閲覧前に必ずご確認ください
暴力的表現、グロテスク表現があります。苦手な方は、ご注意ください。
約数十億年前の頃
この世界に生命は存在しなかった。この世界は神ルシファーが創った世界である。ルシファーはこの世界に初めての生命体を創った。
「…ここはどこじゃ?妾は一体誰だ?」
(貴方の名はこれよりトワと名付ける。)
「誰だ!?妾に名付けだと?」
(私はルシファー。この世界を創造した者。貴方にはこの世界の管理者をしてもらいます。そして、貴方に生命体を創る権限を差し上げます。)
ルシファーはトワに管理者という役目を与えた。
「妾が管理者…だと?なぜ妾がそのような事をせねばならないのだ?」
(この世界には貴方しか居ないからです。私は忙しいので一々生命を創る訳にはいきません。ですが、神たるもの生命を築き上げなければならない。ですから貴方にその任を与えた。というところです。)
この世に神は3柱居る。その内の1柱であるルシファーは、他の神と違い生命を創ることを嫌っていた。
「ふん。ただの横着ではないか。」
(貴方には分からないのです。我々は常日頃忙しく貴方に構ってなどいられません。)
「まあよい。貴様のことはこれからも永久に理解できぬじゃろうな。それに、妾は神など大嫌いじゃ。」
(好きにしてください。ですが、1つだけ忠告を。雨や地震などの自然災害は我ら神の管轄外です。これは誰の干渉もなく勝手に起こる運命。これで貴方の大切なものを失ったとしても諦めてください。貴方には創る権限もあれば、この世界を破壊する権限も持っているのです。その事を肝に銘じて置くように。)
ルシファーは深刻な顔で忠告した。
「妾が管理者ね。まあ、適当に創ればよいか。」
トワは様々な種族を創りだした。
「貴様らはこれより凶魔の悪魔、黎明の原素生命体としてそれぞれ生きるがよい。名は先ほど与えたものでよいな?」
トワは6柱の悪魔の王、9柱の原素生命体の王を創りだし、この世に悪魔と原素生命体という種族が誕生した。
「はいはい。我はその辺で勢力でも拡大してくるよ。」
凶魔の悪魔は大地を統治する者としての役割を持った。黎明の原素生命体は凶魔の悪魔の抑制勢力としての役割を持った。
「ひとまずこのぐらいでよいか。しかし、あのクソルシファーはどうせ暇してるのじゃろうな。忙しいとか言いながら結局暇してるからのう。」
トワはルシファーの見えないところで毒づいた。
それから数十億年後(現在から600年前)
この時代には既に人間という種族が生まれた。
「あのクソルシファー。都合のいい時だけ種族を勝手に創りおって。人間という種族は何なのだ?木を切り倒したり争ったり好き勝手にしおって。妾が築き上げた均衡が崩れたではないか。」
すると、巨大な地震が発生した。
「…ッ!またか。地震が多発しておるな。それに、最近人間どもが痩せ細っておる。飢饉でも起きておるのか?」
人間の間では大規模な自然災害に苛まれ食料が大幅に不足している。
「大変なことになりましたな。畑が全滅になるとは。」
人間の農民が畑で育てた作物が全滅していた。
「大変そうじゃな。妾も手伝ってやろうか?」
「トワ様!?よろしいのですか?」
この時代のトワは広くその名が知れ渡っていた。
「構わん。妾は食料をその辺で作っているゆえ他のことをすればよい。ついでに、この飢饉の解決に務めるとしよう。」
「ありがとうございます。」
トワは少し照れくさくなったのか、そっぽを向いた。
「よし、すぐに育つ作物も創れたな。それと、倒された木々の植え直しも終わったな。今日の所はこの程度にするか。」
翌朝
「誰だ。誰がこんなに荒らした?」
昨日植え直した木々は全て抜かれ木材にされ、作物は隣の大国に強奪され村は大国により焼き尽くされていた。さらに、畑作業に務めていた農民や他の村民は全て斬首にされていた。
「なぜだ!なぜ人間は妾の邪魔ばかりする!?人間はなぜ同族同士で争う?人間は一体何がしたいのだ?妾には分からぬ!」
