大きな光る玉が出てきてツバサの攻撃を打ち消した。
「鳳凰宝符!」
二枚目の光弾符を取り出して1枚目と重ねる。
「霊撃、、、」
霊撃とは、光弾勝負で決着をつける時に使われる必殺技のようなもの。
「霊撃!深秘結界!」
深く大きな結界がエレンを取り囲む。
しかしエレンにも策がない訳でもなく、、、
「攻撃魔法!サニーサファイア!」
熱を帯びた大きな光弾を頭上に出現させる。
あまりにその光弾が暑かったため結界は溶けてしまった。
「神力、、、、」
「連撃魔法、、、、」
「ミサイルエンジン!」
「封魔殺!」
一足早く技を放ったエレンの技がツバサに当たってそのままツバサは逢魔時空の外に落ちてしまった。

「さあ、今ので私のに力があることは分かった?」
「ようこそ、人間。我が名は鬼姫。」
「ああ、弟子にしてやるとも、この私に勝てたらな!」

「魔撃 エターナルロイヤル!」
「連撃魔法 ミサイルエンジン!」
お互いに激しく光弾をぶつけ合った。
「そこまで。良かろう、我が弟子にしてやるとも。」

<後日談>
その後、逢魔時空の裂け目は現れなかった。
しかしエレンという人間も戻ってくることは無かった。
今日もこの夢想時空に束ノ間の平穏が訪れた、、、、

<登場人物>
[漢字]天鈴ツバサ[/漢字][ふりがな]時空の管理者[/ふりがな]
能力 [下線]時空を守護するための能力[/下線]

[漢字]エレン[/漢字][ふりがな]悪魔の弟子[/ふりがな]
能力 [下線]魔法使いとしての能力[/下線]

[漢字]鬼姫[/漢字][ふりがな]異次元の支配神[/ふりがな]
能力 [下線]時空を作り出せる能力[/下線]

[漢字]天狗 コノハ[/漢字][ふりがな]夢と幻の情報収集家[/ふりがな]
能力 [下線]情報収集するための能力[/下線]

<登場魔法>
[下線]魔撃 エターナルロイヤル[/下線]
幻覚の光弾と現実の光弾を同時に放つ。

[下線]連撃魔法 ミサイルエンジン[/下線]
様々な色をした光の塊が降り注ぐ。

[下線]攻撃魔法 サニーサファイア[/下線]
大きな熱を持った光弾を相手にぶつける。

[下線]打ち消し魔法 テツハウアタック[/下線]
複数の火薬の玉で相手の攻撃を打ち消す。

[下線]霊撃 深秘結界[/下線]
大きく深い結界で相手を囲う。熱に弱いという欠点もある。

[下線]神力 時空光弾[/下線]
様々な色形の光弾やレーザーを四方八方に放つ。

[下線]神力 封魔殺[/下線]
相手を封じて退治する。
<登場光弾符>
[下線]春麗符[/下線]

[下線]鳳凰宝符[/下線]

作者メッセージ

こんにちは、メジロです。
主人公、負けましたね。まあ、次に期待です、次に。
コメントなど、気軽にお願いします。

2023/12/02 08:16

メジロ
ID:≫ 6pK9mHNroOw/6
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はメジロさんに帰属します

TOP