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一部不快に思う暴言が出てくる可能性があります
……今からわかるってどういうことかわからない。
上に行くって言われても、この周りには階段とか、梯子はしごとか、上にのぼるものはない。
さらに、首領様が上がどうのこうのって言った時、オルカの様子も変だった。
しかも、首領様と羽瀬川が一緒に来たし。
いつ出会ったんだよ…
華野ヨウ『な、なあ、オルカ。』
羽瀬川オルカ「…なんや。」
ヨウ「首領様とはお知り合いなのか…?」
思わず聞いてしまった。
首領「…そろそろ時間のようだ。」
美夜ココ「…え?」
首領「…また、会える日を楽しみに待っているよ。」
八田ルル『っ…死ぬのかよ…w、会ったばかりなのにさ。(少し凄い盗聴器で聴いてる)』
!?
八田の発言で、皆が動揺した。
日向りむ『し、死ぬって、どういうことですか…?』
オルカ「………」
オルカ「…私も…よくわからへんのやけど…」
オルカ『首領さんの目の呪いのせいで死ぬらしいねん…』
オルカ「…呪い発動ってこと」
…!?
呪い発動…?
というか、人間の目に呪いなんかあるか…!?
首領「…とりあえず、華野くんならわかってくれるだろう。」
首領「私は、皆の前で死ぬ」
首領「これからの何でも屋を、支えていってくれ。」
っ…
なんで…なんで…
なんで死ぬのを目の前で見なきゃいけねえんだよ…!
怖いのは苦手だ。
死だって怖いものだ。
俺に何ができるんだよ…!
ルル「…止める方法とかないの?」
ココ「確かに…呪いを解く方法とかありそうなんだけどな…!」
ヨウ「…はぁ…」
思わずため息をついた。
どうすればいいんだ…
りむ「ねえ、」
りむ「僕は、止めないよ。」
ココ「え?」
ルル「何言ってんのりむ。」
りむ「だって、首領だって死ぬことわかってる。」
りむ「もうみんなの前で死ぬって決めてるのに、アナタたちは止めるの?」
りむ「僕は絶対に止めない。」
りむ「会ったばかりだけど…」
りむ「……実は、本当は止めたいの。」
りむ「でも、こんな短時間で、呪いを解く方法とか思いつくわけないじゃん…」
……
確かに日向が言ってる通り、こんな短時間で見つかるわけない。
止めたいという気持ちは同じだ。
でも…
ココ「ココは止めたい。」
ココ「ごめんりむ。でも、考えは変わらない。」
ココ「もしかしたら、助けれるかもしれないじゃん。」
ココ「何かすれば、きっとできるよ。」
ココ「そんな簡単に諦めるなんて。りむらしくないね。」
ココ「ココは助けたいんだ。」
ココ「死なせたくない。」
ココ「まだ生きてほしい。」
りむ「……そう…だよね、死んでほしくない。」
りむ「でも…変わらない…気持ちは。」
助けれるかもしれない。
それをいち早く諦めたりむに対して、こちらはまだ助けれると思っている。
僕はまだ助けれる派だ。
僕には諦めるというルートはない。
次は俺が喋る番だな…
ヨウ「えっと、俺な…」
ルル「ストップ。」
?
急に八田から止められた。
冷たい風が吹く。
目の前に八田がいないはずなのに、変なこと言われそうだと、少し緊張する。
ヨウ「な、なんだよ…」
ルル『話してたら、死んじゃうよ。』
ルル「あと、首領様の寿命を分析して調べた結果、」
ルル『恐らく、残り5分ぐらいで死ぬ。』
!?
5…5分…?
短い。短すぎる。
こんなので助けれるか…?
ルル『これは…もう無理だな。』
ルル「ちな、首領様が喋ると、寿命が縮むと推測されているのだが…」
首領「……恐らくそうだね…」
え、首領様!?
りむ「首領様!いやだぁ…!死んじゃ嫌だ…!」
会ったばかりなのにさあ…!
首領「さよなら、みんな。」
首領「バイバイ。世界…。」
首領「何でも屋を、助けてくれ…。」
ルル「もう喋るな!!」
ココ「ちょ、強い口調…!失礼な…」
ルル「今はそんなどころじゃねえだろ!」
ルル「人が死ぬんだぞ!?」
ココ「っ…」
ヨウ「おい、お前ら!首領様が…!」
首領「さよな…ら…」
ばたっ(首領が倒れる音)
りむ「うわああああ!!」
[水平線]
首領様が亡くなった一週間後の話だ。
何でも屋の緊急会議だ。
嗚呼、緊急会議はいつ頃ぶりだろう。
今日は珍しく、八田もリモートじゃなくて、店まで来てくれた。
りむ「…みんな。」
りむ「…首領様のことはみんな絶対に悲しいと思う。」
りむ「でも、何もやらないなんてダメ。」
りむ「…僕が、僕が、」
りむ『僕が店主やる!』
みんな『!?』
え、日向が?
