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龍魔戦記〜Demons queen of the one's mission〜

#11

軍事施設陥落戦 後編

「おい。リーザ。どうするよ…。これ。」
ロンがそう言っている中リーザたちは[漢字]侵略族[/漢字][ふりがな]インベイダー[/ふりがな]のレイたちと戦闘を繰り広げていた。
「こっちが聞きたいところですが。仕方ありません。勝てなくもないと思うのでこの場で倒しましょう。」
「何、ゴニョゴニョ言ってんの?」
メサイアが不満そうにそうつぶやいた。
「[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]モドキのメサイアには関係ねーっての!」
「テルル。ふざけるのも大概にしてくれます?」
そう発言したのと同時にメサイアが魔弾を撃ってきた。
「テルル!!危ない!」
[斜体]…しーん…。[/斜体]
「あれ…?」
眼の前には灰色の長い髪の毛の女性が急に現れた。
「うふふ。あなた達もなかなか苦戦しているのね。」
ウランである。
「ウラン!?もう、軍事施設壊滅させたのですか?」
「ええ。まあ、わたくしではなくルトニが壊滅させたわね。」
「また‥その[漢字]ルトニ[/漢字][ふりがな]眷属[/ふりがな]ですか。相変わらずウランの眷属は優秀ね。」
「ええ。本当にね。わたくしも驚いているのよ。…メサイア。貴方に一つ言いたいことがあるの。わたくしのとこにメテオが来ておりましたよ?」
それを聞いたメサイアは顔をしかめた。
「ウラン。貴様が私の魔弾を弾いてテルルを助けた。そして、助ける前にメテオと会ったということは、メテオを殺ったのか?」
「いいえ。メテオは自分の眷属レオンを始末したのち、うるせえ!と言い残し、帰ったわよ?メテオも、わたくしに恐れ入って逃げたのですわ。ええ!きっとそうに違いないわ!!」
ウランは満面の笑みでそう言った。
「「絶対違う!」」
リーザとロンとテルルはツッコんだ。メサイアとレイとイナリは苦笑いしていた。
「ったく…。ウランが来ちゃったんならこっちに勝ち目はないか。」
レイたちはウランの登場に驚愕した。
「あら。もしかして、わたくしに恐れをなしたのかしら?」
「いい加減その変な思考なおせ!」
「なかなか悲しいことを言うじゃない。」
少し傷ついたのか少し悲しげの表情になった。
「早く帰るぞ。別にやるべきことはもう終えたからな。」
レイとイナリはすぐさま帰った。メサイアも帰ろうとすると‥
「メサイア。貴方だけでもわたくしと戦いなさい。貴方とは決着をつけたいと思っておりましたの。」
「別にいいですが…。リーザたちが参戦しないというのが条件です。」
メサイアは嫌そうな表情をしつつ言った。
「ええ。別によろしくてよ?」
と言った。
ウランとメサイア。実はウランが少し不利なのだ。理由は元素生命体の属性により相性が決まるからである。今回の場合、核は[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]にやや弱いのだ。メサイアがリーザたちの参戦不可にしたのには相性が関係している。属性氷は[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]に極めて強い。水は[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]に対して相性は普通。毒は[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]に対して強いのである。なので、メサイアにとってウランを省いたリーザたちは相性が悪いのである。
「ルトニ。わたくしの戦闘を見て更に強くなるよう観察なさい。」
「分かりました。お言葉に甘えて観戦させて頂きます。」
「もう、いいか?」
「ええ。」
ウランとメサイアが短く返した後すぐ二人の武器が交差した。[漢字]殺傷能力[/漢字][ふりがな]レベル[/ふりがな]は両者共にALEPHである。しかも、ALEPH武器の中で最も強力な神具。[漢字]白夜[/漢字][ふりがな]ブラン[/ふりがな]と[漢字]呪際槍杖[/漢字][ふりがな]カース[/ふりがな]。この神具は11しか存在しない武器の2つである。
