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暴力的表現、グロテスク表現があります。苦手な方は、ご注意ください。
「いよいよ明日かぁ…。」
朝から頭痛が治らない。
「アーッ!!痛くて集中できない!」
「ライム?どうした?」
「朝から頭が痛くて。」
頭を押さえながらそう言った。
「痛覚軽減があんだから。思い込みで痛さがましてんだろ。」
軽笑してそう言った。
「いや。痛覚軽減あるから大丈夫ってボクも思ってたから。それでも収まらんのよ。」
「ははっw覚醒でもするんじゃないか?」
「800歳で覚醒する奴いる?」
今更だが、ライムは800歳なのだ。しかし、龍には寿命がないので関係ない。不老不死である。ガルムとフォルン、ヘルレシアは超克服者で、寿命はない。この3人も不老不死である。
「いや、いるぞ。メーデスなんかライムより年上なのに覚醒しかけてんだから。」
凶魔は数十万という年月を生きている。これは、霊祖と黎明も同じである。
「それもそうか。じゃあ、ボクも、もっと強くなれるのかな?」
「強くなるのは喜ばしいが、我は遠慮してほしいな。圧倒的にライムが強くなってしまうと、[漢字]戦闘[/漢字][ふりがな]遊び
[/ふりがな]がつまらなくなる。」
「今でも勝てないのに?」
とニヤニヤした。
「うるさい!」
ティアラは怒った。
「あははw」
あれっ?頭が痛くなくなった?
「頭痛治ったか?」
「ああ。それで、ティアラ。魔族軍隊、全員集めて。」
「幹部以外もか?」
「ああ。」
スーザン国
「レノンよ。国民を城の前に集めてくれ。戦の前の話をする。」
ガルムが険しい顔をして言った。
「はっ!」
(いよいよだな…。最悪、ライムが友ではなくなり、殺さねばならなくなるかもしれぬ。それだけは、回避したいものだ。)
幼なじみが友ではなくなるという恐怖心がガルムを蝕んだ。
(いや、そのような心配はいらぬ。何としてでも、ライムの怒りを鎮め、昔に戻る!)
「陛下。招集が完了しました。」
「そうか、では、行こう。」
…
「一体何が始まるんだろうな。」
「んなもん、私に聞かれても困るわよ。」
「静粛にしてください。陛下から、此度の戦争についてお話があります。陛下。どうぞ。」
「コホンっ。皆に伝えたいー」
[太字]キーンッ![/太字]
「失礼。皆に伝えたいことがある。此度の戦争は、全て我ら人間が悪いのだ。いや、我ら政府及び軍隊が悪いのだ。だから。決して魔族を憎むことのないよう願いたい。」
[斜体]ざわざわ‥[/斜体]
「静粛に願います!」
「陛下!一体どういうことですか!?」
民衆が混乱し始めた。
「700年前の事件がきっかけなのだ。ヘルレシアの英雄の話があるだろ?その話は余の許可なく出兵した命令違反したヘルレシアが勝手に作り上げた嘘だ。」
「陛下!なぜ、ヘルレシアを処罰しなかったのです!?」
「当時、余のことを信じる者などいなかった。余は、魔王ライムの友人という関係からな。」
「っーーー!?」
「しかし、余が口を塞いだからこそ起きた戦争だ。これは、余の責任だ。しかし、これだけは誓おう。決して民衆には被害が及ばぬよう守ると。そして、話は軍隊だけになるが、此度の戦争の勝利条件は魔王ライムの怒りを鎮めることだ。いいな?」
「「御意!」」
「みんな。いいかな?ボクの話を聞いてほしい。ボクはここ650年間魔王を努めてきた。勿論これからも続けるつもりだ。今回の戦争。正直、今までで一番大規模だ。そして、魔王としての仕事は今までで一番だと感じている。その戦争の回避は不可能だ。しかし、抵抗はできる。ボクたち魔族がこの世界の秩序となって平和を作るぞ!それと、ボクとガルムの戦闘を邪魔することは認めないから!」
「もちろんでございます。我ら魔王ライム様の配下一同。貴方様のために命を捧げます!」
魔族軍は全員敬礼した。
「皆。余を許すことができぬかもしれぬが、此度の戦争で余と魔王ライムが和解できるまで持ちこたえてくれ!」
「我ら魔族の今まで受けてきた人間からの差別に対しての怒りを存分にぶつけろ!ボクが許す!全力で叩き潰せ!!今回の戦争はボクら魔族が!!」
「我ら人間が!」
「「必ず勝利を掴み取る!」」
「「御意!!!」」
戦争の準備が整った。
「とりあえず‥戦争は実行させられそうね‥。後は、憎いライムと私を裏切ったガルムを殺すだけ‥。」
白き悪魔、メーデスがそうつぶやき、戦争の準備に入った。
翌日。
「そろそろ時間だな。」
「陛下。我ら一同は陛下と魔王ライムが昔に戻れるよう全力を尽くし、支援します!」
「ああ。頼んだぞ。」
「陛下!ご報告が。」
「なんだ?」
「スーザン国周辺の軍事施設及び街が魔族軍の侵攻を受けました!」
「来たか…。皆のもの!至急、魔族軍に備えよ!!」
「はっ!!」
続く…
朝から頭痛が治らない。
「アーッ!!痛くて集中できない!」
「ライム?どうした?」
「朝から頭が痛くて。」
頭を押さえながらそう言った。
「痛覚軽減があんだから。思い込みで痛さがましてんだろ。」
軽笑してそう言った。
「いや。痛覚軽減あるから大丈夫ってボクも思ってたから。それでも収まらんのよ。」
「ははっw覚醒でもするんじゃないか?」
「800歳で覚醒する奴いる?」
今更だが、ライムは800歳なのだ。しかし、龍には寿命がないので関係ない。不老不死である。ガルムとフォルン、ヘルレシアは超克服者で、寿命はない。この3人も不老不死である。
「いや、いるぞ。メーデスなんかライムより年上なのに覚醒しかけてんだから。」
凶魔は数十万という年月を生きている。これは、霊祖と黎明も同じである。
「それもそうか。じゃあ、ボクも、もっと強くなれるのかな?」
「強くなるのは喜ばしいが、我は遠慮してほしいな。圧倒的にライムが強くなってしまうと、[漢字]戦闘[/漢字][ふりがな]遊び
[/ふりがな]がつまらなくなる。」
「今でも勝てないのに?」
とニヤニヤした。
「うるさい!」
ティアラは怒った。
「あははw」
あれっ?頭が痛くなくなった?