りむ「他にやりたい人、いない?」
……
りむ「僕、頑張るよ。首領様のために。」
りむ「みんなも頑張ろう!」
ルル「…そうだね、そうだね。」
ココ「首領様がいなくても、ココたちやっていけるよ。」
そうだ。
俺ら、なんでずっと動いてなかったんだろう。
俺らが動かないといけねえのにな。
ヨウ「よし、いこう!やろう!頑張ろう!」
オルカ「そうやな。落ち込んでばっかじゃあかん!」
りむ「…で、どうするの。黄葉さん。」
黄葉ラボ『僕か。』
ラボ『…僕は、何でも屋やめるよ。』
りむ「…なんで?』
ラボ『そりゃあ、みんなを傷つけたお詫びと、あと、もう仲良くもしたくない。』
ラボ「じゃあね。またどこかで。」
嗚呼、行ってしまった。
背後が見える。
どこか泣いている。
りむ「じゃあ、またどこかで!」
[水平線]
僕らはあれから順調にやっている。
首領様のことは悲しい。
でも、首領様が言ったことを大事にして、これからも頑張る。
ただそれだけのことだ。
カランカラン♪(店のドアが開いた音)
ヨウ「おかえりなさいませお客様。」
ヨウ『探し物から欲しいもの、お金も殺しも受け付けます。』
ヨウ『この"名"の通り、何でも叶えて差し上げましょう。』
上に行くって言われても、この周りには階段とか、梯子はしごとか、上にのぼるものはない。
さらに、首領様が上がどうのこうのって言った時、オルカの様子も変だった。
しかも、首領様と羽瀬川が一緒に来たし。
いつ出会ったんだよ…
華野ヨウ『な、なあ、オルカ。』
羽瀬川オルカ「…なんや。」
ヨウ「首領様とはお知り合いなのか…?」
思わず聞いてしまった。
首領「…そろそろ時間のようだ。」
美夜ココ「…え?」
首領「…また、会える日を楽しみに待っているよ。」
八田ルル『っ…死ぬのかよ…w、会ったばかりなのにさ。(少し凄い盗聴器で聴いてる)』
!?
八田の発言で、皆が動揺した。
日向りむ『し、死ぬって、どういうことですか…?』
オルカ「………」
オルカ「…私も…よくわからへんのやけど…」
オルカ『首領さんの目の呪いのせいで死ぬらしいねん…』
オルカ「…呪い発動ってこと」
…!?
呪い発動…?
というか、人間の目に呪いなんかあるか…!?
首領「…とりあえず、華野くんならわかってくれるだろう。」
首領「私は、皆の前で死ぬ」
首領「これからの何でも屋を、支えていってくれ。」
っ…
なんで…なんで…
なんで死ぬのを目の前で見なきゃいけねえんだよ…!
怖いのは苦手だ。
死だって怖いものだ。
俺に何ができるんだよ…!
ルル「…止める方法とかないの?」
ココ「確かに…呪いを解く方法とかありそうなんだけどな…!」
ヨウ「…はぁ…」
思わずため息をついた。
どうすればいいんだ…
りむ「ねえ、」
りむ「僕は、止めないよ。」
ココ「え?」
ルル「何言ってんのりむ。」
りむ「だって、首領だって死ぬことわかってる。」
りむ「もうみんなの前で死ぬって決めてるのに、アナタたちは止めるの?」
りむ「僕は絶対に止めない。」
りむ「会ったばかりだけど…」
りむ「……実は、本当は止めたいの。」
りむ「でも、こんな短時間で、呪いを解く方法とか思いつくわけないじゃん…」
……
確かに日向が言ってる通り、こんな短時間で見つかるわけない。
止めたいという気持ちは同じだ。
でも…
ココ「ココは止めたい。」
ココ「ごめんりむ。でも、考えは変わらない。」
ココ「もしかしたら、助けれるかもしれないじゃん。」
ココ「何かすれば、きっとできるよ。」
ココ「そんな簡単に諦めるなんて。りむらしくないね。」
ココ「ココは助けたいんだ。」
ココ「死なせたくない。」
ココ「まだ生きてほしい。」
りむ「……そう…だよね、死んでほしくない。」
りむ「でも…変わらない…気持ちは。」
助けれるかもしれない。
それをいち早く諦めたりむに対して、こちらはまだ助けれると思っている。
僕はまだ助けれる派だ。
僕には諦めるというルートはない。
次は俺が喋る番だな…
ヨウ「えっと、俺な…」
ルル「ストップ。」
?
急に八田から止められた。
冷たい風が吹く。
目の前に八田がいないはずなのに、変なこと言われそうだと、少し緊張する。
ヨウ「な、なんだよ…」
ルル『話してたら、死んじゃうよ。』
ルル「あと、首領様の寿命を分析して調べた結果、」
ルル『恐らく、残り5分ぐらいで死ぬ。』
!?
5…5分…?
短い。短すぎる。
こんなので助けれるか…?
ルル『これは…もう無理だな。』
ルル「ちな、首領様が喋ると、寿命が縮むと推測されているのだが…」
首領「……恐らくそうだね…」
え、首領様!?
