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全然警告じゃないんだけどさ、ほら?私可愛い子には辛い目にあって欲しくなっちゃうからさ?今の段階じゃグロテスクにはならないけど?なっちゃう可能性も無きにしもあらず?なーんで!グロかったら教えてください

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葬られし花、今宵咲き初む

#5

苧環

アルミレド王国の夜は更け、執務室には国王レオンハルトである私と、彼の傍らに控える執事レオの二人だけが残されていた。煤が少なく長持ちする蝋燭の灯りが、静かに書類を照らしている。

「レオ、この財政報告書、一部計算が合わない箇所がある。確認してくれるか」

「かしこまりました」

 [漢字]彼[/漢字][ふりがな]レオ[/ふりがな]は恭しく一礼し、書類を受け取った。その所作は完璧で、王族直属執事の試験で満点を取っただけの実力は伊達ではない。平民出身でありながら、貴族の誰よりも優秀な彼を、私は高く評価していた。腐敗した貴族政治を立て直すには、身分に囚われない有能な人材が必要だ。[漢字]彼[/漢字][ふりがな]レオ[/ふりがな]はその希望の光だった。
 しかし、最近になって、私はレオに対して拭い切れない違和感を抱き始めていた。
 ある日の午後、庭園での外交官との会談を終えた時のことだ。外交官が冗談を飛ばし、周囲が和やかな笑いに包まれた瞬間、レオの口元がほんのわずかに、氷が解けるように緩んだ。すぐに無表情な執事の顔に戻ったが、その一瞬の笑みは、感情を表に出すことを恐れているような、隠すことを変に慣れているように感じられた。

(あの笑みは、まるで……)


[大文字]——違和感はそれだけではなかった。[/大文字]


 執務室で共に地図を広げ、隣国の軍事配置について議論していた時のこと。レオは流暢に各国の特徴を述べたが、グランディーニ帝国の話題になった途端、その声が一瞬だけ、ほんのわずかに震えた。

「風邪か?」

 レオンハルトがレオの顔を覗き込んで尋ねる。

「いえ、滅相もございません」

とすぐに否定した。

(グランディーニ帝国、世界一の大国。彼が平民の出だというなら、あの動揺は不自然ではないか?確か、レオはグランディーニ出身だと書いてあった…。故郷を恐れているのか?何故に...。)

 さらに、決定的な「予感」は、書類の受け渡し中に訪れた。
 私が新たな法令案の草案をレオに手渡した際、手が触れかけた瞬間、[漢字]彼[/漢字][ふりがな]レオ[/ふりがな]の肩が微かに震え、まるで火傷でもしたかのように素早く手を引いたのだ。そして、書類を受け取る指先は、戦場で剣を振るう男のそれとはあまりにも対照的に、細く、しなやかだった。
 私は、[漢字]彼[/漢字][ふりがな]レオ[/ふりがな]が常に着用している、首筋まで覆う質素な執事服の下に隠されたものを想像した。破廉恥な想像をしてしまい、ふるふると首を振る。

「そんなはずはないか…」

 低い声で私は唸る。

「……陛下?」

 訝しげに見つめる私に、レオが不安そうに問いかける。

「いや、何でもない。下がって休め。続きは明日だ」

 私は平静を装いながら、内心では確信に近づいていた。

(レオ、お前は一体、何者だ? そして、なぜ私の傍にいる?)

 私はレオの背中を見つめながら、考える。国王の「感」が告げていた。この優秀な執事は、何か大きな秘密を抱えている。そして、その秘密が、彼の国とアルミレド王国と無関係ではないかもしれないと。

作者メッセージ

シゴデキ同士の意思疎通に混ざりたい。
この国のメイドか⋯いや、私はそんな仕事できないからこの王宮のシャンデリアにでもなろう
希望はレオの自室か、レオンハルトの自室か執務室だな。

2025/12/29 12:00

ぴあのちゃん
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