トワは目の前の惨状に激しい怒りを覚えた。周りに居た動物や下位の魔物が、その怒りが生存本能的に危険だと感じる程に。
「人間は本当に嫌いじゃ。あれだけ同族同士の争いを繰り返したのに、まだ殺戮を繰り返し、環境も悉く破壊し続けている…。もう我慢できぬ!あのクソルシファーの作ったものはろくなことをしない!この世界も結局、ルシファーの遊び道具のようなものでしか無い…。」
今まで創り上げた均衡や、助けた人間。全てが一瞬にして崩れ去ったことへの激しい怒り、神ルシファーの傲慢さに呆れルシファーの創るもの全てに対し憎悪が湧く。トワの怒りは頂点に達し、逃げ遅れた動物や下位の魔物は瘴気にあてられ息絶えた。
「もうよい!妾はこの世など嫌いだ。この世の者は愚かなだけで存在などする意味がない。妾が、妾がこの世諸共!全ての生命体を!クソったれの神共を!世界を全て!破壊し、消し去ってくれる!!!アハハハ!」
トワは狂ったように笑い始めた。
数日後…
「ライム!大変だ!!トワが破壊行為を始めた!!!我ら凶魔だけではどうにもならない!手助けしてくれ!!!」
ティアラがトワの破壊行為を目にし、ライムに助けを求めた。
「なんだって!?トワが、何で…。とりあえず分かった。今すぐ行く!」
そして、現在。
「貴様ら全員。この世諸共殺し尽くしてくれる!!妾はたった今より、貴様らに対し宣戦布告をする!せいぜい足掻くがよい!!!」
(今度こそ、このどうしようもない世界を破壊してやる。)
トワは深く笑みを浮かべ、世界を破壊する意思を固めた。
続く…
この世界に生命は存在しなかった。この世界は神ルシファーが創った世界である。ルシファーはこの世界に初めての生命体を創った。
「…ここはどこじゃ?妾は一体誰だ?」
(貴方の名はこれよりトワと名付ける。)
「誰だ!?妾に名付けだと?」
(私はルシファー。この世界を創造した者。貴方にはこの世界の管理者をしてもらいます。そして、貴方に生命体を創る権限を差し上げます。)
ルシファーはトワに管理者という役目を与えた。
「妾が管理者…だと?なぜ妾がそのような事をせねばならないのだ?」
(この世界には貴方しか居ないからです。私は忙しいので一々生命を創る訳にはいきません。ですが、神たるもの生命を築き上げなければならない。ですから貴方にその任を与えた。というところです。)
この世に神は3柱居る。その内の1柱であるルシファーは、他の神と違い生命を創ることを嫌っていた。
「ふん。ただの横着ではないか。」
(貴方には分からないのです。我々は常日頃忙しく貴方に構ってなどいられません。)
「まあよい。貴様のことはこれからも永久に理解できぬじゃろうな。それに、妾は神など大嫌いじゃ。」
(好きにしてください。ですが、1つだけ忠告を。雨や地震などの自然災害は我ら神の管轄外です。これは誰の干渉もなく勝手に起こる運命。これで貴方の大切なものを失ったとしても諦めてください。貴方には創る権限もあれば、この世界を破壊する権限も持っているのです。その事を肝に銘じて置くように。)
ルシファーは深刻な顔で忠告した。
「妾が管理者ね。まあ、適当に創ればよいか。」
トワは様々な種族を創りだした。
「貴様らはこれより凶魔の悪魔、黎明の原素生命体としてそれぞれ生きるがよい。名は先ほど与えたものでよいな?」
トワは6柱の悪魔の王、9柱の原素生命体の王を創りだし、この世に悪魔と原素生命体という種族が誕生した。
「はいはい。我はその辺で勢力でも拡大してくるよ。」
凶魔の悪魔は大地を統治する者としての役割を持った。黎明の原素生命体は凶魔の悪魔の抑制勢力としての役割を持った。
「ひとまずこのぐらいでよいか。しかし、あのクソルシファーはどうせ暇してるのじゃろうな。忙しいとか言いながら結局暇してるからのう。」
トワはルシファーの見えないところで毒づいた。
それから数十億年後(現在から600年前)
