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龍魔戦記〜Demons queen of the one's mission〜

#14

本拠地制圧戦 その3

シュラはホムラ達がクルサイトと戦っていた中、デモンメタル使用者の討伐に励んでいたのだが。戦況が変わり使用者は全滅した。
目の前にいるのは…
「なんやー?こいつら。弱っちぃな。うちの相手にホンマならへんわ。ま、せめてもの救いはあんちゃんとは少し楽しめそうなくらいやな。」
(誤算でした。まさか、[漢字]侵略族[/漢字][ふりがな]インベイダー[/ふりがな]の幹部。しかも族長フライの右腕、死神のサイコの相手をすることになるとは…。)
シュラは頭を悩ませた。
「なぜ、貴方がいるのですか?」
するとサイコは楽しげに笑いながら口を開いた。
「なんや?まさかとは思うけどうちが来ただけで絶望しとんちゃうやろうなー?もっと楽しませぇよ。じっくりと苦しめながら殺したるさかいに。」
サイコは言い終わると鎌を振りかざしシュラに降り掛かった。
「私はそう簡単に死にませんよ!!」
ガンッ…!
「へー。中々瞬発力高いんやな…。」
「シュラ!応援に来たわ。」
ホムラ達がシュラと合流した。
「ちッ!面倒ごとが増えてもうたがな…。しゃーない。全員まとめて苦痛を与えて殺るわ!!」
サイコは頭をかきながらそう言った。
[小文字]ツー‥ツー‥[/小文字]
=フライ。なんや?=
=サイコ。今すぐ目の前の奴らを潰せ。早くしないと魔王ライムが感付き始めている。=
=はいはい。もー少し楽しんでからなー。=
=相変わらずだな…。別にいいができるだけ早くな。=
=任せとき!=
[小文字]プツンッ[/小文字]
「さあ。うちと殺りあってもらおか?」
ニンマリと笑うサイコを見て寒気を感じるホムラたちであった。
「[漢字]自然死渦[/漢字][ふりがな]ナチュラルサイクロン[/ふりがな]!!」
この声と同時にサイコの周りに沢山の死を呼ぶ紅い竜巻が複数形成された。
「中々見ごたえのある技や。ま、うちにはきかんけど。でも死を呼ぶ紅い竜巻なー。死神のうちに死霊系魔法を使うとわな。うちが手本見せたるわ。」
「ッーーー!!」
ホムラ達に焦りが出た。サイコ。そう死神が扱う死霊系魔法はある程度限られるからだ。サイコの雰囲気からもうなにか分かってしまったのだ。
「絶望をやるよ![漢字]超越殺[/漢字][ふりがな]オーバーキル[/ふりがな]!!」
濁った紅い光の粒子が4つ放たれそれぞれホムラたちの方へ向かった。
「…ぁ…。」
バタッ!!
次々とナイトメア、カイ、シュラが[漢字]超越殺[/漢字][ふりがな]オーバーキル[/ふりがな]の紅い粒子が胸を貫通したことにより殺害された。今回は[漢字]完全分身[/漢字][ふりがな]コンプレンティスエコーズ[/ふりがな]を行っていなかったため本当の死である。
「痛ってぇなあ…。」
カイが死に際に放った[漢字]闇性高熱波[/漢字][ふりがな]ダークカイザー[/ふりがな]がサイコにダメージを与えたのだ。
それを平然とホムラは見ていると思うかもしれないが今でも必死に紅い光の粒子を避け続けている。
が、長くは続かなかった。塀に囲まれた住宅街のため端に追い込まれたのだ。
「ヤバッ!」
「もう、諦めるんやな!!もうあんたはおしまいや!」
紅い光の粒子がホムラへと向かっていったその時…
[大文字]ガンッ!![/大文字]
「誰や?」
「あら。ホムラ、貴方だけですの?生き残りは…いないのね。わたくしとしたことが間に合いませんでしたか…。」
紅い光の粒子を打ち消したのは本拠地に帰ったはずの黎明の核ウランだった。
「ウラン!?」
「ちッ…めんどくさい奴が来てもうたがな…。」
サイコは面白くないと思い不機嫌な顔になった。
「ホムラ。貴方は本拠地に避難なさい。後はわたくしに任せて。」
「分かったわ。」
「ウラン久しぶりやな。うちに勝つ気でおるんか?」
サイコが不機嫌そうな顔をしながらつぶやいた。
「ま、勝てるわね。貴方はわたくしより下の階級WAWでしょう?赤級神災クラスのホムラでは当然勝てないでしょう。しかし、わたくしは通常時の階級で示すと世界最強の階級。白級憎恐クラスですの。それに対してWAWクラスは白級憎凶クラス。どうあがいてもわたくしに勝てないのよ。」
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白級は古典上でしか記されてなく通常は省かれている。余りにも危険な階級で数もそんなにいないからだ。
黎明、族長フライこの10体が現時点での白級憎恐クラス。つまりALEPHである。
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「ホンマ忌々しいやつやな。」
「あら、お褒めくださってるのかしら?」
「ちゃうわ!!」
