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気づいたら推しが目の前にいたので‘ヒロイン’辞めたいと思います

#2

第1話 ~入学式初日休むと気まずくなるよね~

3日間。

私が熱を出して寝込んだ日数だ。

入学式初日から休むというナメプを交わしながらも、お陰様でだいぶ整理がついてきた。

つまり私は転生したのだ。

そして転生した先はプレイしていた乙女ゲーム。

普通なら「ヒャッホウ‼︎」とか言って騒いで好き勝手に攻略していく所だろう。

ただ、考えてみろ。

ここは乙女ゲームの世界。

そして漫画とかでよくあるのは、ヒロインが転生者だと、自分勝手に行動しすぎて攻略対象に嫌われて、結局は悪役令嬢とかとハッピーエンド。

こうは絶対なりたくない。

それに、私は別に攻略対象と仲良くなりたくてこのゲームをしていたわけではないのだ。

そう。

赤色の瞳に綺麗な縦巻きロールの髪の悪役令嬢、ミーシャン・クリスティーア。

この子が可愛すぎる。

理由は簡単。

一目惚れだ。

友達から勧められてダウンロードしたこのゲーム。

初めてミーシャンを見た瞬間、私は鼻血を出してそのまま尊死───

いや、普通にぶっ倒れた。

これほどの衝撃を与えられるとは思ってもいなかった物だ。

そしてミーシャンはヒロインと同じ学校に通っている。

そう、

[中央寄せ][大文字][漢字]ヒロイン[/漢字][ふりがな]わたし[/ふりがな]と同じ学校に通っているのだ‼︎[/大文字][/中央寄せ]

これほどのチャンスは他にあるか?

否、ない

つまり私は学校に行き、推しを拝めるのだ。

[中央寄せ]◆ ◇ ◆[/中央寄せ]

うん。知ってた。

世の中そんな甘くないよな。

学校に行った瞬間、沢山の興味津々な目線が突き刺さる。

「ユアーラ、大丈夫かい?」

そう、休み時間に私に声をかけてくれたのは、私の義兄様である[太字][明朝体]ミハイル・マークル[/明朝体][/太字]だ。

ミハイル義兄様は、とても優等生なイケメンで、攻略キャラの1人だ。

誰にでも優しく、そしてメインヒーローである殿下のお供。

弱点なしのそんな義兄様は、みんなからモテるのだが、問題がある。

それはとてもヤンデレ気質な所だ。

ミハイルルートでは、ヒロインに嫉妬したミーシャンが、過度ないじめをし、それに怒った義兄様が、ミーシャンに苦痛を味合わせる。

それは本当に過酷な物だった。

まずはミーシャンの腕を切り落とし、鎖で縛って地下牢にぶち込む。

そしてそのあとは、ヤバい奴らに売られて一生性奴隷として働かされる。

そんな物だ。

そしてやばいのはミーシャンだけでもない。

ヒロインへの扱いもヤバいのだ。

ミーシャンのいじめを知ってから、ミハイルはヒロインを自室の隠し部屋に鎖で繋いで閉じ込める。

そしてヒロインはその後一生太陽の光を浴びれることはなく、生涯その部屋でミハイルと愛を誓うのだ。

いやぁ、けど。

目の前にいる義兄様は本当に優しく私のことを気遣ってくれいるような気がした。

それがまた恐ろしいんだよな───

誰でもこんな笑顔で優しく声をかけられたら惚れてしまう。

魔性の義兄様だ。

「何か困ったことがあったら、すぐに言うんだよユアーラ。私がなんとかしてあげるからね…?」

作者メッセージ

ヤンデレイケメンが大好きなんですよ。
私の物語には大抵ヤンデレ男子が登場します。
ご了承ください。

2023/05/30 19:15

藤空木栾
ID:≫ 40GyhFGusVmOg
コメント

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乙女ゲーム転生

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