りむ「首領様!いやだぁ…!死んじゃ嫌だ…!」
会ったばかりなのにさあ…!
首領「さよなら、みんな。」
首領「バイバイ。世界…。」
首領「何でも屋を、助けてくれ…。」
ルル「もう喋るな!!」
ココ「ちょ、強い口調…!失礼な…」
ルル「今はそんなどころじゃねえだろ!」
ルル「人が死ぬんだぞ!?」
ココ「っ…」
ヨウ「おい、お前ら!首領様が…!」
首領「さよな…ら…」
ばたっ(首領が倒れる音)
りむ「うわああああ!!」
[水平線]
首領様が亡くなった一週間後の話だ。
何でも屋の緊急会議だ。
嗚呼、緊急会議はいつ頃ぶりだろう。
今日は珍しく、八田もリモートじゃなくて、店まで来てくれた。
りむ「…みんな。」
りむ「…首領様のことはみんな絶対に悲しいと思う。」
りむ「でも、何もやらないなんてダメ。」
りむ「…僕が、僕が、」
りむ『僕が店主やる!』
みんな『!?』
え、日向が?
りむ「他にやりたい人、いない?」
……
りむ「僕、頑張るよ。首領様のために。」
りむ「みんなも頑張ろう!」
ルル「…そうだね、そうだね。」
ココ「首領様がいなくても、ココたちやっていけるよ。」
そうだ。
俺ら、なんでずっと動いてなかったんだろう。
俺らが動かないといけねえのにな。
ヨウ「よし、いこう!やろう!頑張ろう!」
オルカ「そうやな。落ち込んでばっかじゃあかん!」
りむ「…で、どうするの。黄葉さん。」
黄葉ラボ『僕か。』
ラボ『…僕は、何でも屋やめるよ。』
りむ「…なんで?』
ラボ『そりゃあ、みんなを傷つけたお詫びと、あと、もう仲良くもしたくない。』
ラボ「じゃあね。またどこかで。」
嗚呼、行ってしまった。
背後が見える。
どこか泣いている。
りむ「じゃあ、またどこかで!」
[水平線]
僕らはあれから順調にやっている。
首領様のことは悲しい。
でも、首領様が言ったことを大事にして、これからも頑張る。
ただそれだけのことだ。
カランカラン♪(店のドアが開いた音)
ヨウ「おかえりなさいませお客様。」
ヨウ『探し物から欲しいもの、お金も殺しも受け付けます。』
ヨウ『この"名"の通り、何でも叶えて差し上げましょう。』
- 1.この"名"の通り、何でも叶えて差し上げましょう。 Part1
- 2.代償として、アナタの感情を頂きます。Part2
- 3.僕、このお仕事は得意ですよ?Part3
- 4.君の願いも叶えてあげる。それが何でも屋だから。Part4
- 5.何でも屋は名前も決めてあげます。Part5
- 6.新人舐めたらあかんで?Part6
- 7.未知の世界へようこそ♡ Part7
- 8.番外編『花粉症』
- 9.誰が僕を止めるって?Part8
- 10.私の大事な仲間やから Part9
- 11.僕らは何でも屋ですから。Part10
- 12.夢じゃなくて僕は嬉しいよ。 Part11
- 13.あなたはもう、仲間じゃない。Part12
- 14.何でも屋を、助けてほしいんだ。 Part13
- 15.君は、何でも屋を助けれる覚悟はあるかい? Part14
- 16.もう仲良くなる理由なんてないだろ…? Part15
- 17.この"名"の通り、何でも叶えて差し上げましょう。 Part16(最終話)
- 18.Season Second 「Part1」
- 19.Season Second 「Part2」
- 20.Season Second「Part3」
- 21.Season Second「Part3」
- 22.Season Second「Part4」
- 23.何でも屋 バレンタイン2023
- 24.Season Second「Part5」
- 25.何でも屋バレンタイン2024
- 26.Season Second「Part6」
- 27.Season Second「Part7」
- 28.Season Second「Part8」
- 29.Season Second「Part9」
- 30.何でも屋 設定資料/バームクーヘンの日小説2023
- 31.『何でも屋』バームクーヘンの日小説2024
- 32.『何でも屋』Season Second「Part10」
- 33.Season Second「Part11」
- 34.Season Second「Part12」
- 35.Season Second「Part13」
- 36.Season Second「Part14」
- 37.Season Second「Part15」
- 38.Season Second「Part16」
- 39.Season Second「Part17」
- 40.Season Second「Part18」
- 41.Season Second「Part19」
- 42.Season Second「Part20」
- 43.『何でも屋』Season Second「Part21」
- 44.『何でも屋』Season Second「Part22」
- 45.『何でも屋』Season Second「Part23」
- 46.『何でも屋』Season Second「Part24」
- 47.『何でも屋』Season Second「Part25」
- 48.『何でも屋』Season Second「Part26」
- 49.何でも屋バレンタイン2025
- 50.Season Second「Part27」最終話
- 51.番外編『手料理』
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