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気づいたら推しが目の前にいたので‘ヒロイン’辞めたいと思います

#3

第2話 ~別に、ボッチが嫌ってわけじゃ…~

~次の日~

「───お願いします‼︎私のこと殺さないでください!!」

…どうしてこうなった?

今日もボッチかなぁ?って思って登校したら、教室の近くでクラスメイトの男爵家の子とぶつかった。

その子にとって侯爵家である私は恐怖の対象なのか、ブルブル震えながら何回もそう謝ってくる。

「あのぉ…」

「ひゃいっ‼︎」

私がそーっと声をかけると、その子はビクッと体を震わせてから返事をする。

そこまでビビらなくても、ねぇ───

「わたくし、実は未だ学校生活に慣れていなくて…よければお友達になってくださる?」

なるべく貴族らしくそう問いかけると、女の子はポカンとしてから、嬉しそうにあたふたとした。

「え?え⁉︎私と⁉︎本当に───?友達なんていたことがない私でいいのですか?」

その言葉に私は思わず笑ってしまう。

友達がいないって…

私だって同じなのに

「もちろん。あなたがいいのよ」

そう言うと、その子は嬉しそうに笑った。

「私はクライス・フェルマーと申します」

「ユアーラ・マークルよ。ぜひユアーラって呼んでちょうだい」

貴族のルールとして、身分が下の者から名乗らないといけないなんて、本当に面倒なことだ。

クライスちゃん───

これでようやく私にも友達ができたわね‼︎

「それじゃあ、これからよろしくね。クライス」

「ひゃ、ひゃいっ‼︎ユアーラ様‼︎」

様付け…

少しだけ距離を感じるけど、それはそれで徐々に縮めていけばいい。

とにかく友達1人目ゲット‼︎

これでボッチ卒業…

って言っても、別にボッチが嫌だったわけじゃないんだけど

まぁ、いっか。

ってあれ?

この子ってどっかで見たこと…


[大文字][太字]あぁ‼︎[/太字][/大文字]


クライス・フェルマー

悪役令嬢ミーシャンに脅されて渋々ヒロインに嫌がらせをして、挙げ句の果て攻略対象に殺される。あの可哀想を極めてる子だ‼︎

確かにこの子のこのオドオドした性格だと、つけ込まれやすいかもしれない。

これは私が守ってあげないと。

ん?

けどまて。

私は[漢字]ミーシャン[/漢字][ふりがな]推し[/ふりがな]を拝めたいだけだ。

守る必要あるのか?

───いや、必要とか関係ないか。

友達だから守る。それだけの話。

[漢字]ミーシャン[/漢字][ふりがな]推し[/ふりがな]を全力で拝めながら、[漢字]クライス[/漢字][ふりがな]初の友達[/ふりがな]を全力で守る。そして攻略対象と関わらない。

この方向で行こう。


完璧だ‼︎

作者メッセージ

少し浮上しない間に一気にユーザー増えててびっくり極めてるテスト1週間前切った学生です。

ヤバすぎ((

こんな主人公の感情入りまくりのネット小説らしい小説書くの初めてなので、色々至らない点もございますが、何卒よろしくお願いいたします。(これ普通1話で言うことだよね?)

2023/06/02 17:17

藤空木栾
ID:≫ 40GyhFGusVmOg
コメント

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乙女ゲーム転生

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