ウランがうふふと笑っているのと裏腹にサイコは怒りを覚えている。
「それはわたくしにとって褒め言葉ですのよ?」
「あっそ。」
ウランに呆れるサイコであった。
「うちをあんまり舐めたらあかんで?」
その言葉と同時に光をも超えるスピードでウランの元に向かい斬撃を行った。
「あら。そのような攻撃がわたくしに通用するとでもお思いで?」
ウランもいつのまにか出していた[漢字]白夜[/漢字][ふりがな]ブラン[/ふりがな]を構え受け止めていた。
さらに、ウランは迎撃を行った。が、サイコは軽々と避ける。
「[漢字]原子性高熱斬[/漢字][ふりがな]ニュークリアーズクロウ[/ふりがな]やな?流石に当たるとうちでもきついかもな。」
「正解よ。でも、あれを回避するのは流石ね。」
ウランは笑いながら言っているが、その目は笑っていない。ウランは面白くないと内心思っていた。
「あんたも大概やけどな。ホンマ。うちの[漢字]超越殺[/漢字][ふりがな]オーバーキル[/ふりがな]を回避するんじゃなくて打ち消すなんてな。」
「そんなもの当たったところでわたくしに通用しませんけど。」
(さて、どうしたものかしら。サイコの相手は中々骨が折れるし…。)
と、その時だった…。
「ーーーッーーー!!?」
「はは!!油断したなーー!!」
サイコの大鎌でウランの右腕が切り落とされたのだ。ウランの体はウランでできているため通常はダメージを入れるのは困難なのだ。が、サイコはそれを軽々と切り落とした、これはウランにとって異常事態。非常に焦っているのだ。
(わ、わたくしとしたことが…たかがWAW如きに…。)
(いえ‥わたくしは幸い殺されていない。なら必ず勝つまでですわ!!)
「腕を切り落としたぐらいで調子に乗らないでくださる?」
ウランはいつもの調子を取り戻したのかうふふと笑っている。
「はん!もう右腕は使えへんのやから諦めえや。」
「あら、わたくしの右腕がどうしたのかしら?」
ウランの右腕は既に再生されていた。
「なッ!?どないなってんねん…あんたの再生能力…。」
想定外だったのかサイコは動揺している。
「わたくしが天才なだけですわね。」
(呆れたわ…ホンマ。まじで、メテオの言う通りやな。こいつ頭逝かれとんちゃうんかいな。)
心のなかで毒づくサイコであった。
「さて、遺言はあるのかしら?今なら聞いてあげるけど。」
ニタァと笑うウラン。
(もう、勝てへんか…。なら…)
「ほなサイナラ!!」
サイコは逃走を測った。
「[漢字]多段式核重撃波[/漢字][ふりがな]イディオムニュークリアーグラビティ[/ふりがな]。」
ウランの持つ中で最強の原子魔法の劣化版である。
核爆発が生じ、その場で何十倍もの重力が掛かり地面に大穴が空いた。
「チョイ待いな!!ワイは降参やて!逃げさせてな!!」
ギリギリで避けるサイコ。それを見るウランは
「あら、わたくしは貴方を逃がすつもり無いわよ?ホムラの大事な仲間を、ライムの大事な部下を殺害した貴方を許すはず無いのは分かるでしょう?」
(クソ、まずいな…)
=サイコ。今すぐ戻れ。無理そうなら私が迎えに来てやろうか?=
=フライか。ああ頼むわ。ウランはうちを逃さんつもりやし…。=
=分かった。少し待ってろ。=
「また、フライですか?」
「ああそうや。」
「貴方達の目的を教えてくださらない?」
「教えられんな。」
「そう…」
短く言葉を返すとウランはサイコの背後に周り[漢字]原子性高熱斬[/漢字][ふりがな]ニュークリアーズクロウ[/ふりがな]が出せる全ての力を出しサイコを仕留めようとしたその時。
「ッ!?全然気づかんかった。フライ助かるわホンマ。」
「ウラン。ここまでにさせてもらおうか。」
「あらあら、久しぶりですわね。フライ。1万年ぶりかしら?」
「そうかもな。じゃあ、失礼させてもらう。」
と、同時にフライとサイコはこの場から消えた。
(流石にフライの相手はキツイわね…。ま、あくまでも”今は”ですけど…。)
(さて、そろそろ終わるわね…。戦争。今は明らかに魔族軍が優勢。もう勝利は揺るぎませんね。)
「流石ですわ。ライム”様”。」


「ライム様。メタル、セル、レイナ、ヒカリ、ルイナの討伐に成功しました。しかし、そのうちのメタル、レイナは降伏し軍門に下りたいとのこと。」
「分かった。後はボクとガルムとの戦い、ティアラ達とメーデスとの戦いだけだな。」
「はい。」
「ライムよ、随分と余裕みたいだな。」
「まあね。前戦ったときより強くなってるもん。」
「そうか、余も前よりかは強くなってると思うぞ?」
「へー。楽しみだなーガルムの本気。」
第二次人魔大戦はついに末期を迎える…。
続く…

作者メッセージ

過去最高で長くなった。
次回はいよいよ本命のガルム戦です。
お楽しみに。

2025/05/23 11:35

盟主ウラン
ID:≫ 5eUNitfIe97r2
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