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龍魔戦記〜Demons queen of the one's mission〜

#10

軍事施設陥落戦 前編

スーザン国周辺にある軍事施設。この世界では軍事施設をセビドと呼称する。ここのセビドの周辺には街などの集落が沢山ある。
霊祖の夜 ナイトメアはこのセビドに目をつけていた。はずなのだが…ナイトメアの姿がどこにもない。
「道をあけろ!メネル大尉のお通りだ!」
メネル大尉の部下たちがそう言った。
「そこのフードを被っている少女。道を開けろ!」
「それは‥私に言っているのですか?」
「お前以外にないだろ!」
「ウェルソン。そこまで言う必要はない。‥少しのいていただけますか?戦争に向かうのに急いでますので。」
「その必要は有りません…。」
[太字]ズシュッ!![/太字]
鈍い音が響き渡った。
「カハッ…!お前‥何を‥。」
気づくとその少女の腕により胸が貫通されていた。
「何をって…。当たり前でしょう。もう戦争は始まっているのです。」
「どういう意味だ‥。」
すると少女は仮面を顔につけた。
「ーーっ!?その仮面…。まさか、[漢字]霊祖の夜[/漢字][ふりがな]ナイトメア[/ふりがな]なのか?なぜ、そのような大物がここに…。かハッ‥かハッ‥!」
メネルは吐血が止まらなかった…。
そう、ナイトメアは仮面の姿では広く知られているが素顔は誰も知らない。主であるライムでさえも。もちろんメネルも知るはずがない。
彼は非常に焦っているのだが、抵抗しようとは思わなかった。何故なら、今まで自分のしていたことに心当たりがあり生きる価値など無いと思っていたのだから…。
「ええ。ま、貴方には関係有りませんが…。」
「そうか…」
(ふっ…。自分が不甲斐ないよ‥本当に‥。私は、私は魔族に対してなんという酷いことをしてしまったんだ‥。私はなぜ‥同じくこの星で生きている仲間とも呼べる者を差別していたんだ‥。)
「ナイト‥メ…アよ‥。すまなかった‥愚かなこの私をどうか‥許して…くれ‥。」
[太字]ザッ…。[/太字]
メネルは一瞬にして討伐された。
「メネル大尉!?おのれ。この魔族が!」
「はい。魔族ですが…なにか問題でも?」
「この俺と勝負願おう!」
「はあ?嫌です。貴方のような雑魚に興味などありません。」
ナイトメアは、その場を立ち退こうとした。
「ふざけてんじゃねえぞ!おらあっ!」
ウェルソンがナイトメアに斬り掛かった。
「[漢字]紅蓮の十字斬[/漢字][ふりがな]ブラッドクロス[/ふりがな]。」
「ガハッ!!」
血で染まった十字型の刀が何もないところから生成されウェルソンを貫いた。
これは、ウェルソンだけに収まらず、軍事施設諸共壊滅させた。
「私たち魔族を苔にしてきたからこうなるのです。反省願います。」
そう言いながらナイトメアはあることを考えた。
(…貴方の魔族に対しての対応は許せませんが、”反省した”そう判断いたします。安らかに眠りなさい。メネル…。)
ナイトメアはメネルの遺体を撫でそう言った。