[漢字]白夜[/漢字][ふりがな]ブラン[/ふりがな]は、片手の小型の鎌と鋼の爪。ウランが使用している。[漢字]呪際槍杖[/漢字][ふりがな]カース[/ふりがな]は、魔女用装備で、魔法の杖に刃が備わっており近距離の物理攻撃が可能の武器。メサイアが使用している。11の神具は認められた者にしか扱えない。
「メサイア。少し腕が落ちましたね?」
「うるさい!」
「メサイア。[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]メテオ[/ふりがな]にも聞いたのだけれど、フライがまた何か企んでいるのかしら?」
「教えられないね。私が言う必要もないし。」
「そう。残念ね。」
会話を交わしつつ、お互い魔法や斬撃をぶつけ合っている。
時々、核撃魔法と[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]魔法がぶつかり科学反応を引き起こしたりもしていた。
「さてと。ウラン。終わらせてやるよ。」
そう言うと、メサイアの手に何か紫色の粒子が集まっていった。
「生の力がここに集いて‥かの物に死を与えん。」
(これは…。)
「[漢字]毒素[/漢字][ふりがな]ウイルス[/ふりがな]よ。今こそ死をこの地にもたらせよ!!」
『[漢字]原子性超拡散[/漢字][ふりがな]ディフュージョンウイルス[/ふりがな]!!』
[太字]カァッ!![/太字]
紫の光がウランを包んだ。
「私の勝利です。ウラン。貴方のことは忘れ…ッーーーーー!!」
[斜体]パラ…パラ…[/斜体]
「わたくしを殺せたと本気で思っていたのかしらぁ?ならごめんなさいね。」
「どうやった。どうやってあれを回避した?」
「まあ、わたくしが天才なだけです。」
「真面目に答えろ!」
「さて、次はわたくしの番ですわね。」
「話聞け!」
すると、[漢字]白夜[/漢字][ふりがな]ブラン[/ふりがな]の爪がウランガラスのように輝きだした。
「さて、最期に言い残すことは?」
「…っ。ないね。」
「そ、じゃあさようなら。」
[漢字]原子性高熱斬[/漢字][ふりがな]ニュークリアーズクロウ[/ふりがな]!!
(やっぱ少しこっちが有利だとしてもウラン相手に意味ないか。)
メサイアは初めからウランに勝てるとは思っていなかった。彼女は黎明の中でもずば抜けた力をもつ強者。そんな相手に勝てるはずはない。そう確信していても戦闘を挑んだのはウランをもう一度相手したかったからだ。メサイアは好戦的で、ウランと戦う時が非常に楽しかったのだ。ウランとの戦闘を自分の至福だと…そう思っていた。
(でも…ウランとの戦闘は楽しいな。)
そう思いながら微笑んだのだった。
[太字]ズシュッ‥‥。[/太字]
「‥うぐぅっ…!!」
[太字]ドスッ‥。[/太字]
メサイアは光の粒子になって消えた。
「…。逃げられたわね。」
「ああ。そうだな。明らかにおかしいし、メサイアが素直に負けを認めるのはらしくないからな。」
「ま。この場を切り抜けられたから良しとしましょう。」
「ええ。そうね。あとは、ライムたちが行う人間の本基地の制圧が残っているだけね。」
「では、我らもライム様の元に。」
「いいえ。ルトニ。その必要はありません。わたくしたちはここで引きましょう。この戦争でライムが覚醒するでしょうから。それをお邪魔するほうが無礼というものでしょ?違うかしら?」
「いいえ。その通りです。異論などありません。」
「リーザたちもそれでいいわね?」
「ああ。それでいいよ。」
「この戦争。わたくしたち魔族の勝利は揺るぎようがありません。」
(うふふ。あとは、ライムの活躍を見るだけ。楽しみですわ。[漢字]侵略族[/漢字][ふりがな]インベイダー[/ふりがな]との戦い。ライムの活躍。)
ウランは笑みを浮かべながらそう考え、リーザたちと魔族軍本拠地に戻った。


「ライムよ。久しぶりに余と戦うことになるが準備は万端か?」
「ああ。どこからもかかっていいよ。」
本拠地制圧戦が開幕する。
続く…

作者メッセージ

軍事施設陥落戦が終わりました。次回は本拠地制圧戦が始まります。
ライムとガルムの戦闘や、ライムの母の仇を打つ戦いなどが始まります。
お楽しみに。

2024/02/07 13:08

盟主ウラン
ID:≫ 5eUNitfIe97r2
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