この時代には既に人間という種族が生まれた。
「あのクソルシファー。都合のいい時だけ種族を勝手に創りおって。人間という種族は何なのだ?木を切り倒したり争ったり好き勝手にしおって。妾が築き上げた均衡が崩れたではないか。」
すると、巨大な地震が発生した。
「…ッ!またか。地震が多発しておるな。それに、最近人間どもが痩せ細っておる。飢饉でも起きておるのか?」
人間の間では大規模な自然災害に苛まれ食料が大幅に不足している。
「大変なことになりましたな。畑が全滅になるとは。」
人間の農民が畑で育てた作物が全滅していた。
「大変そうじゃな。妾も手伝ってやろうか?」
「トワ様!?よろしいのですか?」
この時代のトワは広くその名が知れ渡っていた。
「構わん。妾は食料をその辺で作っているゆえ他のことをすればよい。ついでに、この飢饉の解決に務めるとしよう。」
「ありがとうございます。」
トワは少し照れくさくなったのか、そっぽを向いた。
「よし、すぐに育つ作物も創れたな。それと、倒された木々の植え直しも終わったな。今日の所はこの程度にするか。」
翌朝
「誰だ。誰がこんなに荒らした?」
昨日植え直した木々は全て抜かれ木材にされ、作物は隣の大国に強奪され村は大国により焼き尽くされていた。さらに、畑作業に務めていた農民や他の村民は全て斬首にされていた。
「なぜだ!なぜ人間は妾の邪魔ばかりする!?人間はなぜ同族同士で争う?人間は一体何がしたいのだ?妾には分からぬ!」
トワは目の前の惨状に激しい怒りを覚えた。周りに居た動物や下位の魔物が、その怒りが生存本能的に危険だと感じる程に。
「人間は本当に嫌いじゃ。あれだけ同族同士の争いを繰り返したのに、まだ殺戮を繰り返し、環境も悉く破壊し続けている…。もう我慢できぬ!あのクソルシファーの作ったものはろくなことをしない!この世界も結局、ルシファーの遊び道具のようなものでしか無い…。」
今まで創り上げた均衡や、助けた人間。全てが一瞬にして崩れ去ったことへの激しい怒り、神ルシファーの傲慢さに呆れルシファーの創るもの全てに対し憎悪が湧く。トワの怒りは頂点に達し、逃げ遅れた動物や下位の魔物は瘴気にあてられ息絶えた。
「もうよい!妾はこの世など嫌いだ。この世の者は愚かなだけで存在などする意味がない。妾が、妾がこの世諸共!全ての生命体を!クソったれの神共を!世界を全て!破壊し、消し去ってくれる!!!アハハハ!」
トワは狂ったように笑い始めた。
数日後…
「ライム!大変だ!!トワが破壊行為を始めた!!!我ら凶魔だけではどうにもならない!手助けしてくれ!!!」
ティアラがトワの破壊行為を目にし、ライムに助けを求めた。
「なんだって!?トワが、何で…。とりあえず分かった。今すぐ行く!」
そして、現在。
「貴様ら全員。この世諸共殺し尽くしてくれる!!妾はたった今より、貴様らに対し宣戦布告をする!せいぜい足掻くがよい!!!」
(今度こそ、このどうしようもない世界を破壊してやる。)
トワは深く笑みを浮かべ、世界を破壊する意思を固めた。
続く…
- 1.新勢力
- 2.深まる怒り (前編)
- 3.深まる怒り (後編)
- 4.凶魔の悪魔
- 5.超生物殲滅戦
- 6.白き悪魔
- 7.魔族幹部及び副幹部会議(ヘルセンナハト)
- 8.人間の犯した業
- 9.戦争前夜
- 10.軍事施設陥落戦 前編
- 11.軍事施設陥落戦 後編
- 12.本拠地制圧戦 その1
- 13.本拠地制圧戦 その2
- 14.本拠地制圧戦 その3
- 15.終戦之時
- 16.新たな脅威
- 17.国際会議
- 18.メニア共和国連邦にて
- 19.危機再び
- 20.魔帝国防衛戦 その1
- 21.魔帝国防衛戦 その2
- 22.魔帝国防衛戦 その3
- 23.魔帝国防衛戦 その4
- 24.その慢心が命取り
- 25.終わりの序章
- 26.抗う者
- 27.管理を任されし者の使命
- 28.絶望之時