その頃、こちらでもセビドの制圧に努めていた[漢字]黎明の核[/漢字][ふりがな]ウラン[/ふりがな]はというと。
「ルトニ。この街の情報仕入れたかしら?」
「はい。我らが王、ウラン様。」
「で、どうなの?状況は。」
「ここにかなり古参の元素生命体がいるみたいです。どうやら、[漢字]黎明の炎[/漢字][ふりがな]メテオ[/ふりがな]様の眷属みたいです。」
「ふーん。では、わたくしがその者の相手をいたしましょう。ルトニ。貴方はこの街の軍事施設を探し、壊滅させなさい。失敗は許しません。いいわね?」
「異論などございません。この私、ルトニが。必ず成功してみせます。」
「いい返事ね。だから、貴方のことが気に入ってるのよ。さあ!早くいきなさい。」
「御意!」
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元素生命体は、黎明以外の者の上下関係は実力できまる。階級が上がれば上がるほど、立場が上になる。下位の者が上位の存在に失礼なことなどをした場合は始末される。ただの元素生命体は、黎明に逆らうことが許されない。
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ウランはある男性を見つけた。ロングヘアーで後ろで結んでいる。
「そこの貴方。メテオの眷属ですわね?」
「貴様!無礼だぞ。メテオ様を呼び捨てで呼ぶなど。」
それを聞いたウランは不敵に笑いながら口を発する。
「あら。あらあら。もしかして貴方。わたくしより立場が上だとお思いになって?」
「私の階級は最も高いALEPHだぞ?貴様より立場が上になるのは当然だろ!」
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特殊生命体の階級は通常とは違う。高いところから言うと。
ALEPH WAW HE TETH ZAYIN
である。
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「うふふ。可哀想なこと。自分の強さとわたくしの強さの差がわからないなんて…。」
「何を言っている。」
すると、セビドの壊滅に成功したルトニが帰ってきた。
「ウラン様。軍事施設の陥落に成功しました。それと、武器の格納庫を見つけましたがどういたしますか?」
「ええ。そのまま持ち帰り、ライムに献上いたしましょう。」
「はっ!」
ルトニはこの場から退いた。
「では。貴方が邪魔なので、消えてもらいましょう。」
「貴様。たかが、下位の存在のくせに生意気な‥」
「ん?」
この時。気付かないほうが幸せな物に気づいてしまう。
(ウラン様‥ってさっき、あいつの配下言ってたよな…。ウラン様とは、まさか‥[漢字]黎明の核[/漢字][ふりがな]ウラン[/ふりがな]様のことか!?)
この事実を知ったことにより自分が今どういう立場にいるのかがはっきりと分かってしまった。
「た、大変失礼いたしました!ウラン様。ど、どうか。先程の無礼を。お、お許しください!」
「うふふ。ダメね。ちゃんと自分の言ったことに責任を持たないとダメよ?」
「ひ、ひいーー!お、お助けください!メテオ様ーーっ!!」
「良いわあ…。それよ、それ。わたくしの求めていたものは。その地面に這い回る者を見るのがわたくし、大好きですのよ?」
「さて。そろそろ、終わりにしましょ…」
その時、眩く輝き始めた。
そこには、ライムと同じくサイドポニーテールで燃えているように輝く髪。そしてその者の足が霊種と同じく透けている。
「ったく…。気安く私を呼ぶのやめろ!そもそも、レオン。何様のつもり?」
「我が神たるメテオ様。私を助けに来てくださったのですね?」
「は?なわけ無いじゃん。もう、お前は用済みだよ。」
「えっ!?」
「それ!!っと。」
「ぐあああああっ!!」
レオンは消滅した。
「相変わらず容赦ないわね。メテオ。」
「貴様こそ、その腐った考え方変わってねえな。」
メテオは最初からレオンとウランの話を聞いていたのだ。そのためそう言ったのである。
「あら。お褒めくださっているのですか?」
「ふんっ。勝手にそう思っていろ。」
「あら、相変わらず冷たいわね。ま、そのことは今はどうでもいいの。それで、一つお伺いになっても?」
「何だ?」
「[漢字]侵略族[/漢字][ふりがな]インベイダー[/ふりがな]である貴方が動いたということは族長フライが何か企んでいるのかしら?」
「そんなのお前に教える義理などない。今日はもう帰るとしよう。任務は完了したしな。」
「あらそう?寂しいこと言うじゃない。久しぶりに会ったのですから、もっとわたくしとお話いたしましょ?」
「遠慮しとく。フライにシバかれるから。」
「なかなかブラックなのね。」
「うるせえ!」
[漢字]黎明の炎[/漢字][ふりがな]メテオ[/ふりがな]はそう言い残し帰った。
([漢字]侵略族[/漢字][ふりがな]インベイダー[/ふりがな]もこそこそ何か企んでいるみたいね。)
「ふふ。なかなか楽しめそうね。やはり、わたくしの見る目は完璧ですわね。ライムと一緒にいると毎日退屈などしません。」
「ウラン様![漢字]黎明の氷[/漢字][ふりがな]リーザ[/ふりがな]様と[漢字]黎明の毒[/漢字][ふりがな]テルル[/ふりがな]様、[漢字]黎明の水[/漢字][ふりがな]ロン[/ふりがな]様が、軍事施設の陥落には成功していますが、少々大変なことになっております。」
「何かしら?」
「[漢字]黎明の電[/漢字][ふりがな]イナリ[/ふりがな]様と[漢字]黎明の毒素[/漢字][ふりがな]メサイア[/ふりがな]様、[漢字]黎明の光[/漢字][ふりがな]レイ[/ふりがな]様が、リーザ様たちに攻撃を仕掛けた模様です!!」
「そう。じゃあ、助けに行くわよ!わたくしについてきなさい!ルトニ!!」
「はっ!!」
後編に続く、

作者メッセージ

あまりにも長くなりそうなので、なんパートかに分けました。ひとまず軍事施設陥落戦を前編 後編に分けました。次回は後編です。
第2次人魔大戦はまだ開戦したばかり、勝利は人間と魔族、どっちが掴み取るのか。
お楽しみに。

2024/12/26 21:16

盟主ウラン
ID:≫ 5eUNitfIe97r2
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