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暴力的表現、グロテスク表現があります。苦手な方は、ご注意ください。
「…帰還っと。…エンドレイラ、ビイナ、プラチナ。少し来てくれ。サキエルも一緒にな。」
帰ってきたばかりのティアラが深刻な表情で話す。
「?…分かったわ。」
エンドレイラ達は言われた通りにティアラについていく。
「ミーラ州は全滅。サキエルはそう言った。確かにミーラ州は全滅だ。だが、これは自然災害でも無く、事故でもない。明らかに誰かが故意的に行ったものだ。」
それを聞いたエンドレイラ達は驚愕する。
「じゃあ、一体誰がこんな事を?あたしもティアラと一緒に行ったけど、故意的だと断定するほどの被害だとは思えないよ。だってミーラ州にはあの爆発を生じさせるほどの発電所があるのに。事故の可能性の方が高いよ。」
サキエルはティアラの意見に納得がいかなかった。
「…確かに。発電所の可能性はある。だが、あの場に覚えのある魔力がかすかにあった。」
「それって…。」
エンドレイラも何かを悟った。
「ああ、少ししか無かったが、我が感じた魔力はあまりにも強大。デルソディアを大きく上回るほどの。これほどの魔力を出せるのは…この世の始祖であり、我々、凶魔の悪魔をこの世に誕生させたもの。実質、我々の生みの親でもある。エルフのトワしかいない。」
ビイナ達もトワの名を聞き驚愕する。
「そっか!ライムの死がトリガーでトワの封印が解けるようになってたね。あたい、今まで完全に忘れてたよ。」
「じゃあ…暴走状態のトワが核撃魔法をミーラ州に…。確実にこの世を終わらせに来てるのかしら…。」
「それは我にも分からない。だが、トワが復活した以上、対抗手段を用意しなければいけない。そして、ライムが居ない今、最高戦力であるレンを立ちなおさせなければ我々は抗う事も出来ず、世界が終わる。」
ティアラは普段自信に溢れた態度を取るが、今回ばかりはそうはいかない。それほど、ティアラはトワを強大な敵として認識している。
「ええ。そうね。私達みんなでレンを立ち直させよう。」
エンドレイラ達はティアラの意見に賛成し、レンの元へ向かった。
「レン。少しは気が楽になったか?」
ティアラはレンの事を気にかけながら問いかける。
「いいえ。まったく。…ティアラ。私はどうしたら良かったのかな。あの時、私は何もできなかった。愛する妹が苦しんでいたというのに。…あはは!私、死んだ方が良いのかな。私が死ねばまたライムに会える。そうだわ!私が死ねば良いんだ!!」
レンは精神が崩壊したのか、意味もなく自分をサバイバルナイフで斬りつけ始めた。
「おい!何してるんだ!!やめろっ!」
ティアラが必死に止めるがレンはひたすら自分を斬りつける。しかし…
「何で、何でよ!自分を斬りつけても死ねない!死なせてよ!!ライムに会わせてよ!!!」
レン自身の高い治癒能力のせいで、斬りつけてもすぐ再生されている。
「いい加減にしろ!」
ティアラがレンの頬を手のひらで殴った。
「お前が死んでどうする!?ライムはお前に死んで欲しいとか願ったか?あいつはな!みんな生きてくれればそれでいいと思ってんだよ!!仲間が死ぬくらいなら、家族が死ぬくらいなら、ライム自身が死んだ方が良いと言うほどにな!!一度たりとも、ライムの事を思わない事なんか無かったお前なら分かるだろ?分かったら、自分が死んだら良いとか二度と思うな!」
レンはティアラに怒鳴られ、我に返った。すると、たちまちレンの涙腺が崩壊し、涙を流し始めた。
「…ッ。ティアラ、ごめんなさい。私が間違ってたわ。そうよね。ライムが私に死んで欲しいとか言わないわね。…今までくよくよしててごめんなさい。」
レンは涙を拭いながらそう言った。
「立ち直れたか?」
「ええ。」
レンに再び笑顔が浮かんだ。
「そうそう、レン。ライムが死んでしまったことで、トワが復活したかもしれないわ。恐らく、私達の元へ向かってくる可能性があるの。私達凶魔だけじゃ太刀打ちできない。レン。力を貸してくれないかしら?」
エンドレイラがレンに対し力を貸してもらうよう頼んだ。
「ええ。勿論。それにしても、懐かしいわね。トワ。」
「まあな、あいつは、あれから600年封印されてた訳だし。ま、我々凶魔からしたら相当短いし、トワ自身も短いと思ってるだろうな。」
「ま、とりあえずよかったじゃん!レンも立ち直ったし、あとはあたい達が頑張るだけだよ。」
ビイナが笑顔でそう言うと、とある声が。
「レンが立ち直ってしまったか。妾としたことが間に合わなかったみたいじゃな。まあよい。」
凶魔の背後から、トワが突如として出現した。
「トワ!?」
ティアラ達はいきなりの事に驚愕する。
「レンが立ち直った以上、面倒事が増えたが、誤差でしかないか。それにしても、久しいな。ティアラにエンドレイラ、ビイナにプラチナ、サキエル。そして、レンよ。妾がここに来たということはもう、わかっておるな?」
トワが不敵に笑う。
「…ッ!!」