「頭痛治ったか?」
「ああ。それで、ティアラ。魔族軍隊、全員集めて。」
「幹部以外もか?」
「ああ。」
スーザン国
「レノンよ。国民を城の前に集めてくれ。戦の前の話をする。」
ガルムが険しい顔をして言った。
「はっ!」
(いよいよだな…。最悪、ライムが友ではなくなり、殺さねばならなくなるかもしれぬ。それだけは、回避したいものだ。)
幼なじみが友ではなくなるという恐怖心がガルムを蝕んだ。
(いや、そのような心配はいらぬ。何としてでも、ライムの怒りを鎮め、昔に戻る!)
「陛下。招集が完了しました。」
「そうか、では、行こう。」
…
「一体何が始まるんだろうな。」
「んなもん、私に聞かれても困るわよ。」
「静粛にしてください。陛下から、此度の戦争についてお話があります。陛下。どうぞ。」
「コホンっ。皆に伝えたいー」
[太字]キーンッ![/太字]
「失礼。皆に伝えたいことがある。此度の戦争は、全て我ら人間が悪いのだ。いや、我ら政府及び軍隊が悪いのだ。だから。決して魔族を憎むことのないよう願いたい。」
[斜体]ざわざわ‥[/斜体]
「静粛に願います!」
「陛下!一体どういうことですか!?」
民衆が混乱し始めた。
「700年前の事件がきっかけなのだ。ヘルレシアの英雄の話があるだろ?その話は余の許可なく出兵した命令違反したヘルレシアが勝手に作り上げた嘘だ。」
「陛下!なぜ、ヘルレシアを処罰しなかったのです!?」
「当時、余のことを信じる者などいなかった。余は、魔王ライムの友人という関係からな。」
「っーーー!?」
「しかし、余が口を塞いだからこそ起きた戦争だ。これは、余の責任だ。しかし、これだけは誓おう。決して民衆には被害が及ばぬよう守ると。そして、話は軍隊だけになるが、此度の戦争の勝利条件は魔王ライムの怒りを鎮めることだ。いいな?」
「「御意!」」
「みんな。いいかな?ボクの話を聞いてほしい。ボクはここ650年間魔王を努めてきた。勿論これからも続けるつもりだ。今回の戦争。正直、今までで一番大規模だ。そして、魔王としての仕事は今までで一番だと感じている。その戦争の回避は不可能だ。しかし、抵抗はできる。ボクたち魔族がこの世界の秩序となって平和を作るぞ!それと、ボクとガルムの戦闘を邪魔することは認めないから!」
「もちろんでございます。我ら魔王ライム様の配下一同。貴方様のために命を捧げます!」
魔族軍は全員敬礼した。
「皆。余を許すことができぬかもしれぬが、此度の戦争で余と魔王ライムが和解できるまで持ちこたえてくれ!」
「我ら魔族の今まで受けてきた人間からの差別に対しての怒りを存分にぶつけろ!ボクが許す!全力で叩き潰せ!!今回の戦争はボクら魔族が!!」
「我ら人間が!」
「「必ず勝利を掴み取る!」」
「「御意!!!」」
戦争の準備が整った。
「とりあえず‥戦争は実行させられそうね‥。後は、憎いライムと私を裏切ったガルムを殺すだけ‥。」
白き悪魔、メーデスがそうつぶやき、戦争の準備に入った。
翌日。
「そろそろ時間だな。」
「陛下。我ら一同は陛下と魔王ライムが昔に戻れるよう全力を尽くし、支援します!」
「ああ。頼んだぞ。」
「陛下!ご報告が。」
「なんだ?」
「スーザン国周辺の軍事施設及び街が魔族軍の侵攻を受けました!」
「来たか…。皆のもの!至急、魔族軍に備えよ!!」
「はっ!!」
続く…