「貴様ら全員。この世諸共殺し尽くしてくれる!!妾はたった今より、貴様らに対し宣戦布告をする!せいぜい足掻くがよい!!!」
続く…
帰ってきたばかりのティアラが深刻な表情で話す。
「?…分かったわ。」
エンドレイラ達は言われた通りにティアラについていく。
「ミーラ州は全滅。サキエルはそう言った。確かにミーラ州は全滅だ。だが、これは自然災害でも無く、事故でもない。明らかに誰かが故意的に行ったものだ。」
それを聞いたエンドレイラ達は驚愕する。
「じゃあ、一体誰がこんな事を?あたしもティアラと一緒に行ったけど、故意的だと断定するほどの被害だとは思えないよ。だってミーラ州にはあの爆発を生じさせるほどの発電所があるのに。事故の可能性の方が高いよ。」
サキエルはティアラの意見に納得がいかなかった。
「…確かに。発電所の可能性はある。だが、あの場に覚えのある魔力がかすかにあった。」
「それって…。」
エンドレイラも何かを悟った。
「ああ、少ししか無かったが、我が感じた魔力はあまりにも強大。デルソディアを大きく上回るほどの。これほどの魔力を出せるのは…この世の始祖であり、我々、凶魔の悪魔をこの世に誕生させたもの。実質、我々の生みの親でもある。エルフのトワしかいない。」
ビイナ達もトワの名を聞き驚愕する。
「そっか!ライムの死がトリガーでトワの封印が解けるようになってたね。あたい、今まで完全に忘れてたよ。」
「じゃあ…暴走状態のトワが核撃魔法をミーラ州に…。確実にこの世を終わらせに来てるのかしら…。」
「それは我にも分からない。だが、トワが復活した以上、対抗手段を用意しなければいけない。そして、ライムが居ない今、最高戦力であるレンを立ちなおさせなければ我々は抗う事も出来ず、世界が終わる。」
ティアラは普段自信に溢れた態度を取るが、今回ばかりはそうはいかない。それほど、ティアラはトワを強大な敵として認識している。
「ええ。そうね。私達みんなでレンを立ち直させよう。」
エンドレイラ達はティアラの意見に賛成し、レンの元へ向かった。
「レン。少しは気が楽になったか?」
ティアラはレンの事を気にかけながら問いかける。
「いいえ。まったく。…ティアラ。私はどうしたら良かったのかな。あの時、私は何もできなかった。愛する妹が苦しんでいたというのに。…あはは!私、死んだ方が良いのかな。私が死ねばまたライムに会える。そうだわ!私が死ねば良いんだ!!」
レンは精神が崩壊したのか、意味もなく自分をサバイバルナイフで斬りつけ始めた。
「おい!何してるんだ!!やめろっ!」
ティアラが必死に止めるがレンはひたすら自分を斬りつける。しかし…
「何で、何でよ!自分を斬りつけても死ねない!死なせてよ!!ライムに会わせてよ!!!」
レン自身の高い治癒能力のせいで、斬りつけてもすぐ再生されている。
「いい加減にしろ!」
ティアラがレンの頬を手のひらで殴った。
「お前が死んでどうする!?ライムはお前に死んで欲しいとか願ったか?あいつはな!みんな生きてくれればそれでいいと思ってんだよ!!仲間が死ぬくらいなら、家族が死ぬくらいなら、ライム自身が死んだ方が良いと言うほどにな!!一度たりとも、ライムの事を思わない事なんか無かったお前なら分かるだろ?分かったら、自分が死んだら良いとか二度と思うな!」
レンはティアラに怒鳴られ、我に返った。すると、たちまちレンの涙腺が崩壊し、涙を流し始めた。
「…ッ。ティアラ、ごめんなさい。私が間違ってたわ。そうよね。ライムが私に死んで欲しいとか言わないわね。…今までくよくよしててごめんなさい。」
レンは涙を拭いながらそう言った。
「立ち直れたか?」
「ええ。」
レンに再び笑顔が浮かんだ。
「そうそう、レン。ライムが死んでしまったことで、トワが復活したかもしれないわ。恐らく、私達の元へ向かってくる可能性があるの。私達凶魔だけじゃ太刀打ちできない。レン。力を貸してくれないかしら?」
エンドレイラがレンに対し力を貸してもらうよう頼んだ。
「ええ。勿論。それにしても、懐かしいわね。トワ。」
「まあな、あいつは、あれから600年封印されてた訳だし。ま、我々凶魔からしたら相当短いし、トワ自身も短いと思ってるだろうな。」
「ま、とりあえずよかったじゃん!レンも立ち直ったし、あとはあたい達が頑張るだけだよ。」
ビイナが笑顔でそう言うと、とある声が。
「レンが立ち直ってしまったか。妾としたことが間に合わなかったみたいじゃな。まあよい。」
凶魔の背後から、トワが突如として出現した。
「トワ!?」
ティアラ達はいきなりの事に驚愕する。
「レンが立ち直った以上、面倒事が増えたが、誤差でしかないか。それにしても、久しいな。ティアラにエンドレイラ、ビイナにプラチナ、サキエル。そして、レンよ。妾がここに来たということはもう、わかっておるな?」
トワが不敵に笑う。
「…ッ!!」
「貴様ら全員。この世諸共殺し尽くしてくれる!!妾はたった今より、貴様らに対し宣戦布告をする!せいぜい足掻くがよい!!!」
続く…